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新内閣が発表され、組閣メンバーを何となく眺めていました。
少子化担当大臣を紹介していたところで、
ずっと昔に読んだ星新一さんのショート・ショートを思い出しました。
30年以上前に読んだ本なので、とてもいいかげんな記憶ですが、
確かこんな内容だったと思います。
・・・・・・・・・
時は近未来。
ある家庭の一人っ子・タカシ君(ネーミングに他意はありません)、
自宅で勉強をしていたら、いつもの時間になりました。
両親がタカシ君を居間に呼び、テレビを観るように勧めます。

さてテレビではある番組が始まりました。
それは男女がお互いを誘惑し、服を脱ぎ、次第にまぐわっていく映像です。
それを観て興奮してきた両親は、タカシ君に尋ねます。
「どうだい?興奮してきたかい?」

タカシ君、「うん。とても興奮してきたよ。」と答えます。
それを聞いた両親はとても安心します。
でも実はタカシ君、両親を安心させようと気遣ってそのように答えたのでして、
内心はそういうことには何の関心も持っていないのです。

そしてこのテレビ番組、
子作りどころか、Hそのものに関心を持たなくなった世相に危機感を持った政府が
提供していたのでした。
・・・・・・・・・・
この本を読んだ時、「そんな時代がくるわけない。」と思ったものですが、
何だか笑えなくなってきましたね。
今はまだ「子供を持とうとしないが、Hは好き」な時代なのかもしれませんけどね。

誰も子供を産まなくなったら、そこで人類の歴史が止まります。
戦後は5近くあった出生率が、今や1.25と言いますので、冗談でなくなってきたかも。
かくいう私もつい最近まで子供を持とうなんて思ってもいなかったわけで、
人のことを言えないのですが、今は声を大にして言えます。

「みんな、Hして、ちゃんと子供を産もう! 育てよう! 大きな満足が得られるよ!」
税収不足だとか年金対策だとか言う前に、この喜びについて、
今度の少子化大臣にはちゃんと言ってもらいたいですな。
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