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ここ数日のブログをご覧いただいている方は、
ずっとイベント続きであることをご存知でしょうが、まだ続いております。
昨夜は2本のはしごでありました。

まずは「念仏講」です。
加子母の中でも、たぶん唯一の伝統行事だと思うのですが、
我が地区我が班で、毎月18日に「念仏練習会」というものを開いています。
昨夜は今年最後ということで、簡単な忘年会も兼ねて行われました。

集まったのは7名。たぶん、今集まれる最大人数だと思います。
そして見渡すと私より20歳ほど上以上の方ばかり。
つまり、私だけが極端に若い衆ということになります。

今回話し合ったのは、来年1月の「念仏講」の日取りと段取りです。
これは、地域の子供たちとともに、大きな数珠を持って各家を回り、
念仏を唱えて、ご祝儀をいただくというものですが、
来年の開催にあたり、ある方から意見が出ました。
CIMG0287-2.jpg

「俺はもう身体がきつくて、各家を回るのについていけないから、
皆が回ってくるのをお堂で待っていてもいいかな?」
誰もその声を止めることはできません。
でも失礼ながら、この先は一体どうなるのだろう?と考えてしまいました。
もしかして、20年後って、このお堂で私一人が念仏を唱えている?
まさかねと思いながらも、冗談とも言えない事態です。

さて、念仏忘年会を途中で失礼して、向かったのは「若連」の忘年会です。
こちらは来年2日に各家を回る獅子舞の段取りを組む、という名目で飲んでおりました。
こちらでも実は後継者不足に悩んでおります。
太鼓も笛も獅子も。
やってきた

今はまだいいです。40歳前後が中心になって動いています。
でもその次に続く世代が薄いです。
子供のうちは割とやりたがる子がいるのですが、
中学生になると途端に他が忙しくなって、やらなくなる。
そして高校は外に出てしまう。

果たしてこちらもいつまで続くのだろうと感じてしまう時があります。
もしかして私たちの世代が最後になる?まさかね。

私は文化事業の仕事に関わっていることもあり、
この加子母で実際に息づいている文化に触れられていることに喜びを感じていますが、
同時にその文化が、薄氷を踏むような状態にあることも感じています。
きっと日本中の「生きている文化」がこんな状態なのだろうな。

ある地域で残っている行事をビデオで残して、
「かつてこの地域では、このような行事がありました。」なんて紹介するのは、
民俗学者のすることであって、「生きている文化」ではないです。
恥ずかしながら、この私も加子母に来てようやくそのことに気づいた訳ですが、
それだけに、何としても「行事を続けること」「残すこと」「伝えること」をやりたいし、
願わくば、より広げていきたい。

それこそが「生きた文化」に携わる人間の責務であるし、喜びだと思うのですが・・・
さてどうなるのでしょうかね。

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