先日、突然に私の将来のビジョン(映像)が浮かんだお話を書きました。
この時は、「こういう暮らしをしたいなぁ」といった願望を意識してのことではなかったのですが、潜在意識はあったかもしれませんね。
そして、それがきっかけになって、今度は意識的に「こういう暮らしをしたい!」というビジョン(展望)ができてきました。
それを発表する前に、かつて作った、「私たちの将来ビジョン」をご紹介します。
これは2004年の春に、オーストラリア&ニュージーランドにウーフで旅した時に、私と理恵で何度も話し合って作ったものです。
このビジョンを実現できる場所を求めるうちに、ここ加子母(かしも)と出会い、移り住みました。それが2005年5月です。
あれから10年が経ちました。その間に達成できたこと、できなかったこと、今も進行形なこと、沢山あります。
それでも、「だいたい、希望していたような状態にはなったかなぁ」と感じています。
それでは、まずは2004年の「私たちの将来ビジョン」をご紹介します。
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 【私たちの将来ビジョン】 (2004年春作成)
 私たちが暮らす土地は森の中にあります。そこは街中はもちろん、隣近所からも少し離れたところです。自分達の土地はそれほど広くはないけれど、周りが森や林や野原や小川に囲まれているので、まるでそれら全てが自分達の土地であるかのようです。自宅は南向きのなだらかな丘の斜面に建ち、テラスからは遠くに川や池の水面を眺めることができます。
 私たちは完全自給とは言わないまでも、普段食べるものの多くを自分達で育てています。野菜、ハーブ、果物、花、米など。それらを使った加工食品も作っています。アヒルや毎日食べるだけの卵を産んでくれる鶏も数羽放し飼いにされています。また時々山に入って、山菜やキノコといった山の恵みをいただいています。
 私たちは今のところ別の収入源を持っていますが、子どもができれば理恵はしばらくは子育てに専念することになるでしょう。そこで私たちは空いた時間を使って自分達の暮らしの幅を広げようとしています。その一つが「農家民宿」です。そこを訪れた人が畑仕事の体験をし、調理や食事をして泊まってもらうことで滞在費を払っていただきます。風呂はできれば温泉もしくは露天のジャグジーがあれば理想です。
次にオープンスタイルのレストランを作ってみようかと考えています。例えばお客さんが自分で畑に行って、その時に食べたい分量の野菜を採り、オープンキッチンで自分でサラダを作るのです。もちろん私たちが採ってきた山の恵みを調理して提供することもできます。二人とも調理の仕事をしてきたので、そういったことはお手のものです。
 また、いろいろな芸術活動ができる工房を作ろうとも考えています。正則は以前陶芸工房を開いていました。一方理恵は漆器づくりをしていました。今は糸をつむいだり、織ったりすることにも興味を持っています。こういったことをまずは自分達が楽しむ場として工房を作り、次第に周りの人々に開放したりギャラリーを開いていけたらと願っています。
 そのような場が実際にできてきて、人々が集まってくると、「何かイベントをしよう!」という声が出てくるかもしれません。ワークショップ、セミナー、ライブ、etc...いろいろ広がれば愉快です。このようにやりたいことを広げていくことで有機的な暮らしを実践し、同時に収入が増えていけば、外で働いて別の収入を得る必要がなくなってきます。「自然の中で、自然に学び、そして何よりも自然体で暮らす。」少しずつ、少しずつこの夢を形にしていければと、私たちは願っています。
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