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さて、これを見て何だか分かる人は通ですね。
左手前の葉がヒントですが、これはスイカズラ(ハニーサックル)の根です。
以前、『怪しいバー』シリーズでご紹介した花の根です。
その時に、「山で見つけたら手に入れたい。」と書きましたが、
いきなり出会いがありました。それはもう素敵な出会いです。
スイカズラ根

先日、山に入った時、小をもよおした私は道端で済ませておりました。
その時、何と目の前にスイカズラちゃんがいらっしゃったのです。
こいつは蔓性ですので、目の前に葉があっても根はあらぬところに辿り着きます。
幸いにも私がいたしたところには触れずに、いただいてきたという訳です。
願えば叶うとはこのことか。鶏小屋の脇に植えました。

ちなみに我が庭にもともといたスイカズラはこんな感じ。
冬は葉の色が濃くなりますが落ちないことから、忍冬(ニンドウ)とも呼びます。
冬を忍ぶなんて、何と愛おしいやつでしょう。
スイカズラ庭

スイカズラの呼び名は、
管状になった花を引き抜き、管の細いほうを吸うと甘い味がして、
つる性の低木(カズラ)ということから、吸い葛(スイカズラ)とついたとか。
人の唇に似た花を二個つけ、咲きはじめは白色ですが、次第に黄色に変化していきます。
スイカズラ花

さてお勉強タイムです。
科名:スイカズラ科/属名:スイカズラ属
和名:吸葛/忍冬/学名:Lonicera japonica

薬効ですが、まず部位によって呼び名が変わります。
花は春の開花期に摘み取り、通風の良い日陰で乾燥させます。
これを生薬名で『金銀花(キンギンカ)』と呼ぶとか。まさにピッタリの名です。
葉や茎は秋から冬にかけて採取し、きざんで天日で乾燥させます。
こちらを『忍冬(ニンドウ)』と呼びます。

忍冬には、鎮徑(チンケイ、けいれんを鎮める)、利尿、抗炎症、抗菌作用があります。
乾燥した忍冬10g程度を500ccほどの水で半分になるまで煎じて、
1日3回、食後30分に服用することで、
解熱、解毒、発熱、血痢、伝染性肝炎、化膿性疾患、神経痛、リューマチなどに効くとか。
腫物や痔には濃煎液を服用します。

また乾燥した忍冬二握り(50~100g)ほどを木綿の袋に入れて、
鍋であらかじめ煎じ、その煎じ液を袋とともに風呂に入れて入浴すると、
腰痛や痔の痛み、湿疹、あせも、ただれに効くそうです。

金銀花も忍冬と同様な効き目があり、忍冬よりも抗菌作用は強いそうです。
軽度の胃潰瘍の予防効果もあるとか。
煎じ液でうがいをすると、口内炎、歯槽膿漏に有効とされています。
すごい!

先日ご紹介した金銀花の酒には利尿作用があり、
膀胱炎、腎臓病、各種の皮膚病、強壮にも効き目があるとされます。
いやぁ、見直しました!
私が酔った勢いで仕込んだ作った酒も、知らぬ間に本当に薬になっておったではないか。
自分自身も見直した! と、自画自賛。
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