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「現状逃避(!?)シリーズ第二弾」、いきます!

一昨日、衝撃(不可解?)な画像でデビューしていただいた高野先生。
環境学の世界では知る人ぞ知る存在です。

先生と私が初めて会ったのは、去年の暮れ。高山でした。
「農林漁業バイオ燃料法」という法律が施行させるにあたっての、
説明会を聴きに行った時に、発表者の方々の中に高野先生がいらっしゃったのです。

でも私は高野先生のことは知りませんでした。
一方、先生は私のことをご存知で、
「あ、masanが来てるな。」と見つけておられたそうです。
というのも、先生は私のブログ読者だったのです。

その時は言葉を交わさず、年が明けた初春に、
加子母で高野先生の講演会が開かれました。
これは加子母地域審議会・林業部会の主催で行われたものでした。

私は別件があったので参加する予定がなかったのですが、
「どうも講演者の方がmasanのブログ読者らしいよ。」と伝えていただき、
「ならばせめて挨拶はせねばなるまい。」と、講演直前にちらっと伺ったのです。

その時の会話は15分程度のものでしたが、何か通じるものがあり、
私が事務局をしている「いかそまい会(循環型地域づくり研究会)」の話題を出したところ、
「是非、呼んでください!」と先生の方から声かけがあったので、
その機会を願っていました。

そして夏になり、今度は先生の方から「もりのいえに泊まりたいのだけれど。」
とのアプローチがあり、喜んでお迎えしたというのがいきさつです。

さて、先生と生徒さん達、そして仲間というか何というか、
先生が「加子母に行くぞ~!」という声に誘われて現れた人たちが
わらわらともりのいえにやって来てくれました。

初日は「もりのいえ」で実践している循環型の暮らしをご案内した後、温泉でひと休み。
そして私たちの仲間も加わって、和やかに夕食をいただきました。
そして夜には、私の区の獅子舞練習会を見学。
帰宅後も話し合い、とても楽しく過ごしました。

二日目は、地元の中島工務店・N社長が自ら運転して加子母を案内してくれました。
高野先生はこれまで何度も加子母を訪問していますが、
意外に加子母を見ていないことが判明し、
N社長が「それはいかん!ワシが案内する!」と言ってくれたのです。

まずは、加子母の山林をご案内。
綺麗に管理された山に、「奇跡的だ!」と声を上げる皆さん。
1山をご案内

材木市場では、ちょうど100年~120年ほどのヒノキが出されていました。
3材木市場

これがヒノキです。1㎥あたり10万円とか。
4ひのき

こちらはモミノキ。1㎥あたり5千円。
年輪の幅が大きいです。
大手ハウスメーカーはこのような材を多用しているのだとか。
5モミノキ

製材所。
6製材所

そして広大なプレカット工場。
7プレカット工場

「木のなんでも市場」。
8木のなんでも市場

最後に中島工務店のモデルルームと、実際に建ったばかりの家を視察しました。
9モデルルーム

木が育てられ、切り出されて加工され、家が出来上がるまでの
全ての場と職人さんが加子母に揃っています。
「どぎもを抜かれますね。」と高野先生のひと言。
確かに、こんな小さな村でこれほど揃っているところは、そうはないと思います。

予定を随分おして(予想通りではありましたが)、N社長に感謝して別れ、
急いで加子母総合事務所に向かいました。
会議室では、中津川市環境政策課の職員さんがお待ちでした。
早速会議が始まり、情報交換です。
10環境政策課と

中津川市の環境施策についての説明をひと通り伺い、質疑応答をしばし繰り返しました。
この時の内容については書きたいことが山ほどあれど、今では控えておきます。
ただこれだけは書いておきましょう。

実は私は行政向けのコンサルをしていた時期があり、
この手の計画をまとめるようなこともしていました。
ですから分かるのですが、行政の立てる計画って、
ま、あるパターンというものがあるのですよ。

・まず、世の中で広まっているテーマをまんべんなく押さえ、
・その上で「ここならではの独自性」を打ち出し、
・予算取り、つまり国や県の補助金をいかに引き出すかを模索する。
というパターンです。

最近は市民の声が大きくなってきて、
このようなパターンを打破するような試みも見られるようになってきましたが、
大多数が上に挙げたようなパターンに収まるのがほとんどですね。
中津川市には、「焦らず、背伸びせず、地に足をつけた市民参加」の計画を
是非推進していただきたいものです。

会合の後には、中津川市が推進する「マイクロ水力発電」で有力な候補である、
小郷地区の予定地を視察しました。
高野先生曰く、「これだけの水量と傾斜があれば、安い小型のものを幾つも並べると、
きっと良い仕組みができるよ。」とのこと。
この声も是非届いてもらいたいものです。
11マイクロ水力発電予定地

この日は夜にも地域審議会・林業部会の講演会があり、流石に先生もお疲れモードでしたが、
しかしその後に続いて「もりのいえ」で夜の話し合い(?)があり、
実に長くて濃い一日となったのでありました。
高野先生と皆さん、本当にお疲れさまでした!

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