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9/3のブログでグーグルについて書きましたが、
そこで紹介した本を親父に見せたところ、とても関心を持ってくれました。
もともと親父は会社経営者でしたがその会社はたたみ、
その後労務管理のコンサルタントなんぞしておりました。
今は悠々自適の暮らしです。

それまでの経験もあり、マーケティングにとても関心を持っています。
そんな親父ですが、
「最近マーケティングの実態が変わってきている」という感覚は持っていたようで、
この時に読んだこの本はかなりヒットしたようです。

そしてついに本の要点をまとめたレポートを自力で書いてしまいました。
何度か読み直して、要点を引き出し、自分でパソコンに打ち込んだらしい。
私に差し出した資料は全16ページ!72歳でよくぞここまで書き込んだものです。
このことだけでも、我が親ながら大したものだと思います。

ところがその内容はさておき、ちょっと大変な事実が明らかになりました。

両親の家にパソコンがやってきて約1年。
最初のうちは私が使い方を教えていましたが、
パソコンに教育ソフトが入っていたので、その後は自習にお任せしておりました。

時々「ここはどうするんや?」と訊ねてきますが、
それほど大した問題ではなかったので、
「もう結構なレベルにきているな。」と楽観しておりました。
ところが、一昨日分かったのは、
「ファイルの保存の仕方を知らなかった!」という事実です。
これは本人以上に私がショックでしたね。
ご本人はコトの大きさをあまり分かっていないようでしたが。

つまりこうです。
親父は「グーグル本」を自分なりに整理しようとして、
パソコンで打ち込み始めました。
やがて文言はA4版1ページ一杯になりました。
早速出力してみると、なるほど1ページ分印刷されてきます。

続けて文章を打ち、同じく印刷しようとした親父。
すると、1~2ページが印刷されてきます。
これは印刷モードで「すべてを印刷する」になっていたからだと思いますが、
そこまではチェックしていないものだから、親父考えました。
「1ページ目が不要なんだ」と。

そこで1ページ目分を削除して、2ページ目分だけにしてから出力します。
そうすると確かに2ページ目分だけ出力できますが、
当たり前ですが書き続けて3ページ目に達した時に、さっきと同じ現象に出会います。
そこで今度は2ページ目分を削除して3ページ目分だけを出力したそうです。
つまりいつも1ページ分しか画面上には存在しないわけです。
ということは、それまでに作った資料は全く保存されていないことになります。

これは誰に教えてもらったわけでもなく、自分で「発見」してしまったテクですね。
こういうのを自分で工夫できるのは、親父のすごいところでもあるのですが・・・

そういう作業を繰り返してできた資料16ページを見せてもらいました。
とても良くできています。
でも、悲しいかなこれらのデータは全くデジタル化されておりませんでした。
つまり、今手元にあるアナログレポートだけが唯一の資料なのです。

この事実を知った時、
「アナログからデジタルへ」情報を変換することの意味を改めて自問しました。
親父は「これでいい。」と言います。手元にレポートが残ったから。
私「せっかくここまでまとめた情報をデジタル化しなくてどうするの?」
親父「こんな内容を残してどうする?」
私「こんな内容こそ残さなきゃ!」

情報の貴重さはさておき、ここは私に委ねていただいて、
コピー機でスキャンしてOCRソフトでデジタル化をさせてもらいました。
でもこの機能、97%しか復元力がありません。
97%というと確度高そうですが、
「2~3行に三箇所誤字がある」というと結構なものでしょ?
とにかくその誤字だらけの文章を出力して、
親父に改めて赤入れしてもらうことにしました。
これでこの先、一旦作った文章を使いまわししたり編集することができます。

親父は自伝も書き始めておりました。聞けば170ページ近くになっているとか。
それらも当然ながら保存せずに1ページずつ出力しては消していたので、
全くデジタル化されておりません。
次はこの自伝のデジタル化か?
でもまだ今のうちに気づいて良かった。

そして、「デジタル化する」ということの持つ意味を改めて考えさせられた時でした。
そもそも「デジタル」が暮らしに入ってきたのって、いつからだっけ?
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