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2007.01.07 遠来の友
友と呼ぶには申し訳ないほどのお付き合いなのですが、
私はそう感じている方・Tさんが我が家にやって来てくれました。
出会ったのは十数年前。それも一度だけ。
でもお互いに感じるところがあって、ずっと年賀状をやりとりしていて、
「それっきりのお付き合いかなぁ。」と思っていたら、年末に電話がありました。

Tさんは岐阜出身の声楽家です。つまりオペラ歌手。
最初に出会った時、「これから北海道で暮らす。」と聞いていました。
今回改めて聞くと、
当初請われて「グリック王国」なるところに行ったけれど、ほどなく退社。
(やがてそこは倒産したそうですが。)
その後、帯広から少し離れた土地を購入して自力で家を建て、
そこでペンション経営とパラグライダー教室を始めたそうです。
また声楽家としての活動は続けており、来月10日には帯広でコンサートをするらしい。

そんな彼が何故こちらに?
実家のご両親がお歳を召してこられたので、時々様子を見に来ることになったとか。
ご苦労様ですが、そのお陰で再会することができ、ご縁とは不思議なものです。
そして昨日、がっしりと抱き合って久々の再会を喜びました。
早速我が家に招きいれ、薪ストーブの炎を見ながら積もる話を出し合います。

私以上に波乱万丈の人生を歩んでいるTさん。
ひとしきり話した後、
「私がこういう生き方ができたのも、北海道だったからですよ。」と一言。
私が即座に返しました。「いや違う。それは貴方だったからですよ。
貴方は岐阜にいたって、きっと自分の思う生き方をしたでしょう?
要は物事の捉え方だと思いますよ。」
それを聞いたT氏。我が意を得たりとばかりに、また一段深い話題に入っていきました。

『一期一会』という言葉があります。
茶会に臨む際に、「その機会は一生に一度のものと心得て、
主客ともに互いに誠意を尽くせ」という意味からきているらしいです。
私の親父が好きな言葉で、子供の頃から何度も聞かされましたが、
今回まさに、かつて一期一会を感じた人と、
思いがけなくもう一度出会えたような喜びを感じました。

彼も同じ感慨を持ってくれた様子で、
「貴方が北海道にいてくれたらなぁ。是非一緒にいろいろやりたいな。」
と言ってくれます。
それを小耳に挟んだカミさん、
「今この地を離れて、北海道には移住はできないんですけど・・・」
いやね、そこまで彼は言ってないよ。

でも、お互いの拠点を共有して、これから共に何かを起こしていけたら愉快だな。
彼の土地は牧草に囲まれた6000坪だそうです。もしかして将来何かが起こるかもね。
私よりも一回り上のTさん。その姿に勇気づけられます。
これからもお互いに刺激し合って人生を謳歌しましょうね。

家の外は雪。ついにやってきました。
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