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最近カミさんが「『六ヶ所村ラプソディー』という映画を観たいなぁ。」と
何度も私の耳元でささやいておりました。
『六ヶ所村』と聞けば、「使用済み核燃料再処理工場」のある場所、
と正確に覚えていなくとも、
「核関係の何かがあるところ」くらいの知識は普通の人ならあると思います。
何を隠そう私がその程度の認識の持ち主でして、もっと言えば、
「六ヶ所村について紹介した映画」=「核関連施設に反対する人たちを応援する映画」
→「いわゆる体制反対派」というイメージを連想してしまったのは事実です。

でも、この映画、自主上映スタイルで広がっているのですが、
今回開催する人たちがカミさんの知っているママさんグループ
(その名も『mamaなかま』)ということで、
映画を観ることについての敷居がかなり低くなりました。

それでもカミさんが
「行きたいけど、場所が岐阜駅近くだから、行くとなると一日がかりだし・・・」と
逡巡していたので、
「迷うなら一緒に行こう。
自主上映なんてその気になった時に行っとかないと機会を失うよ。」と
私が逆に尻を叩いて行ったのでした。
それに新潟の地震で話題になっている柏崎原発の出来事も背中を押しました。

さて会場に着くと、さすがママさん達が主催するだけあって、
子連れ客に配慮がきいています。
上映中、たった100円(保険代)で託児してくれたのです。
親子三人で外出して、まさか一人預けられるとは思ってもいなかったか?
U太は呆然として私たちを眺め、スタッフに抱き上げられた途端に大泣きに。
ゴメンね。ちょっとだけ許してねとお別れし、
どれだけ振りだか、夫婦のみでイベントに参加しました。

小さな会場の小さなスクリーンでのDVDの上映でしたが、
それでも100名以上は集まっていたと思います。午前の部でも同じくらい集まったとか。
私たちは幸いにも一番前の席に座らせていただき、ゆったりと観ることができました。
映画の感想ですが、これはなかなか一言では表せないですね。
まずはこちらのオフィシャルサイトをご覧ください。

その上で今の感想を並べますと、
・「反対派」「賛成派」両方の立場から撮っているとは言うものの、
 やはり観た人のほとんどは反対派支持に回るだろうな。
・でも一概に反対とも言い切れない事情も分かる。
・ところが映画の後半、「中立というのは賛成しているのと同じ。」
 というセリフに結構打ちのめされました。
・そうだよな。「私は賛成してはいない。」というのは、
 結局「逃げ」でしかないのでは?
という気持ちがふつふつと湧いてきます。

以前このブログのコメント欄で、
「ハチドリのひとしずくでは山火事は消えない。」と書いたことがあります。
それは「そんなことをやっても無駄だ。」という意味で書いたのではなく、
「私が一人でやるべきことはするとして、
もっと他に自分を生かせる道はないものだろうか?」
という思いから書いたのですが、そもそも自分のことさえしきれていないのでは?
それにはまず「逃げない」ことから始めるべきなのかなと思う私。

ところで、今回特に感銘を受けたのが、主催者の『mamaなかま』さん達のことです。
春に名古屋でこの映画を観た4人のママさん友だちが、
「この映画を是非岐阜でも上映したい!」と動き出し、ついにこの日を迎えました。
上映の初めと最後にそれぞれ挨拶がありましたが、
短い話の中に熱い思いを十分に感じました。

そして上映後に簡単なプレゼンテーションがあり、
彼女達がこれまでに学んだ「核」に関する知識を分かりやすく紹介してくれました。
段取りといい、その場の熱く和やかな雰囲気といい、いやはや見事です。
カミさんも「こういう動きが加子母でできればいいなぁ。
今回友だちを誘うんだった。」と感心しきり。
今度恵那で上映しようとしている人たちもいるので、その次は加子母でやりますか?
東美濃ではウランも取れるとかで、他人事ではなくなったし。
カミさんのブログでも紹介中)

そして帰り道、お互いあまり多くを語りませんでしたが、
「少なくともうちの電気の使い方を変えたいよね。」という点では一致。
そこで考えたのが、「電気を自分達で作る」ことです。
今や完全に電気無しの暮らしは厳しいです。
でも今回いろんな事実が分かるにつれ、
供給される電気に安易に頼りたくなくなりました。
全部は無理としても、何とかならないかな?

風力発電は?うちはあまり風が強くないからきついだろうな。
だったら水力発電?
うちの裏を走る農業用水を利用させてもらえたら、もしかしたらいけるかも。
そういえば、つい最近、こんな新聞記事を見つけました。
中津川で農業用排水を利用して水力発電をしている人たちがいるのです。
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よし、「茶釜貯金」を元手にちょっくら挑戦してみるか。
報告しそびれていましたが、「茶釜貯金」は11万円近くになっておりました。
『六ヶ所村ラプソディー』を観て、感じたことはいろいろあれど、
まずは我が暮らしから変えていこうかという気になった次第です。
この映画、またどこかで上映される時は、ぜひご覧ください。
賛成か、反対か、という前に、事実を知りましょう!

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