FC2ブログ
2007.02.14 救急車騒動記
2007年2月13日、4:30起床。
前夜は「薪の廊下」に接する部屋で、家族揃って眠りました。
ヒノキの香りが立ち込めて鼻がスースーし、とても気持ちの良い目覚めでした。

5:40 自宅を出発。
大阪に出張する時はいつもこんな時刻に家を出ます。
もちろん外は「夜」。星がとっても綺麗です。昨日は三日月もくっきりでした。
その後に起きる騒動など微塵にも感じない、爽やかな出勤でした。

途中、コンビニでカップスープと肉まんを購入。
実はこれが冬の朝の楽しみになっております。
身体がほかほかして、いざ駅へ!

6:30 あと数分で駅というところで、急に腹痛が!
「きっと下痢だろう。でも何でかな?」
前夜は禁酒しておりました。だから飲み過ぎではない。
さっき食った肉まんが当った?それにしても早すぎる。
「もしかして胃潰瘍?」最近何かストレスが溜まっていたか?
いろいろ考えます。

どうでもいいけど、腹の左下が相当痛い。
「もしかして胃に穴が開いた?」結構マジで想像しました。
胃に開いた穴から肉まんがにゅるにゅる漏れる図を。
うぅ、ますます激痛が走ります。

6:40 中津川駅に到着。
しばらく車を止めて横たわります。結構きてます。
腹をタオルの様に絞られている感じ。呼吸も浅い。
駅外のトイレを探すが、丁度改装工事中!なんてこった!

しばらくするうちに治まり、歩けるようになったので、とにかく改札を通る。
中津川発の電車が到着。逡巡したがとにかく座る。当然電車は発車する。
すると再び鈍痛が始まる。しばし我慢。
恵那駅を通過。途端に激痛が走る!ますます痛みが増していく。
「どうしよう?しばらくは無人駅だ。」そこそこ大きい駅まで我慢することにする。

瑞浪駅に到着。這う様に電車から降りる。相当ヤバイ。
駅員に声を掛ける。「救急車をお願いしますぅ・・・」
(結果的にこの駅にして良かった。病院が駅のすぐ傍だった。)

ほどなく救急車が到着。担架に乗せられる。
駅では人々が見つめる。「あぁ、担架で運ばれる私。」
でも実際は痛みをこらえるのに必死。

救急車に乗せられ、三人の救急隊員が口々に尋ねる。
「お名前は?」「住所は?」「どういう症状ですか?」
「いつからですか?」「身分証明証を出してください。」・・・
「そんなことに答える余裕がないくらい痛いから救急車を呼んだんだろうが!」
と怒りがこみ上げるが、じっと我慢。

そうこうするうちに病院に到着。緊急口から運ばれる。
待ち構える医者。私の症状を診て、上と同じような質問をして、
「これは九分九厘、尿管結石だね。」と一言。
その時にようやく合点がいきました。

今から5年ほど前、初めて腹のスキャンをしてもらった時、
「3㎜ほどの石があるよ。今は育ってないけれど、
将来やんちゃをするかもね。」と聞かされていました。
それが今、やんちゃをしているのか。
この時まで原因不明の痛さに戸惑っていましたが、
ようやく落ち着きを取り戻してきました。

そこに、担当の医者以外にもう一人の医者が登場。
私の住所を見て、「何だ!あんた加子母か?加子母のどこだ?」と訊ねてきます。
「二渡です。」と答えると、「そうか、私は河村医院の医者だ。」
何だ、加子母の医者か。先週、インフルエンザでも世話になった医院の医者でした。
「何で加子母の石持ちが、瑞浪なんかに運ばれてくるんだ?」
「先生こそ、何で瑞浪なんかにいるんです?」「俺は非常勤だ!」

「実はな、今あんたの面倒診てる看護婦さんも加子母なんだ。」と医者。
「へえぇ、加子母の何処ですか?」
「万賀(地区)です。」とはにかむ看護婦さんが耳元でそっと聞きます。
「あのね、生まれ年があなたと一緒なんだけど、見覚えがないのよ。
元々加子母の人かね?」
「いいえ、二年前に越してきました。」「なあんだ、そうか!」
なんて、腹が猛烈に痛いのに、妙にのどかな会話をしておりました。

その時、「まだ痛むだろう?座薬を入れてやれ。」と唐突に指示する医者に言われて、
私の尻をめくり、穴に座薬を突っ込んだ、万賀の看護婦さん。
う~ん、強烈!痛さよりも、
初対面の「同級生」から尻穴に突っ込まれた体験にのけぞる私。
「結構ショックかも。」
「本当の同級生だったら、もっとショックよ。」
「そうだね、一生言われるだろうな。」なんて軽口をたたくほどの余裕は出てきました。

その後、注射にレントゲンにといろいろやられて、やってきたのが「CTスキャン」
「これ、初めてなんだ!」とはしゃぐ私に、
「今回初めて続きですごいね。」と合わせる万賀の看護婦さん。
まるで「2001年宇宙の旅」のような世界で検査され、ちょっとワクワクな私。
でもやっぱりさっきの尻穴の方がインパクトが強かったかも。

最後に、お腹にジェルを塗って蒲鉾板みたいなのを当てて調べるスキャンで検査。
画面を見ていると、見つかりました!石が!6㎜ほどだそうです。
「あぁ、これか。もう膀胱のすぐそばにまで降りてますね。」と別の医者。
私は知らなかったのですが、腎臓から膀胱までの尿管が直径5㎜ほどと細く、
そこを石が通る時に激痛が走るのだとか。
私はてっきり、膀胱から性器を抜ける時が痛いのかと思っていましたが、そちらはマシなのだそうです。
20070214080632.jpg

このスキャン担当の医者、何をしているのかと思えば、例の蒲鉾板をコネコネして、
何とか石が膀胱まで抜けるようにならないかと努力してくれたらしい。
「う~ん、難しいですね~。」なんて言って諦めたようですが、
医者って結構お茶目だね。でも私は痛いんだけど。

そうこうするうちに薬が効いてきたのか、痛みも治まってきました。
「喉元過ぎればなんとやら」とはまさにこのこと。
それまでは「とにかく痛くてたまらん。何とかしてくれ~!」だったのに、
「早く診察が終わらないかな?出張に行きたいんだけど~。」モードになっております。
全く現金ですよね。

診察の時にはすっかり痛みも治まり、元のスーツ姿になって現れると、
「あんたが今朝救急車で運ばれてきた人かい?」と訊ねられてしまいました。
それでも、完全には石が抜けていないので、この先また痛む時があるそうです。
でも今度は大丈夫。原因が分かっているから。
「胃に穴が開いて、肉まんが漏れてきている」様な図を想像しなくてもいいです。

そんなこんなで、人生初体験の「石の痛み」、堪能しました。尻穴も・・・
皆さんも気をつけましょうね。
(最近、病ネタが多いなぁ。)
Secret

TrackBackURL
→http://maasan.blog19.fc2.com/tb.php/581-b44a0f1f