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私は銀杏(ギンナン)が好きです。銀杏(イチョウ)の樹も好きですが。
ギンナンを見ると、必ず思い出す出来事があります。
それは今から19年前、1988年のことです・・・

その頃私は、東京は明治神宮の近くで暮らしていました。
明治神宮とその周りってイチョウの樹が多いんですよ。
特に神宮が一般生活エリアと接する場所では、
ギンナンの季節になると毎朝争奪戦が起こります。

その戦いに日々敗れていた私は、
(だって敵はものすごく早くから取りに来るんだもん。)
ある日思い立ちました。
「きっと明治神宮の中にもあるはずだ!」と。

そしてある日、神宮の中に侵入し、うろちょろすること半時。
ありました!イチョウの雌大木の下に一面のギンナン!
もう入れ食いです。しかも敵はおらず。
うほうほ言いながら袋に詰めていた私ですが、
突然「コラッ!」という声がして、凍りつきました。

そうです。管理人に見つかったのです。
「何をしておる。ちょっとここまで来なさい!」と高飛車に叱られ、
「これで私は『ギンナン泥棒』ということで逮捕されるのか?」と、
結構マジでびびりながら管理人小屋に連れていかれました。

小屋に入ると、管理人が3名揃っておりました。
「あのな、この神宮を何と心得ておるか!」
詳しくは覚えていませんが、
要は歩道以外は一般人が簡単に入り込む様な場所ではないということらしいです。
「しかもギンナンを取るとは何事か!」と叱られているのです。

最初のうちは事態の展開に戸惑っていた私ですが、
叱られているうちに次第に落ち着きを取り戻してきました。
そしてふと見ると、傍のストーブの上にギンナンが数個載っているではないか。
「あの~、これってギンナンですよね。」

その声に3人の管理人の顔色がさっと変わりました。
「しまった!見られたか!」という顔です。
その後は立場逆転。
「あ、あのな。今日のところは大目に見るから。
ここまで取ったギンナンを持って帰りなさい。
でも今後は勝手にあそこに入るんじゃないよ。」

察するに、どうも私は彼等の秘密の場所に入り込んだらしい。
ま、いいや。大量のギンナンが手に入ったのだからと、
うまうまと帰宅したのでありました。

そこで、その時に見た「ストーブ天板ギンナン置き」テクを参考に、
その後も改良を加えた、「ギンナンの美味しい食い方」をご披露しましょう。
まずはギンナンを天板に置きます。
そして小さなボールを被せます。
ボールを被せる

しばし置いた後、途中で一回「丁か半か!」とか言いながら、
ぐるぐるボールを回します。
そして香ばしい香りが漂ってきたら出来上がり。
天板付のストーブがない人は、フライパンに蓋を被せてどうぞ。
銀杏を置く

ギンナンを割るにはこの工具を使います。
今までいろんな道具を試したけれど、これが一番。
「パキッ!」と心地よい音が食欲をそそります。
こうやってパキパキさせながら飲む日本酒が美味いんだなぁ。
胡桃を割りながら飲むブランデーに近い世界観があります。
割る

さて、今回は「かしも産直市」で、
パックにパンパンに入ったギンナンを600円ほどで購入したのですが、
食う他に、実はもう一つ目的がありました。
それは「家の周りをイチョウだらけにする計画」です。

かつて八ヶ岳で暮らしていた頃、冗談でギンナンを庭に埋めておいたら、
全て芽が出てきたのです。
さすが太古から続く植物です。生命力が違います。
その時は苗をあちらこちらに植えたのだけれど、どうなったかな?

実は今回もそれを狙っています。
ということで、昨日家の畑のいろんなところに、
こっそりとギンナンを埋めてきました。場所はカミさんにも内緒です。
さぁどうなりますか。首尾よく芽が出てきたらしばらくは畑で育て、
いつかこっそりと加子母中に植えてやろうか?
それってはた迷惑?でもみんなで紅葉とギンナン料理を楽しもうよ。

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