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加子母は7/1現在で993世帯3370人の小さな村です。
2年前に合併して中津川市に編入されましたが、
やはり「村」と呼ぶのがふさわしい山里です。
その加子母は十の「区」に分かれています。
その中でも一番端にあって一番人数も少ないと言われる「角領(カクリョウ)」地区は、
そこに住む人々の「濃ゆさ」で有名です。

とにかく団結心が強い。運動会の前には真剣に何度も練習するらしい。
綱引きも綱を木につないで練習するとか。
芸達者な人も多いです。
昨年の設楽祭でもそのノリにまったく驚かされました。
そして何よりも祭にかける情熱がすごい。

その角領地区のみで開く夏祭りがあります。
1地区だけでこれだけの祭を開くなんてすごいです。
昨年始めて参加し、大好きになったので、今年も行ってみました。
今年は夫婦で浴衣、U太も甚平の祭仕様で気合入れていきます。

会場に着いて、私はまずはビールを一杯。
そして五平餅、焼き鳥、手羽焼、揚げタコヤキをどんどんいただきます。
カミさんは踊りに夢中。
実はカミさんは盆踊り好きなのです。
数日前から私の耳元で
「♪ぼぼぼん、ぼん、ぼん、ぼぼぼん、ぼん、ぼん、ぼぼぼん、・・・♪」と
まるでジャズのベースのように唄っておりました。
私はU太を抱いて、足さばきだけ踊りの仲間入り。でも難しいわ。

さて今年の祭には目玉がありました。
それは「ちんどん屋」
本場(?)大阪から『ちんどん通信社』なるグループがやってきました。
彼らは実は相当有名なちんどん屋らしい。
ポーズも決まっています。
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彼らがショーを繰り広げる間、
ほとんどの参加者が集まり、やいのやいのと盛り上がりましたが、
その中でもU太の姿は印象的でした。
一番前まで行って、もう興味深々という風情で眺めています。
きれいなお姐さんがこんなことしようものなら、大拍手!
もう大喜びでした。
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私は若い頃、ちんどん屋のことを
「何やってんだ?あいつら。恥ずかしい。」と思っていましたが、
今ではそんなことを言っていた自分が恥ずかしいです。
彼らを見ると尊敬さえしてしまいます。
ショーの中で印象に残ったお話がありました。
学校で「私のお父さん」の絵を描く時に、
リーダーの娘さんがちんどん姿のお父さんを描いたところ、
文部科学省の賞をいただいとのこと。
その話を披露するリーダーの顔は少し誇らしげでありました。

さてちんどんショーも終わり、盆踊りが本格的に始まりました。
今度は参加者にくじが配られるということもあるためか、
大勢が踊りに参加します。
私も引き続きU太を抱いて足さばき参加。

ところでこの踊り、『かわさき』『春駒』『ヤッチク』と呼ばれる、
郡上踊りの曲が続いていましたが、演奏は「生」でした。
子供の頃、生演奏の河内音頭を聴いて育った私にとれば、
それは当たり前のことなんだけど、
みんな、「生演奏なんてすごいよね!」と感心しています。
友人のピアニスト・Uさんも笛で参加。かっこいいです。
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実はUさんからこの『踊飛連』(ヨウヒレン)の笛に誘われているのです。
でも春も笛、秋祭りの時も笛。これで盆踊りも笛だと、まさに笛漬け。
「ちょっと返事は待ってね。」と先延ばしにしていたのですが、
昨夜、同じく家族で来ていたショウゴ君から思わぬツッコミが。
「masanって、唄いの方をしたらいいんじゃないですか?」
「えっ!私が唄い?」
カミさんも、「確かに唄もよさそう。」とあおります。

そう言われているうちに、だんだんとその気になってきた私。
確かに笛よりも確実に音が出るよな・・・。
こんなの唄えたら格好いいよな・・・。
酔った勢いもあり、ますます妄想は広がります。

そして演奏の合間、『踊飛連』の方々が休んでいる処に出くわしたので、
「私、唄いをやります!」と宣言してしまいました。
連の皆さんは「やり手が増えた!」と大喜び。
「すぐにでも一緒に練習を。」と誘われましたが、
それは「10年越しで見てやってください。」と、やんわりとお断り。

そんないきさつをカミさんに伝えたら、口をあんぐりさせて「本気?」。
だってお前だっていいって言ったじゃないか。だったらお前も何かやったら?
「いいえ。私は踊ります。」
ま、それもいいけど。
ということで、今年も山里の小さな祭は楽しく過ぎていきました。
来年もきっと来ましょう。
(まさか、まだやぐらには登っていないと思うけど・・・)
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