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昨日は両親を乗せて親父の車を運転し、早朝から大阪を発って岐阜に向かいました。
今回は終日恵那方面で過ごし、お楽しみは夕食でした。
中山道大井宿「角屋」を継いで三百六十年の料理旅館『いち川』で会食です。
座敷に集まったのは、私の両親と私たち家族、
そして「にほんブログ村・マクロビオティック部門」でダントツ一位のtenderさん母娘です。

大井宿は中山道69のうち、江戸から数えて46番目の宿場です。
中山道屈指の宿場町で旅籠屋も多く、天保14年(1843)で41軒でした。
これは美濃16宿中最高です。
でも今や残っているのはこの『いち川』さんのみ。
旅館の存在自体が日本の歴史ですね。

まずは女将(おかみ)のご挨拶です。
向かって左から第十五代、十四代、十六代のそろい踏みです。
格好いいですねぇ。
その第十六代若女将がtenderさんの小学校同級生というご関係です。
20070823100833.jpg

そしてお料理ですが、
私と両親は「葉月会席」を、
tenderさんとうちのカミさんは「葉月マクロビオティック会席」をいただきました。
日本広しと言えど、こういう会席を出してくれるところは少ないのでは?
献立を見比べてみましょう。(クリックすると大きくなります。)
20070823101828.jpg

どれもとても美味しかったです。
でも私の技術不足で、どれもうまく撮れなかったので画像掲載はパスさせていただきます。
すいません。

U太は上機嫌で超ハイテンション。
普段、食事の際は座って食べるようにしていますが、この夜は無礼講。
歓声を上げながらみんなの周りを歩き回ります。
じいちゃんにもマンマをあげて、じいちゃん感激!
20070823101027.jpg

こういう幼児連れでも気持ち良く受け入れてくれるだけでなく、
一時は大人たちの会話のために、若女将が別室で子供達の遊び相手にもなってくれました。
ありがたいことです。

さて食事も終わり、改めていろいろ考えます。
簡単に「この旅館ではマクロビオティック会席が用意されています。」なんて書いていますが、
これは相当大変なことですよ。

話は変わりますが、私は以前、知的障害のある方たちの施設で
「調理員兼指導員」という立場で働いていたことがあります。
(その時の経験のおかげで、調理師の資格を取りました。)
その際、「栄養士 vs 調理員」の戦いを目の当たりにしました。
栄養士が利用者の健康を考えて献立を考えるのはもちろんですが、
現場を預かる調理員から見ると、「現場を分かっておらん!」、
「こんなメニューじゃ利用者がかわいそう。」となります。
多分、同じような構図ってどこにもあるんじゃないかな?

そんな目で想像するに、料理旅館で肉や魚を使わない会席をつくるというのは、
板前からすると最初は相当苦痛だと思うのです。
私は全く内部事情を知らずに書いていますが、
女将から「マクロビオティック会席をお願いします。」と言われて、
すんなりと「はい、分かりました。」とはならないと思います。
ここにくるまでにいろんな葛藤があったのではないだろうか?
などと勝手な想像を膨らませていますが、どうもすいません。

つまりはですね、360年の歴史を両肩に受けながらも、
それでも時代の流れを読み、自らの信念を表現していこうとする姿に心打たれた訳ですよ。
若女将はこの他にもいろいろ活発な活動をされています。
うちのカミさんが映画『六ヶ所村ラプソディー』の上映について悩んでいた時も、
若女将やtenderさん達に相談したら、トントン拍子に話が進み始めました。
その決断力、行動力に感心です。

このように目の輝いている人をみると、しかも美人とくれば、応援したくなるのもむべなるかな。
私は普段「頑張る」という言葉をあまり使いませんが、
つい力こぶを作ってしまいます。
「大井宿最後の料理旅館、頑張れ!」

!!!!!!!!!!!!!!!
ご自身がもし360年旅館の女将だったらと想像してみてください。
↓ちょっとびびるかも・・・
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↑でも格好いい! 私もいろいろ挑戦したい!
!!!!!!!!!!!!!!!

ありがとうございました!
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