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先日、若いウドをいただきましたが、もう早くも全盛期を迎えました。
本当にウドってやつは成長が早いです。
今年は一株ずつにかなり生えてきているので、来年の株分けが楽しみです。
1000株くらいにまで分けられるのではないかな?
とてもそこまではやりきれませんが。
0ウド株

見て下さいよ、この太さ。
ほおばるには一番良い頃です。
1ウド全盛

これからは若葉をいただく時期ですね。
この若葉の天ぷらが私は大好きです。
若葉の方も、「私を食べて!」と誘っているように見えませんか?
2私を食べて

ところで、先日、『六ヶ所村ラプソディー』の実行委員会メールアドレスに、
私あてで「ウドの食べ方を教えてください。」というメールをいただきました。
個メールでお返ししようとしたのですが、何度送っても返ってきました。
そこで、この面でご返事します。

私が紹介しているような新鮮な若いものは、
採った直後ならばかぶりつきが一番です。
でもスーパーで売っているような時間が経ったものでは厳しいかもしれませんね。

そこで、その他の食べ方となると、
まず皮は剥いて酢あるいは酢を水で薄めたものにしばらく浸けておきます。
それで結構えぐみが取れます。
中身の方も一旦酢に浸けておくと変色しにくくなります。

そして皮は千切りにして、若芽と一緒にきんぴらにするのが良いでしょう。
もしまだえぐかったら、
醤油を加えて煮詰めて佃煮風にするとご飯がすすみます。

軸の中身は一般的には酢味噌をつけて食べるか、
スライスあるいは短冊にして三杯酢や梅酢でいただくと美味しいです。
梅と良く合いますし、マヨネーズ和えも良いですよ。

中身がえぐい時は、皮と一緒にきんぴらにする方が良いかもしれません。
また、軽くソテーして醤油をかけてもいいですね。

また、上にも書きましたが、若葉は天ぷら材にもなります。
これがまた美味いのですよ。
でも、若葉はすぐに萎えてしまうので、よほど新鮮でないと厳しいかも。

ウドは油と合います。
そして少々の「えぐみ」は春の醍醐味として味わいましょう。
もっとも、それほどたくさん食べられるものではないですが。

あとはいろいろ試してみてください。
そして気軽にこちらのブログにコメントして下さいね。


さて、実は目を上げるとついにタラノメが出始めています。
例年よりも一週間から10日ほど早い気がします。
空に突き刺さるように伸びるタラ、精悍ですね。
このくらいの形の時が一番美味しいです。
3タラ出始め

タラノメは、「二番までは採っても良いが、三番を採ると樹が枯れる。」
と教えられました。
でも、「やり方を工夫すれば、そうはならない」説を、
白州のわたなべさんから教えていただきました。

そのやり方とは、
「一番、二番と採った後、三番が出て来るそのすぐ上の幹を切り落とす」
というのです。
そうすることで、タラは三番を一番に置き換えてエネルギーを注ぐとか。

その三番が食べ頃になった時に採り、
次の四番の芽のすぐ上の幹を、同じく切り落とすのです。
その作業を続けていくことで、
順々にタラノメをいただくことができるそうです。

つまり、タラの身長はどんどん低くなっていきます。
「そんなことをしたら樹が枯れてしまうのでは?」
と普通は考えてしまいますが、そうはならないそうです。
夏の間にグングン伸びて、また春になると同じように出てくるのだとか。

正直言って、「そんな都合の良い話ってあるのかな?」
という気持ちが無くもないですが、(わたなべさん、ご免なさい!)
ともかく試してみることにしました。

この画像でいくと、下の方に節があり、
右に小さく次の芽が出ているのが分かりますか?
つまりはこの芽のすぐ上で樹を切るということです。
今まで教えられていた知識からすると「禁じ手」にあたるので、
ちょっとドキドキしながら切り取ります。
4タラ三番目

でもなかなか綺麗に切れないのですよ。
特に背の高いやつは狙いを定めにくく、真っ直ぐに切れずに苦労しました。
本当にこんな切り方でいいのかな?
5初タラ

ともかく今年の初物、早速の大物です。
昨夜はかみさんが天ぷらを揚げてくれました。
やっぱり美味いなぁ。ビールがススミます。

畑のワラビも出始めました。
採りたての若いワラビはあく抜きをしなくても天ぷらでいただけます。
でもすぐにふにゃっとなるので、
揚げたてをその場でいただくのが一番でしょうね。
6初ワラビ

とまぁ、いよいよ加子母も本格的な春を迎えました。
でもこの調子だとあっと言う間に去って行きそうな勢いです。
もうちょっとゆっくり滞在していきなよ。
せめてGWが過ぎるくらいまではね。
我が家では「ツクシのふりかけ」が食卓の定番です。
ツクシを蒸して天日干しし、その後薪ストーブやフライパンなどで煎って、
焼き塩、ゴマ、海苔などを加えて出来上がり。
特にU太が大好きで、これがあればご飯をパクパク食べます。
0ふりかけ

当然ながらツクシは春しか採れませんので、
この時期に一年分のツクシを集める必要があります。
冬の間は、「春になってツクシが出たら、一緒にたくさん採ろうね。」
と会話したものですが、
いざその春がやって来ると、他のことにかまけてしまい、
つい採るのを忘れてしまいそうです。

「これではいかん!今のうちに一回採っておくぞ!」
他のことはさておき、U太を誘って家の裏に向かいました。
我が家の裏にはツクシが群生していますが、
面白いことに、初春と晩春に出る場所が違います。
まずは初春の分をしっかりといただこうという算段です。

そして30~40分ほどで、それなりに集まりました。
U太も飽きずに結構集めてくれました。
毎度思うことですが、何でもやってみるとあっと言う間にできるものです。
さぁ、次の作業はお母さん、よろしく頼みますよ。
1つくしの山

ところで、今回とても面白いツクシを発見しました。
双子のツクシです。初めて見ました。
2ふたごのつくし

また、先日家裏の片付けをウーファーのミナちゃんにしてもらったところ、
立てかけた腐った合板の中をツクシが上に伸び、
しっかりと芽を出しておりました。
3合板を伸びる

取り出して見ると、しっかりと根を張っております。
やはりツクシはものすごい生命力です。
4長い

私はライフワークの一つとして山野草を採って食っていますが、
最近つくづく思うに、本当に健康のことを考えるのならば、
あれこれ種類を求めるのではなく、
ツクシとスギナとヨモギを食っておれば良いのではないだろうか?
あと、タンポポも仲間に入りますね。
彼らのような生命力(エネルギー)のある生物をいただくことで、
心も身体も健康になるように思います。

ツクシは皆さんの周りにもきっとまだ出ているはずです。
卵とじもいいですが、それほど食べられるものではないので、
是非加工して年中いただきましょう!
あるいは、「もりのいえ」に来られると食べられますよ。
野草採りに出たら、急に目の前にアサツキが現れました。
ノビルはよく見かけますが、アサツキは珍しいです。
我が畑にも自生していますが、まだこれほどには育っていません。
アサツキ発見

そこで少し株をいただいてきました。
葉の部分をカットして、根を畑に植えます。
アサツキ収穫

そこで葉をどうやっていただくか?
小口切りにして薬味に使うのが普通でしょうが、
今回は贅沢に調理してみました。
束ねて紐でしばり、洗います。
アサツキ縛る

それをさっと湯がいて軽く絞り、
均等の幅で切って並べます。
名付けて「アサツキそうめん」!
アサツキそうめん

「そうめん」と呼ぶには切らずにおくのが良いのかもしれませんが、
それだと噛み切りにくいので、切りました。
酢醤油でいただきますが、美味い!

スーパーものはあまり味がしませんが、
香りといい、辛みといい、シャキシャキした歯ごたえといい、
天然物をこうやって美味しくいただけるのはありがたいことです。

昨日は快晴。
朝は風が強かったけれど、勇んで野草採りに向かいました。
そしてお昼は得意(?)の天ぷら。裏山の竹の皿に盛りました。
うどんと一緒に、縁側で家族揃っていただく食事は最高の時間です。
手前から、カンゾウ、茶葉、ノビル、ヒメオドリコソウ、ノビルの根です。
どれもカリカリ!ノビルの根が一番美味しかった!これは精力もつくらしい。
1天ぷら2

ところで今回の収穫には別の目的がありました。
前回、野草採りに行った場所の傍で、
とても興味を引く光景を見かけていたのです。
ひと目見て分かります?
2蒲?1

私は一瞬目を疑いましたよ。
だって、ず~っとこいつを探していたのだもの。
これはですね、蒲(ガマ)です。

ガマと聞いて分からなくても、「因幡の白うさぎ」と聞けば思い出します?
そう、騙したワニザメに丸裸にされた白うさぎが泣いていると、
大国主命(おおくにぬしのみこと)がやってきて、
「真水で身体を洗って、ガマの穂をつけなさい。」と教え、
その通りにしたら見事に治ったという、あのガマです。

普通ガマと言えば、棒に刺したフランクフルトのイメージがありますが、
あれが穂ですね。
そして時間が経つと綿のような無数の果実になり、飛び散っていきます。
綿を昔はフトンに入れたので、蒲団と書くとか。

大国主命が言ったくらいですから、身体にも良いらしいです。
穂(花粉)は生薬としては「蒲黄」(ほおう)と呼ばれ、
外用で傷薬となり、内服すると利尿作用、通経作用があるとか。

それはそれで関心ありますが、
私がガマを求めていたのは、ガマの水質浄化作用です。
確か排水の出口にガマを育てておくと、
かなり浄化されると聞いたことがあるのです。

だからずっと前からガマを探していたのですが、それが今、目の前にある!
いやぁ、嬉しかったですね。
そこで昨日はその綿をいただいてきました。
U太も「これ、なぁに?」と興味津々。でも綿菓子ではないからね。
3ガマ採った

さてこいつをどうするか?
ともかく水辺に置いて増えるものかどうか試すことにしました。
池から溢れる水が溜まる場所にそのまま突き刺してみます。
すぐ傍の田んぼの神様、見守っていてね。
いつの日か種が底に着いて、芽が出てくれるであろうか?
4ガマ刺した

念のために一本、根もいただいてきました。
こちらの方が確実に着くかな?
5ガマの根

かくして念願の「ガマ持ち」になれました!
最近は願ったコトやモノがスイスイ寄ってきてくれます。
本当にありがたいことです。

ここ連日、幾つものブログネタが貯まってきているのですが、
基本的に一日1ネタとしていますので、あしからず。

昨日の朝はマイナス5℃。
日中は暖かいものの、まだ朝晩は結構冷えます。
田んぼに溜まった水もこの通り。
1氷張る

いろいろあったデスクワークを一通り片付け、
いよいよ気持ちと体を外に向けるシーズンがスタートしました。
そうです!山菜採りです!

まずは毎年必ず訪れる、ノビルの定点観測地に向かいます。
予想通り、とても伸びています。もう収穫し始めてもいいくらいです。
2定点観測地ノビル

ちなみに、過去と比べてみましょう。
2006年3月6日のブログ
2007年2月25日のブログ
2008年3月2日のブログ
今年は一段とペースが速いことが分かります。やはり暖冬の影響でしょうね。

そしていよいよ収穫開始です。
加子母にやって来た2005年5月末頃は既に山菜シーズンは終わっていたし、
引越し直後でそれどころではなかったので収穫は無し。
2006年から始めて、今年で4シーズン目ということになります。

過去3シーズンは正直言って不満足の連続でした。
その理由は幾つかあります。
・初めての地で探すことが難しかった。
・八ヶ岳とは違い、大抵は誰かの土地なので、立ち入ることが難しかった。
・年々知識が減っていくことへの焦りがあった。
・何よりも、山菜採りにかける時間が無かった。

これらの理由から、結果的に毎年それほどの山菜を採れず、
シーズンを振り返って納得しないでおりました。

でも今年は違います。
デスクワーク系の仕事を大幅に減らしたので、今までよりは時間があります。
そして実はもっと大きな、そして大切な理由があるのです。

それは意識の持ち様が変わったことです。
まず、採る対象が変わりました。
今までは「山菜採り」を目指していました。
山菜というのは若い芽を採りますので、基本的に春だけがシーズンです。
それだと旬の時期がかなり限られます。

ところが、昨年夏頃から考え方を変えました。
私は「山菜採り」ではなく、「野草採り」を目指すことにしました。
野草だと、「野」の「草」だから、ほぼ年中採れます。
「結果的に採るものは同じじゃないのか?」と突っ込まれそうですが、
意識を変えることで、取り組み姿勢が変わるものなのですよ。

その結果、季節が過ぎることに焦る必要がなくなりました。
じっくりと腰をすえて現場に向かえます。

そして、採る種が変わりました。
今までは「できるだけ多くの種類を集めよう。」
と躍起になっていたところがありました。

でも今年は種類を追わず、
「今恵まれたものを美味しくいただくにはどうしたら良いか?」
と考えるようになりました。
つまり「量」ではなく、「質」。質には感謝の気持ちも含まれます。

加えて、採る量が変わりました。
これまでは一度に多くのものを採っていました。
「今を逃したら、今度いつここに来られるか分からない。」
という気持ちが働いていました。

ですから結果的に大量の収穫物が厨房を満たし、
かみさんを戸惑わせていました。
でも今回は違います。
「一日で必要なだけをいただき、そのことに感謝」です。

さてこのような意識と取り組み姿勢が変わって臨んだ、今年初の「野草採り」。
すると不思議なものです。次々と素晴らしい出会いがありました。
まずは道端で先日紹介したギシギシの若芽をいただき、
その後にふと目をやると、カラスノエンドウの柔らかい若芽を見つけました。
3カラスノエンドウ

その隣にはきっとシャクでしょうね。
実はこの見栄えの草はたくさんあって、
大きく育たなければ分からないものが多いのですが、一応採取します。
4シャク

しばらく歩くと、手頃なサイズのタネツケバナを見つけました。
私はこの草が大好きです。
5タネツケバナ

そしてまたしばらく行くと、食べ頃のノビルを発見!
慎重に採取したところ、ものすごい鱗茎になっていることが分かりました。
後で画像が出てきます。
6ノビル

そしてそして、何ととっても食べ頃のカンゾウを見つけました。
私はこれまでにこれほど良い風情のカンゾウに出会ったことがありません。
道端でよく見かける若芽は平べったくて薄いのですが、
今回みつけたのは丸太のように丸いものです。
大きさも食べるのはちょうど良いサイズです。
7カンゾウ

今回見つけた野草の幾つかは、食品残渣(ざんさ)、
つまり想像するに残飯が不法投棄されたらしい場所に育っていました。
だからそれらが堆肥となって野草たちの成長を促進したのかもしれません。
皮肉なものです。

ということで、昨日の収穫はこんな感じです。
ノビルの鱗茎を見てくださいよ。まるで小さなタマネギです。
8収穫

そしてこれらを茹でたものがお昼のおかずとなりました。
かみさんの手づくり味噌に、梅酢と黒砂糖を混ぜたソースをつけていただきます。
美味しそうでしょ?
9食卓

一番美味しかったのは、やはりカンゾウでした。むちゃウマ!
そしてノビルの鱗茎よりも、茎が美味しかった。
ノビルは味噌と絶妙に合います。

こうして自然の恵みをいただくシーズンが開始しました。
こういう時に本当に心豊かな暮らしを実感します。

ところで、追加のお話が一つ。
昨夜、お腹がゴロゴロし始めました。
「来たぞ、来たぞ!」トイレに向かいます。
すると見事な排出!

これは食中毒ではありません。全く痛みを伴わないです。
野草(山菜)の食べ始めにはよく起きる現象です。
本当にヤバイ種を食べた時は危険ですが、今回は問題無し。
むしろ「宿便が出た?」という程のスッキリ感です。
これまた野草食いの醍醐味であります。