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実はここ一ヶ月ほど、私たちを悩ませる事態が起きておりました。
しかもそいつは日々深刻になってきておりました。
それは、「薪風呂の火の点きが悪い」という事態です。

うちの風呂、見た目は普通のホーロー浴槽ですが、「五右衛門式」の直火焚きです。
昨年の6月に設置され、火入れ式の時はとても順調に火がつきましたが、
時を経るにつれて少しずつ難儀な点が出てきました。

①点火して小割の薪を入れている間はよく燃えるが、
大きな薪をくべると煙がもくもくと焚口の方から出てくる。
②火力が上がって蓋をしている間はよいが、
薪を足そうとして蓋を開けた途端、煙が焚口に向かって出てくる。

①に関しては、小型の扇風機を焚口の前に置くことで、とりあえず解決しました。
②については、すばやく薪を入れてすぐに蓋をするというテクで対応。
焚口から出てきた煙が家の中に充満するので、
隣の部屋に換気扇をつけて外に出しておりました。

そうやってやりくりしながらすごしてきたのですが、
最近は温度の上がり方がとても遅くなってきたのです。
確か昨夏は40分程度で風呂が沸いたと思うのですが、
最近はカミさん曰く「2時間もかかる時がある」そうです。
これは流石に不便です。

そこでまず当然ながら思いつくのが「煙突が詰まっている?」
でも煙突は綺麗なものでした。
次に、「煙突が曲がっているので、煙の引きが悪い?」
確かにこれはあるかも。
20070414104805.jpg

薪ストーブの時は「真っ直ぐの煙突」にこだわりましたが、こちらは長さも短いことだし、
とあまり気にせず屋根から逃げるように簡単に付けてもらったのでした。
その時の安易な判断がまずかったか?
この件については近々屋根屋さんに来てもらうことにしました。

そして原因の本命は「窯の中に煤やヤニが溜まっている?」
見た目はそれほどとは感じないけれど、確かに内壁にこびりついているやつがいる。
でも簡単には取れないので、設置した時の業者さんに来てもらいました。
何度も首をかしげながらも、サービスでヤニ落としグッズを作ってくれた業者さん、
ありがとうございます。
20070414104851.jpg

このグッズで煤やヤニをこそげ落としたら、意外に出るわ出るわ。
こんな調子で窯の中がヤニだらけなのかな?
おかげで昨夜は80分で風呂が沸きました。少しましになったけれど、やっぱりまだ不満。
20070414104940.jpg

そして今朝、窯を組み立てた左官屋さんが見に来てくれました。
一ヶ所、窯の奥に灰と煤が溜まっていたのを発見。これを取り除いて一歩前進。
もう一度煤とヤニをこそげ落として、「一度火を入れてみましょうか?」

そこでいつもの私のやり方を見ていた左官屋さんが一言。
「小割に火が点いたからといって、すぐに薪をくべちゃ駄目ですよ。」
「えっ?でも薪ストーブの方はこのタイミングで問題ないよ。」
「風呂窯は、焚口から出た煙が浴槽の周りを巡ってから煙突に出るので、
まず焚口が十分に暖まってから順に太い薪にしていかないと駄目なのです。」

なるほど、いきなり太い薪をくべていたのが原因か!
確かに最初のうちは薪で風呂を沸かすのが楽しくて、
丁寧に順に薪を太くしながら眺めていたものです。
でも最近は風呂を沸かすことが生活の一部になり過ぎて、
つい一気に太目のものを放り込んでいました。
心のゆとりの無さがこんなところにも出ていたんだね。

ということで、薪を丁寧にくべていくことと、
マメに掃除をすることで当面は様子を見ることにしました。
自分達がこだわって選んだ生活スタイルですが、
それが日常のことになるとつい慣れてしまってずぼらになってしまうのですね。
こういう一つひとつのことについてもっと意識して、
そしてそういう暮らしができていることに感謝することの大事さに
気づかされたこの頃でした。
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