わたなべさんに案内していただき、
向山さんが建設中のレストランに向かいました。

「腹鼓亭」と呼ばれるお店の場所を簡単に説明しますと、
白州・道の駅近くのT字路交差点を尾白川渓谷に向かって入って行き、
中学校と尾白川渓谷を右手に見ながら林を突き抜けると集落が現れます。
その集落の中心あたりの信号を左に曲がり、
しばらく進んで「どこか」を左に曲がると見えてきます。
(こんな説明で分かるのだろうか・・・)

この日は雪が舞っておりました。
周りに他の家屋が見えない風景の中、颯爽と建つ「腹鼓亭」。
太陽光と熱をフルに活用できそうです。
1建物アップ

建設中の店内に入らせていただくと、大きな柱が目に入ってきました。
樹齢100年ほどの杉だとか。かなりの存在感です。
2大黒柱

他にも大きな柱や梁がありますが、共通した特徴があります。
それは樹皮を剥いだ後に見える「虫の進んだ跡」を残していることです。
この発想は私も同じ思いです。この方が自然だし、アートです。
3虫の跡1

この店は向山さんの様々なこだわりが凝縮されています。
まず、電線、水道、ガスを引いておりません。
また壁や床に塗る油は、赤ちゃんが舐めても安心な、
米から生まれた塗料「キヌカ油」です。
一斗缶(18リットル)で10万円もするのですと!
5キヌカ油

屋根と柱の間には縄ですき間を埋めます。
ちょっとした使い方にセンスを感じます。
6すき間埋めロープ1

そして目玉の一つになるであろう調理具がこれ。
「ぬかくど」です。
臼井さんの自作を先日紹介しましたが、
こちらは市販の商品です。数十年間デザインを変えていないそうです。
ぬかくどを前にご満悦の向山さん。
7全体と向山さん

中の構造は臼井さん自作バージョンと同じですが、
空気の通し方や、籾の落とし方に工夫があります。
小さい芯が組みあがるようになっており、上にいくほど径が大きくなります。
8中2

このぬかくど、何と「煙が出ない」のだそうです。
だから屋内でも煙突無しで使えるのだとか。
それが本当ならば画期的!
8万円ほどするそうですが、買う価値はあるかもね。
でも私は自作しますが。少しアイデアもあるので。

このお店、今春オープンだそうですが、かなり話題を呼ぶでしょうね。
「社会との関わりをどんどん減らしている。」と語る向山さんですが、
きっとこの地の人気スポットになり、人々が集うことになるだろうなぁ。
4店内

「少し場を変えましょう。」と移動しましたが、
向山さんの車、強烈にメッセージを発していますね。
いやはや畏れ入ります。
9車

そこは我が家並の古民家でした。
予定よりも時間がおしたので長居はしませんでしたが、
土間には例の「手動もみすり機」が!
こうやって、あるところにはあるんですね。
うちのも早くメンテを終了させようっと。
91もみすり機

そしてその脇には、なかやさんご愛用の「インペラ式もみすり機」。
雑穀をそだてようとするならば、とても便利な代物だそうです。
これの出物を探しているのですよ。どこかにないかな?
92インペラもみすり機

また「ちょっと寄りましょう。」と入ったハウスの中では、
干し芋を製作中でありました。
サツマイモをふかし、一つずつ手で皮をむき、
93皮むき1

ゆで卵きり器と同じ要領でスライスして、並べて干しておられました。
94切る

外は極寒の雪。そんな中、黙々と働く作業者さんの姿に感じ入りました。
作業する人々。彼らを雇い、信念を形にしていこうとする向山さん。
いろんな人生の形があるものです。
私たちはこれからどんな人生の軌跡を表わすことになるのかな・・・

向山さんについてはもっと語るべき話題があるのでしょうが、
今回はそのさわりだけにしておきます。
有意義だったのは、この後、向山さんをお連れして、
私たちの友人・ソイルデザイナーの四井さんにご案内できたことです。
その話は次回に。

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