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仕事で、ある会社の書庫で探し物をしていたら、
ふと目についたものがありました。
それはマンガです。
『宇宙博物史 火星ホテル』とあります。
火星ホテル2

一見して松本零士さんのものと分かりますね。
こういうのはある意味ですごいことだと思います。
その人の世界観がひと目で分かるのだから。

何となくページをめくっていくと、結構面白そうなので、
ついお借りして、最後まで読んでしまいました。
このマンガ、ご存知の方はいらっしゃいますか?

ストーリー的には、
「主人公の星野巡(銀河鉄道999の星野鉄郎ソックリの少年。実は少女)が、
火星ホテルの総支配人(メーテルそっくり)と共に、
全ての生命の源となる、母なる『命の粘土』を探して旅に出るという、
これまたいかにも松本零士ワールドのパターンAです。

そして読み進むと、実際に999に乗ったメーテルと鉄郎が登場するし、
キャプテンハーロックも現れたりして、何でもありです。

そしてこの手のマンガにありがちな傾向として、
つじつまが合わないストーリーが山ほど出てきます。
「冒頭に言っていたことと違うじゃないか!」
「思わせぶりな伏線は、何につながっているの?」
「このセリフはさっきも言っていたよ。」
突っ込もうと思えば、山ほど突っ込めるような代物です。
しかも結論が出ないままに終わってしまった・・・

でもね、それらを全てはしょっても、結構感動したのですよ、私は。
例えばこんなセリフが出てきます。
「人は誰かが覚えていてくれる限り生きている・・・と・・・私は信じている」

他にも、
「時間は夢を裏切らない。」
「(命の粘土が)あると信じろよ!!
希望を失うと宇宙の海では生きていけないよ!!」
なんてセリフを見つけると、「ほう!」と妙に感心してしまいました。

このマンガは、松本零士氏が15歳の時に描いた
『火星令嬢』が下書きになっているとか。
私が15歳の時って、一体何を残しただろう?
それを思うと、やっぱりこの人はすごいなと思います。

今から100年後、1000年後、1万年後(?)、
人類がどんな暮らしをしてどんな人生観を持っているのかは分からないけれど、
少なくとも20世紀の末にこういうマンガを残した人がいるわけですからね。
たかがマンガと侮るなかれ。
勉強になりました。
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