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今回の旅の間、暇があったら考えていたのは、
これからの自分のライフスタイルについてです。
というのは、自分が普段の暮らしでやっている基準と、
食うためにやっていることにギャップがあって、
それが最近広がっているように感じていたからです。
要は「食うためならば、自分の意思をどこまで妥協できるのか?」ということです。

それと、カミさんと私の間でも、やっていることや目指す基準に少々ずれがあり、
それをどう捉えるかという点もありました。
今まではこれらについてただ漠然と感じていただけでしたが、
今回は時間もあることなので自分なりに頭の中を整理してみたわけです。

まず、次の様な視点で考えてみました。
私とカミさんが目指す生き方をひっくるめると
「ナチュラルライフ(自然志向の暮らし)」と呼ぶことはできるでしょう。
そのナチュラルライフのこだわり度を1~10のレベルに分けてみました。

レベル10:とことんこだわり、我が道を行くタイプ。
世間体は構わず、一つ抜けたカリスマ的存在。
レベル9、8:結構こだわり、共感する者同士のネットワーク化が進む。
世間とのギャップにとまどいも。
レベル7、6:意識は高く 普段の暮らしで実践中。
でもナチュラリストとまではいかず中途半端。
レベル5、4:意識はあり、暮らしの一部に取り入れるが、こだわるほど思い切れず。
ロハス層。
レベル3、2:頭では理解しているが、実践が伴わず。
「忙しい」「金が無い」と、つい言い訳が先立つ。
レベル1:くそ食らえ。

これでいくと、カミさんはレベル8くらいだと思います。私はレベル6です。
では世間一般の人々はどうかと考えてみると、
これまでは圧倒的にレベル3や2が多かったのが、ロハスのブームもあり、
一気にレベル5、4層が増えてきているように思います。
ということで、私たちの普段の暮らしについて以下のようにまとめることができます。

・自然志向の「もりのいえ」ブランドを立ち上げるとなると、
それなりの特徴が必要。つまりレベル8以上。
・だから、私がカミさんのレベルに近づけるようにすることで、
二人の軸は一致してくる。
・これには無理はなく、私も望むところ。
・そして「もりのいえ」がターゲットとする層(マーケット)は、
レベル9~4クラスととらえていいだろう。

次に、私が食うためにやっている仕事ですが、
一般の企業はやはり断然レベル3、2が多いと思います。
例えば食品メーカーだと、
「食品添加物を使わない方が良いのは分かっているのだが、
それでは商売ができない。」というタイプです。
では、そういうレベルの企業を相手にするかどうか。
どうも私はこの一点について躊躇していたということが分かってきました。

そこでいろいろ考えを巡らせた結果、次の結論を出しました。
「レベル3以下の企業には目を向けない。」
極論すると、意識の低い企業をその気にさせる努力よりも、
意識の高い企業と共に努力する道を選んだ訳です。

これにはリスクを伴います。
私にとってのマーケットが随分と小さくなるからです。
でもここは割り切ることにしました。
「しばらくの間は苦しいかもしれないが、時代は変る。
少数派でもいいから共感できる企業を探そう。」と。

帰国後、この考えを同僚に話しました。
上司の密命を受け、その同僚と私は水面下で
「食関連企業に対して新しいビジネスモデルを提案するにはどうしたらよいか?」
を話し合っていたのです。

上の話をした上で、今回のプロジェクトにも同じ姿勢を貫きたいと伝えたところ、
同僚は、「masan、ふっ切れましたね。」と言い、了解してくれました。

そして上司に中間報告です。一通り説明した後、
上司「趣旨は分かりました。でも例えばジャンクフードを扱う業種に対して、
我田引水的に自社商品の購買に結び付けるようなモデルを作る方法もありますよ。」
私「それは私のポリシーと合わないので、したくありません。」
上司「了解しました。masanが良いと思う方向で進めてください。」

ということで、私も、私たちの暮らしも、私の仕事も、
同じ軸足(基準)でいくことにしました。
これらの整理がついたことも、今回の旅の大きな成果です。
でも今日の話は文章だけだと説明しづらいですね。
うまく伝わったかな?
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