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安曇野の地球宿・増田さんたちと初めて会ったのは、丁度一年前。
郡上で開かれた「雑穀シンポジウム」に、お互いがパネラーとして参加した時でした。

このシンポジウムに招待された時、「何故、私が?」と怪訝に感じたものでしたが、
それに参加したことで、大きな進展がありました。
まず、雑穀を調理の現場で多く使う様になったこと。
今では「もりのいえ」に欠かせない食材です。

そして、増田さんと出逢った事で、今回のイベントにご招待されることとなりました。
これもまた大きな進展です。
物事というのは本当にうまくつながっていくものです。

さて、今回のイベント、タイトルが示す通り、
「ゲストハウスを作りたい!」と願う人々の会でした。
一泊二日の中で、実際にゲストハウスを運営している人々の話を聴きながら、
自分たちの夢を語ろうという趣旨でした。

そのゲストスピーカーとして招待された私。
現役オーナーというには経歴が浅いのですが、
今に辿り着くまでの経緯や、思いをお話することはできるでしょうと、
参加を快諾させていただきました。

その日が近づくまで、私はワクワクの時を過ごしました。
「何をどうやって話そうかな?」
通常行っているビジネスマン向けの講習会では、
パワーポイントがビッシリ揃った内容をこなしていくのですが、
最近はそういうアプローチに疑問を感じていました。

「話をするのに、相手の目を見ずして伝わるだろうか?」
そういう思いがあったので、小牧で開かれたお話会では、資料もなく、
事前に話すテーマも決めずに臨みました。

今回はテーマがはっきりしていますので、話す道筋は決まってきます。
ただ、やはりプレゼン資料は作らずに臨みました。

道中、ワクワクの時を過ごします。
「これからどんな新しい仲間と逢えるのかな?」
まるで恋人とのデートに向かうような気分です。

やがて会場の地球宿に到着。
「いつか行きたい。」と願っていましたが、願いは叶うものですね。
1地球宿入り口

看板がいいですね。
うちもそろそろまともな看板を作ろうっと。
2地球宿看板

庭から見える山々が綺麗です。
信州はこれがいいです。
3庭から見える景色

地球宿の中に入ると、小さな吹き抜けがありました。
家庭的でほっとする空間です。
4吹き抜け

中ではスタッフがかいがいしく準備をしていました。
この段階では初対面の方ばかりです。
始まるまでの時を和んで過ごしました。

やがて、「なかや」のときさんを迎えに行っていた、
「ぼうさん」こと増田望三郎さんが到着。
固くハグし、再会を喜びます。
もちろん、久しぶりのときさんともハグ。
もう逢った瞬間から「ブラザー!」の波動を感じます。

やがて、次々と参加者が集まってきました。
当初、「ゲストハウスを作りたい!」と願ったのは5人の青年だったとか。
彼らがスタッフとなり運営を企画し、募集したところ、
私たちも含めて実に32名もの集いになりました。いやお見事!

こうして賑やかな雰囲気の中、会が始まりました。
今回の企画の言い出しっぺ、実行委員長のじゅんくんが挨拶します。
5じゅんくん挨拶

プログラムは周到に準備されていました。
まずは参加者全員が順番に自己紹介します。
私は、「今回、私の頭の中の引き出しは全開にしているので、
どうぞ何でも訊ねてください。シェアしましょう!」と伝えました。

中には、「masanに逢いたくて参加しました!」
と言ってくれる人もいて、嬉しかったですね。
他にも以前逢ったことがある人や、
初対面だけれど私のことを知ってくれている人は数名いました。
ご縁を感じます。
6車座

自己紹介の後に、4人の現役オーナーによる発表タイムです。
一人25分。まずは地球宿のぼうさんから。
7ぼうさん

続いて「なかや」のときさん。
そして「のっけ」のきくちようこさん。
最後が私でした。

こういう時、最後というのは気が楽です。
それまでに発言された内容を聴きながら、
自分の話す内容を詰めていくことができますからね。

タイムキーピングがしっかりしていたこともあり、順調に時は流れ、
私の番となりました。

まずは簡単に「もりのいえ」の紹介を目次風にしていきます。
本当は一つ一つにドラマがあるのだけれど、時間の関係で割愛です。
「興味がある人は、後で質問してね。」と伝え、ともかく一通りをご説明。

そして簡単なゲームをして場が和んだところで、
今回私が特に伝えておきたいと願ったことをお話ししました。

・ビジョン(夢)は過去形もしくは進行形で語ろう!
・願い(思い)は叶います。こわいほどに見事に。
・パートナーシップがとにかく基本で、とても大切!
・「もりのいえ」は「心の駅」です。地球宿もなかやも同じ。
 そんな心の駅がつながって、行き来する人が増えて、また駅が増えていけば、
 きっと世界が変わります。
・何と言っても大切なのは「愛」です。
などなど。

このうち、最初のお話については私の説明不足もあって、
皆さん混乱されたかもしれないので、この場で改めて書かせていただきます。

大抵、人は「○○したい」「△△やりたい」と夢を語りますが、
これは例えれば、目の前の長~い階段を前にして、
最初の一歩を登り始めようとしている、
あるいは登るかどうか躊躇しているようなものです。

「○○したい」「△△やりたい」と言うのは、
裏を返せば「○○できていない」「△△やれていない」と認めていることにもなります。
世間一般の見方では「現状を認識しているのだから当然だろう。」
と捉えるかもしれませんが、実はこれが落とし穴です。

あまりに現状認識ばかりしていると、現状から抜け出せなくなるのです。
そして、「したい」「やりたい」ことを語ると同時に、
「そんなことを言っても現実は厳しい」などと、
さももっともらしく自分で言い訳をしてしまいます。

「子供がいるから」
「パートナーの理解を得られないから」
「お金が無いから」
「今の仕事を辞めると、生活できなくなるから」
「老後が不安だから」
これらは全て、世間一般の常識論のように見えますが、
実は自分自身が作った言い訳であり、
それ故に結果的にそのような現実が本当にやってきます。

ですから、「○○したい」「△△やりたい」と言い続けるのは、
「階段の一歩を踏み出せずに立ちすくんでいる私」とも言えます。

ではどう言えば良いのか?

「○○します!」「△△やります!」と宣言すれば良いのです。
そう宣言することで、階段を登り始めることができます。

しかし、世の中にはもっと確実に、
そしてスピーディに事を進めることができるコツがあります。
それは次のように言うことです。

「○○しています。」「△△やっています。」
つまり、現在進行形で夢を語るのです。

「夢を進行形で語るなんて変!」と思われるかもしれませんね。
でも、そうすることで本当に夢が実現しやすくなります。
その証拠が私たち「もりのいえ」なのです。

私たちは2004年に「私たちの将来ビジョン」を作った時、
ほぼ現在進行形で詩的にまとめました。
以前も載せたことがありますが、ここで改めてご紹介します。



私たちの将来ビジョン・・・【 もりのいえ 】(2004年春作成)

私たちが暮らす土地は森の中にあります。
そこは街中はもちろん、隣近所からも少し離れたところです。
自分達の土地はそれほど広くはないけれど、
周りが森や林や野原や小川に囲まれているので、
まるでそれら全てが自分達の土地であるかのようです。
自宅は南向きのなだらかな丘の斜面に建ち、
テラスからは遠くに川や池の水面を眺めることができます。

私たちは完全自給とは言わないまでも、
普段食べるものの多くを自分達で育てています。
野菜、ハーブ、果 物、花、米など。それらを使った加工食品も作っています。
アヒルや毎日食べるだけの卵を産んでくれる鶏も数羽放し飼いにされています。
また時々山に入って、山菜やキノコといった山の恵みをいただいています。

私たちは今のところ別の収入源を持っていますが、
子どもができればもりえは子育てに専念することになるでしょう。
そこで私たちは空いた時間を使って自分達の暮らしの幅を広げようとしています。

その一つが「農家民宿」です。
そこを訪れた人が畑仕事の体験をし、
調理や食事をして泊まってもらうことで滞在費を払っていただきます。
風呂はできれば温泉もしくは露天のジャグジーがあれば理想です。

次にオープンスタイルのレストランを作ってみようかと考えています。
例 えばお客さんが自分で畑に行って、その時に食べたい分量の野菜を採り、
オープンキッチンで自分でサラダを作るのです。
もちろん私たちが 採ってきた山の恵みを調理して提供することもできます。
二人とも調理の仕事をしてきたので、そういったことはお手のものです。

また、いろいろな芸術活動ができる工房を作ろうとも考えています。
masanは以前陶芸工房を開いていました。
一方もりえは漆器づくりをし ていました。
今は糸をつむいだり、織ったりすることにも興味を持っています。
こういったことをまずは自分達が楽しむ場として工房を作り、
次第に周りの人々に開放したり、ギャラリーを開いていけたらと願っています。

そのような場が実際にできてきて人々が集まってくると、
「何 かイベントをしよう!」という声が出てくるかもしれません。
ワークショップ、セミナー、ライブ、etc...いろいろ広がれば愉快です。
このようにやりたいことを広げていくことで有機的な暮らしを実践し、
同時に収入が増えていけば、外で働いて別の収入を得る必要がなくなってきます。

「自然の中で、自然に学び、そして何よりも自然体で暮らす。」
少しずつ、少しずつこの夢を形にしていければと、私たちは願っています。



このビジョンを先に作成し、
「このビジョンを実現できる土地を探しています!」と言いながら、
私たちにとって適した場を求めるうちに、加子母に出逢ったのです。
それからの展開の早かったこと!

加子母に出逢って移住して以来、丸5年が過ぎましたが、
改めて将来ビジョンを読み返すと、程度の差はあれ、ほぼできています。
そして「もりのいえ」をとりまく環境や、位置づけは、もっと進んでいます。
これは「現在進行形」の効果だと私は信じています。

現在進行形で夢を語るのは、例えれば「エスカレーターで昇る」ようなものです。
だから、夢は進行形で語るに限ります。

ところが、世の中にはもっと早く夢を実現できるコツがあります。
それは「過去形で夢を語る」ことなのです。
これは例えれば「エレベーターで昇る」ようなものです。

以上の話、信じるかどうかはあなた次第です。
まずは「宣言型」から始めてみませんか?

さて、私の発表が終わり、スケジュールぴったりで予定終了!
皆で近くの温泉に向かいました。
温泉でも野郎同士で露天で語り合い、すっかりのぼせて出てきました。

再び地球宿に戻って夕食タイムです。
今回、地球宿で驚いたことの一つが「食事」です。
美味しいのは期待通りでしたが、
調理をこなしているのが、実質一人の女性だったということ。
失礼ながらお名前を失念してしまいましたが、貴女はすごい!
8厨房

調理はプロジェクトです。
決められた時刻までに、目の前にある素材をいかに生かして、
目の前の食する人をいかに感動させるか?
しかも評価は目の前で即出てきます。

だから調理ができる人は、プロジェクト管理もできる人なのです。
またプロジェクト管理ができる人は、思想をしっかりと持っている人とも言えます。
ただテクニックが優れているだけではないのですよ。
その点、彼女は柔軟性もあり、満点でした。
こういう人が厨房に入ってもらえるようになって良かったですね。

そんな彼女が作った夕食。どれも美味しかった!
ありがとう!
9地球宿夕食

夕食後はいろんなパターンで会話が進むようなプログラムが組まれていました。
いろいろ質問があり、結局話し尽くめの私。
もちろん喉が疲れたけれど、とても楽しい時でした。
話を聴いてくれた皆さん、ありがとう! みんな愛しています。

途中、シャロムの臼井さんも登場してくれました。
「ゲストスピーカーを見ると、なんだ、天ぷら油の馬鹿者達じゃないか!」
最大の褒め言葉ですね。ありがとうございます。
10臼井さん登場

やがて夜は更け、布団が敷かれて場が変わっても話は続き、
結局寝たのは2時過ぎ。
皆はまだ話足りないという風情でしたね。

雑魚寝でときさんと並んで眠り、朝を迎えます。
二日目は各自思案の時を経て、一人一人プレゼンをすることになっていました。
私は初日にずっと喋っていたので、二日目は皆の発表を楽しむつもりでいました。

ところが、隣でときさんがプレゼンの準備をし始めました。
「え、僕らも発表するの?」と私。
「だっていいチャンスじゃない!」と、ときさん。流石だね。
そこでゲストスピーカーも混じって発表することにしました。

今回、他の用事で一応パソコンは持参していました。
「ならば、今度は画像を見せながらお話しするか。」
即興で資料を作成し、準備します。

さて発表が始まりました。
手持ち資料無しで語り始める人。
11資料なし

即興の味のある図で思いを語る人。
12即興書き込み

結構作り込んできた人。まちまちです。
13作り込みプレゼン

私が「プレゼンは過去形で!」と誘ったため、戸惑っている人もおられましたが、
それで良かったのですよ。
ただ「○○したい」だけよりも、既にあなたはスタートしています。

注目した人は数多くいましたが、中でも私が期待するのはこの二人。
「かずや&かなこ」のカップルです。
14かずや&かなこ

「ゲストハウスを作りたい!」と願い、
先人の場で修行したものの、「あなたたちにはできない!」と宣告され、
一旦失意に沈んだ彼ら。

今回も参加しようか悩んだそうですが、
仕事で夜しか参加できないかずやに代わり、
かなこが通しでスタッフ参加していました。

はっきり言いましょう。
君たちにはできます。君たちだけの世界観を作る事が。
それが形になった時、
ゲストハウスと呼ばれる範疇(はんちゅう)に入るのかどうかは分かりませんが、
きっと君たちは君たちしかできない「ノリの場」を創ることができるよ。

私だって、今回「もりのいえ」のことをゲストハウスと呼ばれて、
最初は違和感がありました。
ゲストハウスを作るつもりで「もりのいえ」を始めたのではないからね。
ま、それをゲストハウスと呼ぶのなら、どうぞお呼び下さいという感じです。

要は、これはときさんが何度か言ったセリフだけれど、
誰も他人の真似はできないのです。
そして、私だけの「場」を夢を持って築き続ければ良いのです。

こうして実に中身の濃い、和んだ場が生まれ、
終わりの時がやってきました。
この仲間達はこれからきっと、それぞれの「心の駅」を創っていくことでしょう。
そしてお互いにつながって(リンクして)いこうね。
そうすれば、きっと世の中はいいように変わるよ。
(この画像はクリックすると大きくなります。)
15集合写真の図


あらかたの参加者が帰った後、スタッフたちと記念撮影。
みんな、ありがとう!
場を創ってくれたぼうさん、ありがとう!
とても爽やかな気分を保ちつつ、みんなとお別れをしました。
(これも大きくなるよ!)
16地球宿スタッフと


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もりのいえは、新しい時代を築いていきます!

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岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
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代表者: 森本正則 (携帯:090-6203-9043)

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