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さぁいよいよご紹介の時がやってきました!
「太陽光発電ワークショップ」の報告です。
まずは前夜祭から。

昼間の「六ヶ所村ラプソディー」上映会の興奮冷めやまぬまま、
温泉に向かい、ビールで乾杯。
夕方にやってきたウーファー・ジョシュアも一緒です。
直前のやりとりから「ミスター・コンペキ!」と呼ばれて、とても嬉しそうです。
1前夜祭

名古屋からフェリックス一家もやってきて、何だか大騒ぎ。
そしていつまでも飲んでいて眠らない。
私の自慢「5升の20年もの泡盛」がどんどん減っていきます。
こいつは飲んだ分量だけ酒を足せば復活するのですが、
最近は減り過ぎましたので、しばし封をすることにします。

宴は続きました。
宮城の倉田さんは、「みんな、何しに来たか分かってんの?
明日が本番だよ。明日は作業だよ。ムニャムニャ・・・」
とか言いながらソファーで撃沈。

そしてやがて一人また一人と撃沈していき、
最後の人が寝たのが2時。
でも長野の小出さんは、「えっ、もう寝るの?」と不満そう。
おやすみなさい・・・zzz

さぁ、一夜明けて快晴の朝です。
今回、私の都合で「日・月」のイベントとなったのですが、
これが土日だったらまるで雨でした。
本当に天候に助けられました。

朝、居間で設計図を書きながら作戦会議。
今回、ただ設置するのではなく、
太陽の動きに合わせてパネルを動かそうとしました。
ところが、「地球の自転と公転のそれぞれに対応して設置するのです。」
と和田さんが何度も説明してくれるのですが、
その理屈を私が理解できません。

ようやく時間をかけて理解!
「こんなの、中学生の理科ですよ!」と和田さんに呆れられました。
「でもこんなの、大人の社会では出てきません!」と開き直る私。

次は設置位置の決定です。
これがまたなかなか決まらない。
影が入らない場所で、母屋からさほど遠くない場所となると、
どうしても前の畑の中ということになります。
すると「畑の面積を減らさないで!」とのかみさんストップがかかるのです。

「何故、トイレの屋根だと駄目なの?」とかみさんが目で訴えますが、
「駄目、絶対駄目!」とどこかで聞いたような台詞で拒絶する私。
この時点でどんなものができるかというイメージは無かったものの、
「きっと物凄いプレゼンテーションができるものになるはず!」
という予感があったので、是非とも目の前で見える形にしたかったのです。

すったもんだした挙げ句、
先日植えたばかりのジャガイモ畑を半分使うことに決定!
そして必要な部材を求める旅に出ました。

ほどなく必要な部材を得て帰ってきた私たち。
さぁ、始めるぞ! という時に誰かが「地鎮祭はしないの?」
こんなことを言う人は誰かさんです。
「じゃあしようか?」ということで、
焼酎と塩を盛り、昨年収穫した稲の穂を和田神主が振って、
「かしこみ、かしこみ、・・・」と神妙に(嘘)祈ります。
2かしこみかしこみ

さて、始めようか? という時に、「えっ、鍬入れは?」
こんなことを言う人も誰かさんです。
ということで、いわゆるヤラセで鍬入れ撮影。
ようやく作業が始まりました。
3鍬入れ式

この時点で10時半を回っていました。
いきなり何だか本格的な作業が始まっております。
その姿を見て、私はもう「大船に乗った気分」。
4作業開始

そして、本来ならば私もその場にいるべきだったのかもしれませんが、
「せっかくだから、今の旬の料理を味わって欲しい」欲が湧いてきて、
「ワークショップの方はこれだけプロが揃っているのだから大丈夫!」と、
ジョシュアを誘って昼食の食材を採りに山に入りました。
だってコシアブラがまさに最盛期だったのですから。
6コシアブラ

時たま作業を覗き込むと、電柱の地中部分に防腐剤を塗るなど、
実に細やかな作業をしてくれています。
5防腐剤

一方、ジョシアと私チームは、岩魚をゲットして早速さばきます。
8岩魚さばく

次第に土台が立ち上がっていき、何だか凄そうだぞ!
7作業遠景

こちらも順調に収穫できました。
特に栽培シイタケがバッチリ!
子供達とわいわい言いながら収穫しました。
9収穫

意気揚々と戻ってきて、昼食の準備にかかります。
でも実はワークショップ・チームは、あるジレンマ陥っていたようでした。
それが証拠に、昼食時は皆さんそれぞれ思案顔で、
はっきり言って冴えない顔つきだったのです。
言い換えると、前夜の酒が今頃出て来たかのような疲れた様子です。

この時の様子を、倉田さんが後で解説してくれました。
「ま、船頭三人寄れば、船、山に登ると言ってね。」
なるほど、そんな状態だったのですか。

私は当初、午前中の作業に出ていなかったことが良くなかったのかと
反省しておりましたが、
かと言って、簡単な昼食では申し訳ないとも感じていたのです。
でも倉田さんのその台詞を聞いて、妙にひと安心。
なぁんだ、その場に私がいても、きっと役に立っていなかったろうね。

午後からは私も参加しました。
当初、木の電柱を立てる予定でしたが、
「この長い単管でいいんじゃないの」ということになり、
いざ立ててみると、こりゃいいわ!完成したら旗をたなびかせよう!
11ポール立て

そして、その後は何だかテキパキと作業が進み、
というか、「おいおい、陽が沈むぞ!」というプレッシャーを
誰もが感じながら、何と!日没間際になってギリギリ仮設定が完了!
この時点ではまだ配線が完成していませんでしたが、
何とか目処がついたのでした。
小出さんは途中で帰られたので映っていませんが、ありがとうございました!
12一旦設置

それにしても凄いものができましたよ。
これってまるでこれですよ、人工衛星。
13人口衛星

さぁ、では細部については明日紹介しましょうか。
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