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さて初日の大成功を終えて意気揚々と帰宅した私たちですが、
それでも数日前からの準備と、当日早朝からの作業で、
結構疲れていたことは確かです。

特に全てが初めてのスタッフたちには相当きつかった様子でした。
「明日は7時から朴葉寿司の仕込みをするよ~。」と言っていたのですが、
その時刻に寝床から出て来たスタッフは誰一人いなかったのです。

かみさん「どうする?起こす?」
私「いや、寝かせておこう。」

ということで、結局全ての準備を私とかみさんの二人で行いました。
かみさんはかみさんで焼き菓子づくりに奔走しています。
つまり、朴葉寿司づくりを始め、その他の準備は私一人でやることに。

この時点で、大幅な遅刻を覚悟しました。
5分10分の遅れならば取り戻そうとするけれど、
1時間以上も遅れるとなると腹が据わるものです。
寿司の具を並べて一人粛々と作っていきます。

この日、もともとは焼き菓子と朴葉寿司の販売のみのつもりでした。
むしろ私たちの目的は、「自分たちが楽しむこと」でした。
ところが、初日の様子を見て私が方針転換。
「よし、二日目も唐揚げを出すぞ!」
その方針を初日の夕方にスタッフに伝えていたのですが、
当日朝にメンバーが揃わなかった時点で再考すべきでした。

ともかくかみさんと二人で支度して、子供たちを起こして車に乗せ、
初日とは打って変わって、スタッフゼロで出発した私たち。
既に9時を回り、雨が降っていました。

会場に着いたのは10:30。イベントが開始して30分が過ぎていました。
それから店作りの開始です。
ところが、私たちの出店スペースがほとんどありませんでした。

二日目は1ブースでこじんまりと出店するつもりでした。
テント1張りが6ブースに分かれているので、1ブースとなるとかなり狭いです。
それに加えて、私たちが出遅れたので、
周りのお店が私たちのブースに張り出して出店したり、物を置いていたのです。
到着した時点で空いていたのは、1㎡もありませんでした。

それは決して嫌がらせでそうなったのではないので、
私たちが到着したことに気づいて皆さん場所を空けてくれたのですが、
それでも手狭感は拭えません。

しかも雨脚が強くなってきました。
雨が降ると皆さん机をテントの内側に引っ込めるので、ますます中が狭くなります。
そこまで計算せずにいたのはうかつでした。

・スタッフがいない
・ブースが狭い
・雨が降っている
しかも、初日と異なり、子供たちが早々にぐずり始めました。

この状況で、「焼き菓子」「朴葉寿司」「唐揚げ」をやろうとするのは無謀だと、
今ならばよく理解できるのですが、その時の私はムキになっていました。
「やると言ったらやる!」
そう言って、唐揚げの準備を始めたのです。

やがて、私たちのことに気づいて数名のお客さんが集まり出しました。
「設営が一段落つくまでちょっと待っててね。」と言うのですが、
やはり目の間にお客さんがいるとそういうことも言いづらいのか、
かみさんは五月雨的に商売を始め出しました。

幸いに焼き菓子は好調に売れ出し、どんどん空きケースが出て来たことで、
少しは空きスペースができてきました。
それでもごちゃごちゃの中で商売をしている状況には変わりません。

何ともふっきれない気分のまま、唐揚げの方も開始。
ところがここで思わぬハプニングが。
お客さんは当然傘をさして来られます。
そしてうちの店に近づこうとすると、傘から雨水が店内に入ってきます。
その水が天ぷら鍋に何度も入るうちに、油の温度が上がらなくなったのです。

これには参りました。
目の前では数名のお客さんが待ってくれています。
でもなかなか揚がらないので、私も鍋の前で立ちつくすのみ。

やがて、騒ぐ子供たちがあまりに不憫になり、
かみさんは子供たちと一緒に出て行きました。
残されたのは私一人。

一人で焼き菓子と朴葉寿司を売り、
なかなか油温の上がらない鍋の前でやきもきする私。
どうすることもできず、ただ目の前の事を進めるのみでした。

そんな時に女神が登場!
以前、京都ベジフェスの時にも突然やってきてヘルプしてくれたかずみちゃんが、
今回も来てくれたのです。
正確には初日に続けてお客さんで来てくれたのですが、
私たちの状態を見ておられなくなったということでしょうか。
ともかく一人のスタッフが現れたことで、ようやく心のゆとりができました。

そして私は決心!
揚がりの良くない時のお客さんには、代金を返金することにしました。
つまり、お代をいただかずに商品を提供することにしたのです。
だって、出来上がりに満足していなかったから。

竹皿に載った唐揚げと共に、代金を渡されたお客さんは、当初戸惑っていました。
「そ、それじゃあお言葉に甘えて・・・」と言って立ち去るお客さん。
そのように返金したのは数名ですが、
私はそうすることでようやく心が晴れてきました。
やっぱり納得できないものは本当は出したくないもの。
それでも目の前で待ってくれているから、せめて商品はお渡ししました。

そんな商品でしたが、その時のお客さんが後で、
「美味しかったですよ~!」と声を掛けてくれたので、
それはそれでありがたかったです。

結局その日は終日雨。時折雨脚も強くなり、当然人も少ないです。
それでも焼き菓子はそこそこ売れ、子供たちが限界になってきたので、
私たちは早めに退散することにしました。
遅刻に早退なんて、何とわがままな店でしょうか!どうもすいません。

予定よりも1時間早くに帰途についた私たち。
疲れきった子供たちは車中で爆睡しています。
私はいろんな点で反省しきりでした。

結論から言うと、雨が降ると分かっていて、スタッフが揃わないとなった時点で、
商売を小さくすべき、つまり揚げ物は中止すべきだった。
また、雨対策として幾つかのお店がされていましたが、
テントから軒を出す工夫をすべきだった。
何よりも、やはり1ブースというのはきつかった。

そしてもっと家族と過ごす時間を作るべきだった。
最初はそういう会話をしていたのにね。
ゴリ押しした私が悪うございました。

それでも二日間を通して大きな収穫がありました。
特に初日は大勢のスタッフが来てくれました。
そして両日とも、楽しみにしてくれているお客さんと出会えました。
その輪が確実に広がっていることを実感できました。

帰りの車はやがて加子母に入りました。
その頃から私は自分自身の変化を感じていました。
風邪のような症状ではなく、どっと疲れが出始めたのです。

やっとの思いで帰宅し、本当は荷下ろしをするべきなんだけれど、
「ちょっと寝る!」と言って、寝床に入りました。
寝る前に身体を診ると、腹が出ていました。
どうも、胃の中の食べ物が下に降りていない様子です。
内蔵が動いていない。そして身体全体が重い・・・

ちょっと寝るどころではありませんでした。
次に気がついた時は、既に12時になっていたのです。
えみこちゃんを残して、全員寝入った後でした。

えみこちゃん「大丈夫ですか?」
私「かなり疲れていたみたいだね。まだ腹が重いよ。」

お風呂を熱めに湧かしてくれていたので入りました。
それからが大義でした。
というのも、30分から1時間おきくらいで便が出始めたからです。
朝方になってようやく体中の便が出切った様子で、お腹もへこんできました。
この時点で次第に体調が戻ってくる実感を得ることができました。

「でもやっぱり寝る!」と一人宣言し、
後片付けはみんなに任せて寝床に入り直しました。
再び起きたのは昼時。そこでも昼食を抜いて、結局、丸一日断食しました。
ようやくそれで復活できましたね。
お腹の中のものと同時に、疲れや毒も出せたような気がします。

その間、知人の死を知り、夜には通夜に出掛け、
いろいろ思案が巡ってなかなか寝つけず、
結局翌日も病人のように寝て過ごした私。
ま、これは「少しは休め!」ということなのだと、自分を納得させました。

おかげで今は気分スッキリ!
本当にいろいろ出ていった気がします。
改めてわらべ村での様子を振り返るに、
私たちの成長と共に、課題が見えてきた良い機会でもありました。
段取りと、スタッフの手配と疲れへの配慮、天候対策・・・

来年はどうしようかな?
やっぱり一日だけにしておく?
あるいは、むしろ二日とも3ブースでいこうか?
かみさんと共に思案を重ねることにします。

ともあれ、皆さんありがとうございました!
特にかずみちゃん、ありがとうね!



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