FC2ブログ
昨日の朝、近所のススムさんからのメールを発見し、ビビッときました。
「古代米の種籾を幾つか分けてもらったのですが、要りませんか?」とのこと。

ススムさんは加子母で唯一「有機JAS」の認証を得ている農家さんで、
最近「中津川市有機農業研究会」なるものを立ち上げられました。
私は会の設立時に話し相手になったご縁で、
監査役を仰せつかっております。まだ何もしていないけれど。

何故、私が有機農業に関わっているのかというと、
知らぬ間に私たちは「有機農家」になっていたのですよ。
今の家と田畑に出会ったのが2004年の春です。
それ以来、農薬と化学肥料を使っていません。

特に「私たちは有機農家を目指すぞ!」と肩に力を入れた訳ではないのですが、
何も使わずに5年経ってしまっておりまして、
ススムさん曰く、「立派な有機農家」なんですと!

さて冒頭のメールを見て、私は即行動を起こしました。
というのも、「今年はいつ種おろしをしようか?」と思案していて、
まさに今日がベストタイミングだったからです。
早速ススムさん宅を訪問し、既に根の出た古代米をいただきました。
一つずつ紹介しましょう。

まずは「紫米(むらさきまい)」です。
細長くてイキがいいです。(何をもってイキなのか分かりませんが)
1紫米

この稲、育つと相当背が高くなるそうです。
ですから神事の縄などに重宝されるとか。
ちなみ福岡県の昔の農具についていた籾から
増やしてきたものだとか。
この手の話、どこかで聞いたことがあるような・・・
2紫米の背丈

次は「黒米(くろまい)」です。
これは私も育てているので分かります。
(ところが、我が家の「黒米」は意外な展開をみせておりまして、
この話は長くなるのでまた別の機会に。)
3黒米

そして「赤米(あかまい)」です。
前の二つに比べてまんまるっこいですね。
ただ色が違うだけではないのです。
今回の黒米と赤米は、京都の方で神事用に育てられていたのを
分けてもらったとか。
4赤米

そしてこれが「カンニホ」というそうです。
どこか外国の米かと思って調べてみると、「神丹穂」という字で、
赤米の一種らしい。
こちらのブログを拝見すると、見事な穂の色です。
こんなのがうちの田んぼにたなびくといいなぁ。
この稲、ものすごく成長が遅いそうなので、加子母で育つかどうか・・・
5カンニホ

さぁ、では種おろしを始めましょうか。
うちには小さな面積の「田」が5面あります。
そのそれぞれの隅で苗代を作ることにしました。
まずはその場所の下草を刈ります。
6下草を刈る

そして、40cm×2mほどの面積で、厚さ3cmほどの表土をめくりました。
これであらかたの草の根が除かれました。
めくる度にミミズ君たちがわらわらと出てくるのが嬉しいです。元気に育てよ!
7表土を剥ぐ

軽く米ぬかをまきました。
本当は2週間ほど前にすべき作業なのだけれど、どうか根が腐りませんように。
その後、小レーキで土を軽く掘りながら米ぬかを混ぜ込んでいきました。
8米ぬかをまく

そして米をおろします。
バイブルには「3cm間隔で」とありますが、
せっかくいただいた米を余らせることもないので、
つい密にまいてしまいます。これは赤米。
9米をおろす

小レーキで軽く地面を叩いて締め、軽く土をかけ、
細かい刈り草と藁を敷きました。
どうか鳥が食べてしまいませんように。
10藁を敷く

この作業を4面で行いました。
「一カ所で作れば楽なのに。」とかみさんは言いますが、ま、いいじゃない。
それぞれの持ち場の田で育つ苗というのも面白いでしょ?
11四つできた

さて残るはあと一つの面です。
三年間育ててきている古代米(たぶん緑米)にする予定ですが、
以前見つかった「加子母百年米」もあります。
もしこれがしっかりと芽を出したら、丁寧に育てなくては。
となると、田が足りないか・・・

などと思案していたら、朝会ったススムさんが別の米を持ってきました。
「内モンゴル米」だそうです。
「古代米に近いらしいよ。」とのことで、置いていかれましたが、
さてどうしよう?いよいよ面積が足りなくなってきました。
12内モンゴル米

本当は今年は田を広げるつもりでした。
でも何かと「退屈しない状況」になってきたので、
昨年のままの面積でいくことにしたのですが、
これはやはり広げるべきか?
GWにウーファーが来るので相談しようっと。

ともかく、この時期に種おろしができたのは大収穫です。
今年は春が早いので実はやきもきしていました。
米のためにも、私たちの精神的にも、大変良いタイミングでした。
きっかけをいただいたススムさん、ありがとうございました!
順調にいけば、今年の米作りは相当面白いことになりそうです。
Secret

TrackBackURL
→http://maasan.blog19.fc2.com/tb.php/1388-762f30bc