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「うちでは2006年から米を育てています。」
なんて言うと、「自給しているのですか!」と驚かれますが、
とてもとても。
まだ我が家の食卓にお目見えできるような状態ではありません。

まず、田の面積がとても小さいことと、
いわゆる「自然農」的なやり方を自己流に試行錯誤しながら、
それもいい加減にやっているのですが、収量がとても少ないのです。

しかもいまだに「もみすり」をしていません。
裏の離れ家から見つかった「手動もみすり機」
メンテがまだ終わっていないのです。
だから三年分の米が貯まっています。

そして我が家では古代米を育てています。
古代米というのは、それだけではとても食べられるものではなく、
現代の白い米に少量を加えて炊くのが一般的です。
ですからうちは米は買っています。
米作りは私にとって「自然と会話する儀式」のようなものです。

ところで我が家の古代米ですが、ずっと「黒米」だと信じていました。
ですから過去のブログでは、「黒米」と書き続けています。
ところが、昨年に画像を見たこいわさんから、
「これって緑米じゃないの?」と指摘がありました。

「でも、籾を剥いたら黒かったですよ。」と答えていたのですが、
いざ収穫すると確かに緑だ。
エッ?私って黒色と緑色の違いも分からないほど老化してしまったのか!

ところが、改めて籾を比較してみて、再度ビックリ!
これが昨年に収穫した米です。
1緑米?

そしてこちらが一昨年、つまり2007年の収穫米。
2黒米?

全く風情が違うでしょ?
でも私は2007年の籾を播いて2008年の米を収穫したのですよ。
何とうちの田んぼは、一年で作物を変異させてしまうのか?
実際に剥いて比較してみましょう。
左が2007年、右が2008年の収穫米です。
3比較

ね、すごいでしょ?この違い。
この時点で私は本当に訳が分からなくなっていました。

ところがつい最近になって新たなことを発見!
2006年の米を改めて見ると、上の二種類の米が混じっていたのです!
そんなことに今頃気づく私は馬鹿か?

「そういえば・・・」
初めて米を育てた2006年は、
二方面から「黒米」の籾を手に入れたのでした。
一つはかみさんがネットで手に入れた、間違いのない黒米。
もう一つは近所の産直市で装飾用に販売していた、一房の「黒米」。
どうも後者の方は実は「緑米」だったようです。

そこで推理が進みます。
2006年は二種類の籾からそれぞれ発芽し、収穫時に混ぜてしまった。
(この行為は確かに記憶があります。)

2007年、その「合同米」を播いた。
(これも記憶がある。だってそれしか手元になかったから。)
ところが、2007年は何故か長い「黒米」だけが芽を出したのではないか?

そして2008年、私は2007年の籾だけを播いたつもりだったが、
実は2006年の「合同米」も混ぜて播いたのではないか?
(僅かながら、そんな記憶がうす~く甦ってきました。)
ところが昨年はその合同米のうちの緑米だけが発芽し、
収穫に至ったのでは?

つまり、その年の気象条件や、私の怠慢により、
我が家の田は米が育つのにリスクが高いのですが、
毎年かろうじてどちらかの米が育ってくれたのではないか?
というのが私の推測です。

ならば今年はどうするか?
迷いはありません。両方育ててみよう!

そしてそして、我が家には期待のホープ、
「加子母百年米」がいるのでした。
こいつは何とか発芽させたいなぁ。
4加子母百年米

試しに水に浸けてみると、半分が沈みました。
ひょっとして本当に期待できる?
5水に入れる

この米については、一つでも出てくれれば御の字です。
ですから、ほとんどは我が家で発芽を試しますが、
ほんの一部(20粒ほど)だけは、
近所でハウスを持つマサ君にお願いしました。

マサ君は獅子舞の獅子役の若者で、最近はでっかいメロンを育てています。
先日、獅子舞の練習会の際、
「加子母百年米」の発芽に協力すると快諾してくれました。

一応そういった保険もかけておいて、いよいよ発芽に挑戦です。
昨年までは前夜に水を含ませる程度だったのですが、
今回は慎重に臨むことにしました。
これらの上に、ビニールカバーをかけて発芽を期待します。
6水に浸す

さぁ、どうなるかな?
全てうまく出てくれますように。

ところが新たな課題が登場!
本当に全部芽を出したら、どうする?
田植えする場所は小さな1面しか残っていません。
ということは、新たに田を作る必要があるということか。
限られた時間の中で、何をどこまですべきか、
決断の時はいつ?
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