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新しい出会いが増え、つながっていく様(さま)に最近よく遭遇します。
今回もありました。

まず、故大橋義博さんが遺した材をどうするかという話がありました。
この話を、懇意にしているN社長に相談したところ、
材を販売する店の店長と、製材業者さんが見に行ってくれました。

ところが厳しい答えが返ってきました。
・4t車10杯以上ある材のうち、価値があるのは僅か。
・残りは全て廃棄するしかない。その廃棄代に結構かかる。
・また、材をどかせると倉庫はつぶれる。倉庫の撤去代もかかる。
・機械類はまだ使えそうなものもあるが、それらを売却してトントンというところか?
という結論でした。

話は変って、先日地元の銀行主催の場で、私がお話する機会をいただきました。
その中に、建築設計事務所を経営するタイスケさんという方がいらっしゃいました。
タイスケさんのお父様は早川謙之輔さんとおっしゃり、
人間国宝・黒田辰秋氏の薫陶を受けた
「現代の名匠」と呼ばれた木工家だったそうですが、一昨年に亡くなられました。
また謙之輔さんは義博さんの師匠でもあったそうです。
そしてタイスケさんは義博さんを兄のように慕っていたとか。

さて義博さんが遺した材について相談を受けた私としては、
状況を整理して方向性を提案する礼儀があると考えています。
ビジネスライクに考えるか?あるいは情を大切にするか?
私のブログに対していただいたコメントにも有意義なヒントがありました。
そこで今回、まずは「木工家の気持ち」を感じとりたくって、
ご自身も木工をやるというタイスケさんに相談することにしました。

昨日、お弟子さんと一緒に来られたタイスケさんと、いろいろ話しました。
謙之輔さんや義博さんのお人柄について聞く度に、
会わずにすれ違ってしまったことが残念でなりませんが、こればかりは仕方ない。
材の件は、おかげで私なりに考えもまとまってきたので、
近々弟さんご夫婦とお話させていただくことにします。
貴重なアドバイスをありがとうございました。

ところで、私たちは物販用の部屋をどうするかと思案しておりました。
地元の業者さんに見積をお願いしたところ、
「とんでもございません!」という金額です。
私たちはもう「すっからかん」ですからね。
(だったら見積なんか取るな!と言われそうですが。)

「いよいよ自分達で材も探して、やるしかないかな?」なんて覚悟していたのですが、
ちょうどタイスケさんたちが来られたので相談してみました。
すると、「工夫すればもっと安くできますよ。」
そして、「やり方を教えるので、masanも一緒にやればいい。」とのこと。
実は、「プロに教えてもらいながら、自分もやる」パターンを昔から願っていたのです。
夢が叶うことになりそうで、思わず顔を見合わせる私たち。

実際にどういう風に仕上げるかですが、私からお願いしたのは一つ。
「綺麗に仕上がらないようにしたい。」というものです。
カミさんは「楽しみながら作りたい!」という希望。
そして、「カミさんの食事と、私の自ビール付き」という条件を加えました。
二つ返事で了解してくれたタイスケさんとお弟子さん。ありがとうございます!

ということで、いろんなご縁が重なり、つながってきました。
コトが進む時って、こんなものですね。
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