今も旅は続いています。
実に様々な出来事が続いたおかげで、
パソコンに向かう時間をなかなか取れなかったのですが、
ようやく書き始めることができるようになりました。
でははじまり、はじまり~・・・

旅に出たのは10日の朝です。
約一ヶ月前にかみさんが風邪っぽくなり、3週間前ほどにはU太が、
そして一週間前からはKAN太が咳き込むようになりました。

かみさんの妹の下の子が「RSウィルス」とかいう病気で
年末に一週間入院したこともあり、「もしかしてKAN太、お前もか?」
と疑いましたが、症状はそれほどひどくもないので、
とにかく自宅で安静にさせ、様子を見ておりました。

ところが、かみさんが「意地でも旅に行けるように見守る!」
と気合を込めたお陰か、旅に出る朝になって症状は回復。
予定通り家族揃っての旅となったのでした。

直前の天気予報では10日から大寒気がやって来るとのことで、
相当な覚悟をして「よきかな号」で出発です。
加子母から坂下経由で国道19号に入り、下道を行きます。

途中、木曽福島あたりで積雪5cmほどでしたが、天候は概ね良く、
驚いたのは「10・11日は終日雪」との信州・池田町ではほとんど雪は無し。
「ああ、これはどんど焼きの準備だね。」と、
のどかな風景に目をやりながらのドライブで、
無事最初の目的地・シャンティクティに到着。
1どんど焼き

シャンティクティでは臼井さん一家が迎えてくれました。
かみさんが勤めていた、
かの有名なシャロム・ヒュッテでオーナーの臼井さん一家と出会って以来、
何度となく臼井さんとは会ってきていますが、
今回の私は今までになくハイテンションな気分で
お会いするのを楽しみにしていました。

というのも、加子母の「循環型地域づくり研究会」が、
2月に公開勉強会を開く予定でおりまして、
その講師のお一人に臼井さんにお願いすることになったのです。
そしてその打合せをするというのが、今回の旅のきっかけなのです。

また、「よきかな号」のSVOシステムを臼井さんは見たことがないので、
是非見てもらいたいとの気持ちもありました。
もともと臼井さんからこの情報をいただいて以来、
数年越しの出来事でしたからね。

さて臼井さんとの話題は実に多岐に渡りまして、
二人きりでこれほど話したことは今まで無かったと思います。
とても充実した時でした。
その中でも、今日は特に一つの話題に絞って報告します。
それは「ぬかくど」です。

「ぬかくど」は籾殻(もみがら)を使う「くど」のことです。
かつては国内で大ブームだったそうですが、
今やすっかり廃れてしまいました。
でも最近になって注目されてきているとのこと。

市販されている「ぬかくど」もありますが、そのお話は後日するとして、
今回は臼井さんが製作した「ぬかくど」で実際にご飯を炊いていただきました。

まずは本体を設置します。
これはペール缶に穴を開けたものです。
ペール缶はガソリンスタンドに行けば無料で手に入ります。
この穴の開け具合がコツだそうでして、何度も試作したとか。
2設置

そしてこれが中にはめる芯です。
この芯はケチャップの缶だそうです。
この穴の具合もコツがいるらしい。
3芯

芯を本体の中央にセットします。
見えにくいですが、本体底の数箇所にクリップが挟まっています。
これは本体をわずかに浮かせて底から空気が入るようにしたコツです。
4芯セット

芯に一旦蓋をして、本体とのすき間にもみがらを入れます。
もみがらは精米所の脇で無料で手に入ります。
5蓋をして

蓋を外すと、ほれこの通り。簡単に籾殻がセットされました。
6蓋を外す

点火は杉の落ち葉で。もちろん無料。
とても火付きが良いです。
7火を入れる

その上に研いだ米と水を入れた釜をセットします。
この釜は「あげますコーナー」でいただいたので無料とか。
8燃える

想像していたよりも火力はかなり強く、
あっと言う間に釜から湯気が出てきます。
9すぐに湧く

セットして20分強で炊き出しは終了。
釜を外すと、籾がまだ少し残っていましたが、
ほぼ全体が燃え切っておりました。
これに水をかけて冷やすと、
土地改良材として注目されている「もみがらくん炭」のできあがり。
91終わった

釜はしばしそのままにして蒸らします。
敷物は藁を編んだ昔ながらのスタイルのものです。
お手製なのでこちらも無料。
92鍋敷き

さぁ、夕食の時間です。
とっても上手に炊けました。
ほんの少しおこげがあるのが、これまたとても美味しいです。
93焚けたご飯

ということで、とっても簡単に、
とっても美味しいご飯が出来る一部始終を見せていただきました。
これって結構感動モノでしたよ。
味もさることながら、そのプロセスに感動です。

というのも、この「ぬかくど」、本当にお金をかけていないのです。
装置の材料はもとより、燃料もタダです。
全て身の周りのもので済ませています。
これこそ循環型の暮らし、「足るを知る」暮らしそのものではないのか?
しかもとても心が豊かになり、美味しいときたもんだ。

今回の旅では他にも感動的な出来事が続いていますが、
この「ぬかくど」との出会いこそが今回の旅の象徴的なトピックスで、
私たちのこれからの生きる姿勢を暗示しているかのように感じます。

そして旅から戻ったらモチロン私もやってみます。
でも私は「ペール缶式ぬかくど」では始めないつもりです。
実はとっても良いアイデアが浮かんだのです。
それは何か?
ふっ、ふっ、ふっ。お楽しみに。

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