FC2ブログ
お待たせしました!
大好評だった、醤油搾りワークショップ!
画像もたっぷり! じっくり紹介していきますね。

最初に、そもそものいきさつをおさらいします。
ときさんの拠点「なかや」では、数年前から醤油を自作していました。

このお醤油は、萩原忠重さんとおっしゃる方が独自であみだした方法を、
そのお弟子さんである岩崎洋三さんが受け継ぎ、
発展させてきた製法で作られたものです。

ときさんは岩崎さんの弟子となり、仕込みから絞りまでを学ぶようになりました。
今では岩崎さんに同行して、「搾り師」として全国を回るようになっていました。
あのブラウンズ・フィールドのお醤油も搾っているそうです。

さて、「なかや」さんはもともと宿屋でしたので、大量にお醤油を使うことから、
今年度も幾つか醤油樽で諸味(もろみ)を仕込んでいました。
ところが、昨年途中から宿屋を止められることになり、
一家で使うには醤油が大変余ることとなりました。

そこで、「いつか醤油作りをしたい!」と言っていた私に、
「なかやの諸味を引き取って、搾らないかい?」と連絡してくださったのです。

もちろん私はその話を喜んで受けました。
そして、せっかくならば絞りの作業と醤油を自分たちだけでするのではなく、
共感できる方々とシェアしようと考えたのです。

何を共感するかって?
まず、それは「本物を求める心」です。

今や、ほとんどの醤油づくりの現場ではすごい(ひどい?)ことになっているとか。
中には大豆や麦無しで醤油が出来上がっているとも聞きました。
あなたがスーパーで買っているお醤油。本当に、本物の醤油ですか?

また例えば、「豚骨スープ」って、
ブタの骨を使わずにできるって知っていました?
それは様々な食品添加物を組み合わせてできる技なのです。

そんな現場が当たり前になっている現代に、
そんな現場を知ることなく暮らしている現代に、
「本物」を体感する機会を持ちたいというのが私の願いです。

もう一つの共感は、「発酵文化の素晴らしさ」です。
発酵なくして私たちの、特に日本人の豊かな暮らしは成り立ちません。
それを実体験し、伝わっていけるようにすること。
それが私がこれから願っていることです。

それらの思いを胸に、今回のワークショップを企画しました。
果たして、見込み通りに参加表明してくださる方が続々と現れました。
当日は大雪の予報ということもありましたが、
数名のキャンセルのみで、熱い方々が集いました。

外は雪模様だったので土間に会場を移し、
いよいよワークショップの開始です。
1土間で始まったワークショップ

早朝からやってきて準備を進めてくれた、搾り師・ときさん。
このお醤油の由来から丁寧に解説してくれます。
2語るときさん

これが今回、ときさんが持ち込んでくれた諸味(もろみ)。
味噌みたい。
来年からは、【もりのいえ】独自の諸味で搾ることになります。
3今回の諸味

60リットルタンク一杯に詰めて持ち込まれた諸味に、お湯を加えます。
4もろみに湯を加える

どの程度のお湯を加えるかというのは、その諸味の状態によるそうです。
このあたりのさじ加減が、搾り師の技の一つ。
「よし、この程度でいいでしょう。」
5丁度良い湯加減

諸味に湯を加えたもの、取りあえずこの場では「もろみ湯」としておきますが、
そのもろみ湯を、袋に入れて、搾り機にセットしていきます。
6袋に入れる

しばらくして出て来た「先走り」。
皆で指を突っ込み、舐めます。
「旨い!」「甘い!」
感動の声が上がります。
7先走り

袋が随分と重なってきました。
今回は25袋ほど使ったとか。
8袋を重ねる

搾りたて醤油に群がる子供たち。
本物の味は君たちにも分かるよね?
9群がる子供達

先走りに感動していた私たちですが、
実はその後になるほど色が澄んできて、味に深みが出てきます。
左が先走り。右が途中のものです。なるほど。
10先走りと途中と

しばらくの間は自重で搾られるのを待ち、
その後、圧をかけて搾ります。
ときさんの作業一つ一つを熱心に見守る参加者。
11圧をかける

午前中の作業はここまでです。
それまでの間、私たちは昼食の準備に追われていました。
加子母名産の里芋・西方いもとご飯を一緒にして愛農かまどで炊き、
それをつぶして丸め、炭火や薪ストーブのオーブンで焼きました。
加子母の郷土料理「いももち」です。
これに、搾りたてのお醤油をつけていただきます。

また、けんちん汁を作りました。
味付けは勿論、搾りたてのお醤油です。
どちらの味にも歓声が上がっていました。
醤油が主役の食卓、豊かですね。
語らずとも伝わる本物の味を前に、様々なコトを学ぶ場。
これぞ「食育」の場だと思います。
12いももちと醤油でランチ

さて、食後には搾り切れた袋を取り出しました。
13ぺちゃんこの袋

「こうやって袋の中の搾りカスを取ってね。」
14しぼりかす取り1

15しぼりかす取り2

16しぼりかす取り3

17しぼりかす取れた

さぁ、皆もやってみよう!
取れた搾りカスは自由に持ち帰ってね!
乾燥させて細かくすれば、美味しいふりかけの出来上がりです。
18皆で取ろう!

カス取りを終えると、その袋を洗ったり、
次なる「火入れ」作業に取りかかったりと、
分担して作業を進めます。
皆さん、率先して作業してくれるので、とても順調にコトが進みます。
そして何よりも和やかな雰囲気がいいですね~。
19火入れ中

火入れ作業は何のためにするのか?
素人考えでは「殺菌のため?」と答えそうですが、
実はそうではなく、雑物を取り除くためだそうです。

最初はじっくりと温度を上げ、
途中からは強火にして88℃になったところでストップ。
蓋を開けると、あくがびっしりと浮かんでいました。
これを取り除くのが火入れの主たる目的とか。
20浮いてきたあく

順番にあくを取って、次第に綺麗な面が見えてきました。
21あくが減ってきた

最後に比重計で測ります。
17がベストらしく、今回は16.5。成功だそうです。
22比重計

温度が下がるのを待ち、順番に瓶に入れていきます。
愛農かまどづくりの最終日にやってきて大活躍してくれた、こいたさんご夫妻。
今回もかいがいしく作業してくださいました。
ありがとうございます。
23瓶詰め

こいた夫婦がお帰りになった後、「しまった!集合写真を撮っていなかった!」
ということで、ご夫妻には申し訳ありませんが、残った人たちで一枚。
みんないい笑顔です。(画像をクリックしてね。)
24ありがとう醤油仲間

こうしてとても良い雰囲気の中、無事、醤油搾りワークショップは終了しました。
雪が強くなる中、名残惜しそうに去っていく皆さん。
本当に満足気な様子が伝わってきて、企画した私は本当に嬉しい!

ところで、今回ときさんはあるDVDを持ち込んでくれました。
今回の醤油製法をあみ出した萩原さんを特集したテレビ番組を録画したものです。
1時間ほどの長編でしたが、後に残った方々と一緒に観ました。

はっきり言って、感動ものでしたね。
そして観賞後のときさんの語りがなお良かった。
醤油づくりは、ただ美味しい醤油を味わうだけの場ではないということ。
私たちの生き様が問われているということ。

このDVDとときさんの語りを、先に帰った人々にも聴いていただきたかったなぁ。
それには時間配分を考えなおさねばなりません。
やっぱり次回からは一泊コースにしよう。
その方が、より大きな感動と刺激と、やる気が出て来ること間違いありません!

ちなみにこのDVDはコピーさせていただいたので、
【もりのいえ】で観賞していただくこともできます。
お越しの方でご希望される方は申し出てください。

夕食は、残った数名で、鹿料理をいただきます。
私が仕込んだ鹿肉をココペリさんが愛農かまどでスモークしていただき、
また、「骨付き肉のボリート」なる料理をわさび醤油でいただき、舌鼓。
(この内容は別の機会にします。)

夕食をはさんで、今後の流れを打ち合わせます。
まず【もりのいえ】としては、当然ながら一から醤油づくりをしたい。
ときさんとしても、今後は自分たちで諸味を仕込んでもらいたい。
そして、搾りの場を設けてもらって、そこに呼ばれて行くのがよいそうです。
大切なのは、関わる人が共に醤油を作るというプロセスです。

ですから、今回はイレギュラーな出来事として、
既に仕込まれた諸味を搾った醤油を販売(頒布)するという形を取りましたが、
今後は「自分の醤油を自分で仕込み、搾って、自分のものにする。」
という思いを持った方々に集ってもらいたいです。

(ちなみに、今回の搾り分は、参加された方々とシェアしました。
「参加はできなかったが、お醤油は欲しい。」という方もおられるかと思いますが、
事前に申し出てこられた方の分をもちまして、販売は終了させていただきます。)

その思いを基本に、今年の醤油仕込みのルールについて、
近日中に内容を詰めて発表します。
「醤油づくりオーナー制度」のような形になると思います。
是非、本物のお醤油づくりの仲間になりましょう!

夜、U太がおもちゃで何やら作っていました。
左から二番目は、醤油搾り機だそうです。
U太にとっても、今回のイベントは何がしら残ったことでしょう。
25U太も醤油搾り

私としては、ときさんとこういう形で縁が深まったことがとても嬉しいです。
ときさん、これからも楽しいことを一緒にやろう!

そして、こんな本物を体感できるイベントを、これからも組んでいきますね!
お楽しみに!



1月19(水)20(木):今野華都子先生と行く伊勢神宮参拝 詳しくはこちら

1月23(日):加子母保育園の左義長

1月下旬:バレンタイン時期に向けての焼き菓子セットの発表予定

2月5(土):杉山開知氏による地球暦レクチャー
2月6(日):杉山開知氏による地球暦スクーリング
      (自分の惑星配列を読み取ろう!)詳しくはこちらへ!
こちらもどうぞ!

2月11日(金・祝)~13日(日):視力回復合宿 詳しくはこちらへ!

2月18(金):木村仁枝さんによる語り&満月瞑想会

2月27(日):下呂の子育て応援イベント「森の宝島」に出店予定

3月・4月は、出産時期のため、外向けの活動は行いません。

GW以降もワクワクの企画満載!お楽しみに!



春以降の長期スタッフ募集中!詳しくはこちらへ!



農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: mori★mori-no-ie.com (★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則 (携帯:090-6203-9043)
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便
【もりのいえ】への行き方はこちらをご覧下さい。
Secret