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7月2日の夜に加子母を出発した私たち。
予定では21時頃に出発するはずだったのですが、
思わぬことで大幅に遅れておりました。

それは、【夏のギフトセット】のアップ作業です。
「今やっておかないと、帰宅してからだと間に合わない!」
昼間から大わらわで撮影し、編集し、を繰り返し、
ネットショップとブログにアップし終わったのが21時半!

それから旅支度を始めてなんてことをしているうちに、
旅立ちを楽しみにしていた子どもたちはすっかりと寝入ってしまいました。
もともとの予定では、日中にしっかりと睡眠を取って旅立つはずが、
出発する時で既に二人ともヘロヘロ。
こんなんで無事東京に辿り着けるのか?

案の定、私は運転しながら何度も眠りに落ちかけました。
その度にパーキングエリアに車を停め、10~20分の仮眠を取ります。
すると面白いもので、車を停めると、それまで寝ていた家族が目を覚まします。

また、天ぷら油用のタンクは20リットルと小さいので、
何度か補給をする必要があります。
その度にも家族を目覚めさせてしまいます。
結局、みんなが寝不足のまま、東京入りしました。

東京の日中は道が混みます。混むと本当に車が止まります。
かつて13年間暮らした私はそれを痛い程知っているので、
「できるだけ早朝に東京入りして、講座開始まで仮眠を取ろう。」
と決めていました。
ちなみに講座の場所は、渋谷の松涛です。

そこで目指したのが明治神宮でした。
ここは「ここが東京か?」というくらいにうっそうとした森が続きます。
特に北口の前は狙い目でして、静かに車を停めることができる場所なのです。

何故そういうことを知っているかというと、かつてこの界隈で暮らしたことがあり、
毎朝、明治神宮をジョギングするなんてこともしていたのですよ。
今の暮らしからすると嘘みたい!

前日23:30に出発した私たちは、翌朝05:30に明治神宮に到着しました。
車の音がうるさい道から少し入って北口の前に来るだけで、静かな時が流れます。
何故か杉村太蔵氏の選挙カーが待機していました。

「よーし、予定通りだ!講座開始が11時だから、それまでゆっくり眠るぞ!」
と宣言した途端、かみさんがひと言。
「私たちはどうすればいいの?」

どうすればいいのって、一緒に寝ないのか?
「でも子どもたちは目を覚ましたし、誰かが相手をしなきゃならないでしょ?」
かみさんが目で訴えます。

はいはい、分かりました。では交代で相手しましょう。
まずは私が1時間ほど眠らせていただき、
かみさんと子どもたちは明治神宮の散歩に出掛けました。

そして選手交代。
今度は私が子どもたちを連れて散歩です。
すると、その前の母との会話で何かを教えられたのか、
U太が先頭を切って歩いて私に教えてくれます。

「おとうさん!おとうさんに東京を見せてあげるよ!」
見せてあげるって、ここは既に東京なんですけれど。
一体何を見せてくれるのかと思ったら、
うっそうとした森を抜けて、広い芝生が開けたところに着いたとき、
「ほら、あそこが東京だよ!」と指差してくれたのです。

それがこれです。なるほど、森の先に見えるビル群が東京なのだね。
お父さんはかつてそんなビル群の中で、戦うビジネスマンをしていたのだよ。
あれが東京

そんな親の郷愁なんぞそっちのけで、「あ、トンボだ!」と走り回り、
何とかトンボを捕ろうとするU太。
この風景だけ切り取ると、本当にここが東京か?と不思議な気分になります。
明治神宮でトンボ取り

そして私は、もう一つ面白い体験をしていました。
私はかつて東京で暮らし、その後、八ヶ岳に移住し、
そして加子母に腰を下ろしました。
今回、その地を逆行することで私の人生をさかのぼるという、
記憶を辿る旅を往路の運転中にしていたのでした。

その際、実に様々な出来事が甦ってきました。
記憶を辿る旅は大阪時代にまでさかのぼり、
小学生だった頃まで辿り着いていました。ほぼ40年分の旅であります。

さすがにブログでは書き切れないけれど、
まぁ実にいろんなことがあったなぁと、我ながら驚きます。

そして今、私は二人の子どもたちと共に、明治神宮でトンボを追っている。
こんな人生を一体だれがいつ想像したであろうか。

ぼんやりと子どもたちを眺めつつ、私はある考えに辿り着きました。
「私が自分の人生でやり残したことは何だろうか?」
そして、「私のこれからの夢って何だろう?」

つまり、「あれをやりたかった!」
「これからこんなことをしたい!」というようなことですが、
不思議な事に、その時には何にも浮かびませんでした。

その時に素直に浮かんだ感情は、
「ああ、私はもうやり残したことはないなぁ。」というものでした。

私は過去に特別に大きな出来事を成した訳ではありません。
「地図に残る仕事」を残したこともありません。
そんな大それたことはしていないけれど、
その時は、「ああ、もう十分に生きたなぁ。」と感じたのです。

そして、改めて「私の夢って何だろう?」と自問します。
確かに今でも「あれをやりたい。」「これもやりたい。」というものはあります。
でもそれって「夢」か?

ぼんやりと感じるままに佇んでいると、ある思いが浮かびました。
「今を生きるということが、今の私の『夢』なんだろうな。」

今の自分を精一杯生きる。
今、目の前にいる人やコトのために、あらん限りの愛を込めて全力で生きる。
そして結果を求めない。
それが今の私の「夢」なんだろうな。
そんな思いがよぎりました。

こんな思いを「夢である」と語るようになったことは驚きです。
かつてこの明治神宮をジョギングしていた頃は、
そんなことは思いつきもしなかったものなぁ。

そんな気分を引きずりつつ、
結局、長距離運転の疲れは残ったまま、
ようやくセシリアのパーマカルチャー講座に向かった私たちでありました。

そこは、何とも不思議な場でありました。
(つづく)




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