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最近、「キッズマーケット」と言われる、子ども向け市場の調査をしています。
その中で面白い視点を見つけました。

「少子化で本当に市場は縮小するのか?」というテーマで書かれた資料ですが、
概要は次の通りです。
(出典:月刊レジャー産業4月号、現代社会研究所所長・古田隆彦氏)

1.少産(ショウザン)傾向の定着
・出生数が減る現象を「少産化」、ようやく生まれた子を「少産子」と呼び、
その貴重な少産子に向けてのサービスはまだまだ伸びる。

2.オドモ需要の増加
・大人と同じような消費をする「おとなこども」つまり「オドモ」が増加している。
・これまでは一人の子どもに対して、両親と両方の祖父母の6人からお小遣いが出る
「シックスポケッツ」があると言われてきた。
・しかし、最近は両親の兄弟が結婚しない、あるいは子どもがいないことから、
かれら叔父・叔母が加わった
「テンポケッツ(実際には兄弟数によって変りますが)」化が進んでいる。
・だから子ども一人にかけるお金はどんどん増えている。

3.コトナ需要の増加
・「いつまでも子どもの心を持った大人」つまり「コトナ」が増加している。
・今から40年前にWHO(世界保健機関)が「子どもは0~14歳」と決めたが、
今や実際の子ども年齢層はもっと幅広くなっている。
・新成人にアンケートを取ったところ、
78%が「自分を大人と思っていない」との結果が出た。
・現実には24歳くらいまでが子どもと捉えるべき。
・また、30~40歳代でもコミック、アニメ、ゲーム、
ロリータファッション志向の人は多く、質的にも「コトナ」といえる。

これらのことから、キッズマーケットは「少子化」ではなく、
むしろ「増子化」が起きている。
つまり、ビジネスチャンスはどんどん広がる。

ということです。
どう思います?少々決めつけているところもあるけれど、なるほどと腑におちます。
両親に話したところ、驚き、納得し、そしてため息をついておりました。
「憂いを感じるなぁ。」「世の中が何かおかしな方向に向かっていないか?」

そう。その気持ち、私も分かります。
昔なら、「よし、このビジネスチャンスをものにしよう!」
なんて考えていたかもしれませんが、
最近は何だか疑問を感じます。「このままでいいの?」ってね。
とは言うものの、現実には私も資本主義経済に片足どっぷり浸かっているわけで、
何ともビミョーな感覚を持ちながら、このキッズマーケットなるものを眺めています。
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