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私は以前「仙人修行」なるものをしていました。
これは決して「霞を食い、滝に打たれて念を唱える」といったものではありません。
八ヶ岳に自称他称「仙人」と呼ばれる人がいて、
その人は「仙人小屋」なる食堂を経営しているのですが、
とにかく山の知識が半端じゃない。
春は山菜、夏は川魚、秋はキノコ、冬は獣。
山に関するあらゆる知識と経験を駆使して採取し、
それを自ら調理して客に食わせてくれるのです。
私が以前八ヶ岳に暮らしていた頃、知人から仙人を紹介され、
その場で弟子入りしました。
そして会社を辞め、毎朝仙人と共に山に入り、
季節季節の収穫物を得る修行をしてきました。
(詳しくは私の過去のHPをご覧ください)
2003年晩秋に修行は終了。あとは自分で精進の道です。
とは言ってもいろいろ他にやることがあり、
なかなか山に入る機会をつくることができませんでした。
5日前、「これではいかん」と一発奮起し、
翌朝から自宅裏の山に入ることにしました。
とは言うものの、この季節は山に入っても何も採るものはありません。
(昨日はお隣のタケオさんと猪追いをしましたが)
もっぱら土地勘を養うためのトレーニングです。
毎朝1時間半ほど、北から南から林道をトコトコ歩き、
または一度歩いた道は車で進んでその先を歩き、
体で山の地形・地勢を覚えていきます。
その途中、滝や池や三叉路や、いろんな目印をチェックして記録していきます。
そして今朝、ようやく今まで歩いていた道がつながりました。
これはなかなか説明しにくいけど、そうだな、
知恵の輪が解けたような気分かな。
こうやって少しずつ山の知識を自分のものにしていき、
いずれ自分だけのマップが頭にできた時、
ようやく私もこの地域の仙人になっていくのでしょうね。
しかもそのマップはただの二次元ものではなく、
時間軸を持つ特別なマップになっているはず。
その理屈はおいおいお伝えします。
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