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8日、安曇野地球宿のぼうさんから電話がありました。
「明日、泊まってもいい?」
もちろんOKです。

3月に「ゲストハウスやりたい会」の会場となった地球宿。
そちらのオーナーである、ぼうさんと、
その会の実行委員長で、その後「もりのいえ」に来てくれた、じゅん君。
この二人がGW後に、四国に向けて旅に出ることは知っていました。

「ならば帰りに寄ってよ!」と声を掛けていたのですが、
それにしてもこちらに来るのが早いなぁ。
それとも四国に向かう途中なのかな?

少し疑問を感じましたが、ぼうさんが到着して謎が解けました。
四国の目的地まではじゅん君の車で旅をしていたのですが、
途中、地球宿に予約が入ったので、
急遽ぼうさんだけが戻ることになったのです。

だから、ぼうさんにとればわずか二泊の旅となり、
その二泊目に「もりのいえ」を選んでくれた訳ですが、
この時点から、私にとっての旅も実質的に始まっていました。

ヒッチハイクでやってきた、ぼうさん。さすがだね。
私たちが出会うのは、3回目です。
地球宿では他の方々とお話することが多かったので、
じっくりと話すのは初めてでした。

食事中はもちろんのこと、
私たちの調理現場にぼうさんがやってきて話し込んだり、
その後もソファーで、まるで恋人同士のように寄り添って語り合った私たち。

3月の「ゲストハウスやりたい会」では、
「ゲストスピーカーとして呼ばれたのだから、話す(伝える)ことが私の役目」
と自分を位置づけ、私は怒濤のように喋りました。

その時の私の心境は、「私の全てを見せます!」という姿勢で、
サービス精神満開のつもりだったのだけれど、
見る人によれば、「押し付けがましい。」と感じたところもあったでしょう。
それは私自身も感じつつ、その場では割り切って喋りまくっていました。

でも、よくよく振り返ると、私は「私の全てを見せます!」とか言いながら、
実は自分の本質の部分を隠し、防御していたところもあります。
それは、私の「弱さ」でした。

私の今までの人生での葛藤。
「もりのいえ」を実践してきた上での迷いや不安。
そして現在の正直な心境。
そんなことは隠して、いいところばかりを見せていたとも言えます。

今回のぼうさんとの会話では、今の私を素直に見せることができました。
同じような道を歩む者同士で通じ合い易かった、
という面もあったかもしれません。
もちろん、聞き上手なぼうさんの人柄もあります。

そして、最近続けている、「心の刺抜き」の効果もありました。
近頃は、その時々に感じる素直な気持ちを、
自分の弱さも含めて表現しやすくなっていました。

ぼうさんも様々な話をしてくれました。
そして一晩を通じて、私たちは「心友」になれたと感じました。
ありがたいことです。
ぼうさん

ところで、私は翌10日から一人旅に出る予定でした。
その直前に、予定を早めてやってきた、ぼうさん。
そして、私が途中まで彼をお連れすることになりました。
これも自然の計らいでしょうね。

10日には、なかやのときさんと出逢いました。
彼とも3月以来です。
天竜川の川岸で座り込み、弁当を食べながら語った小一時間。

ほんの僅かな時間だったけれど、
今度は三人で「心友」になれた気がしました。
まるで映画のワンシーンであるかのような情景でした。
私はあの時を忘れない。きっと、ぼうさんも同じ気持ちでしょう。

ときさんと別れ、一旦中央道に乗り込み、
駒ヶ岳サービスエリアでぼうさんを降ろします。
時刻は13時少し前。
ここから彼は、目標15時着でヒッチハイクをすると言うのです。

「乗れる時は早いんですよ。」と、ボードを持って車を待つ、ぼうさん。
ヒッチハイクにもコツがあるんだね。
まず、立ち位置です。
サービスエリアの、車が高速道路に戻ろうとする進入路で、
でも車のスピードがまだ上がり切らないところに立つのがポイントとか。

そして大切なのは、身体全身での自己表現だとか。
ドライバーにとれば、一瞬で「この人はどこに行きたがっている?」
「乗せても安心か?」と判断する必要があります。

だから、「お願いします!」という素直な気持ちと、
「私は安心ですよ!」という雰囲気を醸し出すことがポイントなのでしょう。
一番大切なのは笑顔と、アイコンタクト。

そういう視点で考えると、ヒッチハイクって凄いパフォーマンスの場だね。
一瞬で人柄が判断されるし、結果がその場で出ます。
そんな旅を続けているぼうさんは凄い!

道端に立つぼうさんを、私は駐車場の車中からしばし眺めていました。
すると驚くなかれ、わずか1~2分後にトラックが一台止まりました。
交渉が済んでトラックの影から姿を現し、
私に全身で「バイバイ!」をして乗り込んだぼうさん。
やったね!
(結局、そのトラックは彼を地球宿まで真っ直ぐ送ってくれたそうです!
詳しくはこちらをご覧ください。)


そして、実はこの時のシーンが、後になって私自身の大きな転機となるとは、
その時は想像もしなかったのですが・・・
(つづく)
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