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物事の流れというものはすごいもので、
先日設置した「太陽追尾型発電システム」を自動化しようという動きが、
早々に始まってしまいました。
これらの動きに情熱を捧げて下さる、あの方々に深くお礼申し上げます。

と、ともかく、実際にその日のうちに完成するかは別にして、
「もしかして太陽光パネルが自動追尾するかも」ワークショップを開くことにします。
当日の講師(船頭)候補は三名。
先日作業して下さった、大阪の和田さん、宮城の倉田さん、そして長野の小出さんです。
(小出さん、コトの流れでそういうことになりました。もし都合が合えばお願いします。)

このワークショップに参加ご希望の方は事前にお知らせください。
日時:5月16日(土)適当な時間から、17日(日)適当な時間まで
場所:もりのいえ
参加費:お一人1000円
宿泊費:寝袋持参の方は1000円、布団使用の方は2000円
食費:三食とも各700円(一品持参につき一食免除)

この時期、ウーファーも滞在しております。
さぞかし賑わしいインターナショナルな時を過ごすことになるのではと想像しています。
さて、どうなりますやら。
今から思い起こせば、
うちの電気をやっとこさ40Aに落としたのは昨年の秋のことでした。
その後、我が家のブレーカーが落ちたことはありません。

そして先日の「六ヶ所村ラプソディー」上映会
鎌仲監督の講演会で出た話題が、「アンペアダウン」でした。
つまり、現在、電力会社と契約しているA(アンペア)を
下げようという働きかけです。

何を言いたいかといいますと、
普段使っていてブレーカーが落ちないということは、
「それで安心」ということではなく、
余計に契約して支払っている可能性が高いということなのです。
だから、もっと切り詰めることができるはずです。

加えて、我が家では晴れて太陽光発電システムが稼働しました。
まだ容量は少ないけれど、それでも多少の足しにはなっているはず。

そこで改めて頭を整理します。
・まずは使う電気をもっと減らそう!
・そしてできるだけ日中の太陽光発電の分を利用しよう!
・ならば、電力会社との契約単位をもっと減らせるのではないか?
という理屈です。

そこで、中部電力に電話しました。
すると、前回のアンペアダウンから一年を経ていないので、
もし新たなアンペアダウンを申し出ると、
余計な出費が出るかもしれないとのこと。
確かに中部電力にすれば、客を逃がしたくないですよね。

でも結局今回はそういう「足かせ」は無く、
即日担当者がやって来ることになりました。
やってきた担当者、前回も会った人かなぁ。
とても当たりが柔らかいです。

その方に「20Aまで落としてください。」とお願いしました。
それを聞いて、「本当にいいんですね?」と何度も訊ねられました。
本当に何度も。

そして、「今はいいですけれど、
冬場、ホットカーペットを使うと結構いきますよ。」とか、
「風呂やストーブで結構電気を使いますよ。」と、
決して嫌みではなく、親身になって心配してくれました。
「うちにはホットカーペットはありません。
風呂やストーブは薪です。大丈夫です!」と言い切る私。

でも、このひと言にはこたえました。
「シャワートイレをお使いでしたら、それだけで結構使いますよ。」
シャワートイレは水を温めておくのと、便座の保温が一体となっていて、
どちらか片方だけ利用するという訳にはいかないのです。」

シャワートイレ大好きの私としては相当悩みましたが、
「では、これからは使いません!」と宣言しました。
その様子を嬉しそうに眺めるかみさん。

何度も確認され、やがて工事が始まりました。
一旦ブレーカーを落として、器具を取り替え、
改めてブレーカーを上げるだけの作業です。
ついについた20A!
P5030006.jpg

その際、一連の作業をしていた担当者さんが
「さすがですね。」とうめきました。

「どうしたんですか?」と訊ねると、
「いや、一旦切って、その後上げると、
既につながっているいろんな電気器具が一斉に立ち上がろうとるすので、
その時の分量で大体の様子が分かるのですが、
この家は200W程度でした。この家は本当に普段の電気使用量が少ないです。
経験的にこの段階で1/10の数値が出るものですから、
この数値でしたらきっと2000W(100V×20A)でも大丈夫でしょう。とのこと。

何だか嬉しくなりました。
「やったね!」という気分です。
さて、ということで20A生活、始まりました。
本当に少しずつ、願っていた暮らしに近づいてきています。
さぁ、いよいよお目見えです。我が家の独立式ソーラーシステム!
どうですか?この凛々しい姿。
青い空、緑の山に映えています。
私は「サンフラワー・システム」と名付けることにしました。
1全景

サンフラワー・システムのすごいところ、其の一。
季節に合わせて動きます。
これが夏至の頃。
2夏至

これが春分と秋分の頃。
3春分秋分

そしてこれが冬至の頃です。
4冬至


サンフラワー・システムのすごいところ、其の二。
一日の動きに合わせて動きます。
これが朝のポジション。
5朝

昼。
6昼

夕方です。
まさにサンフラワー(ひまわり)の真骨頂!
7夕

これらの動きをコントロールする目安が、
何と!パネルに垂直に立てられた一本の釘なのです。
この釘の頭の陰が一番小さくなるようにすることで、
太陽光を真っ直ぐに受けることができます。
8釘

そして作られた電気はコントローラーに送られます。
9コントローラー

続いてインバーターに。
このインバーター用の台は、ジョシュアと私の共作です。
屋根裏から出て来た煤けた材を使いました。
風情があるでしょ?
10インバーター

これらを設置した場所は、屋外トイレの前です。
これは確か今の店の畳を外した時に、下に敷いてあった板です。
これもまた良い風情。
バッテリーも設置して、システムは完成!
11セッティング

ではつないでみましょう。
うちに残っていた60wの灯りを幾つか点けてみます。
嬉しいですねぇ。
目の前に降り注ぐ太陽の光が、この灯りを作っているのですよ。
12灯り

太陽を追うシステムは、今のところは手動です。
いずれ、「自動式」になる予定とか。
「とか」なんて言っているのは、
全ては作って下さった皆さんの頭の中にプランがあるからです。
きっとこれが「すごいところ 其の三」になることでしょう。

そして「すごいところ 其の四」は、
発電パネルの下で野菜が育つのです!
つまり、畑の真上に立つサンフラワー・システムです。
どうです?すごいでしょ?

こうして待望ののソーラー生活が始まりました。
あれから三日経ちましたが、
現在では、パソコン2台と、それぞれのデスクの灯り、
そして我が家の高電気料金の元凶、酵素玄米用の保温ジャーに使われています。
夜はさすがに元に戻しますが、
少しでも「脱電力会社」できたのがとても嬉しい。

日中はもう少し使える気がします。
でも延長コードが無い。
今も我が家の足元はコードがあちらこちらを張っています。
しばらくの間は試し使いをしてみて、感じをつかめたらきちんと配線します。

電気の使い方について。
人は現在使っている分量を減らさずに、代わりの方法を探しがちですが、
私はまず「使う量を減らすこと」が先決だと思います。
電球を省エネタイプに換える。使わないようにする。
いろいろやり方は考えられますよね。
電力会社との契約アンペアを下げる(アンペアダウン)もその一つです。

そして次に、「できるだけ自給する道を探すこと」だと思います。
今回、その第一歩を踏み出すことができました。
この生き方を進めていけば、
電力会社の電気は最低限に抑えられるかもしれない。

そんな記念すべき一歩を踏み出すことができたこと、本当に嬉しいです。
太陽光発電を勧めてくれた石岡さん、
作り上げて下さった、和田さん、小出さん、そして倉田さん。
本当に、本当にありがとうございました!
さぁいよいよご紹介の時がやってきました!
「太陽光発電ワークショップ」の報告です。
まずは前夜祭から。

昼間の「六ヶ所村ラプソディー」上映会の興奮冷めやまぬまま、
温泉に向かい、ビールで乾杯。
夕方にやってきたウーファー・ジョシュアも一緒です。
直前のやりとりから「ミスター・コンペキ!」と呼ばれて、とても嬉しそうです。
1前夜祭

名古屋からフェリックス一家もやってきて、何だか大騒ぎ。
そしていつまでも飲んでいて眠らない。
私の自慢「5升の20年もの泡盛」がどんどん減っていきます。
こいつは飲んだ分量だけ酒を足せば復活するのですが、
最近は減り過ぎましたので、しばし封をすることにします。

宴は続きました。
宮城の倉田さんは、「みんな、何しに来たか分かってんの?
明日が本番だよ。明日は作業だよ。ムニャムニャ・・・」
とか言いながらソファーで撃沈。

そしてやがて一人また一人と撃沈していき、
最後の人が寝たのが2時。
でも長野の小出さんは、「えっ、もう寝るの?」と不満そう。
おやすみなさい・・・zzz

さぁ、一夜明けて快晴の朝です。
今回、私の都合で「日・月」のイベントとなったのですが、
これが土日だったらまるで雨でした。
本当に天候に助けられました。

朝、居間で設計図を書きながら作戦会議。
今回、ただ設置するのではなく、
太陽の動きに合わせてパネルを動かそうとしました。
ところが、「地球の自転と公転のそれぞれに対応して設置するのです。」
と和田さんが何度も説明してくれるのですが、
その理屈を私が理解できません。

ようやく時間をかけて理解!
「こんなの、中学生の理科ですよ!」と和田さんに呆れられました。
「でもこんなの、大人の社会では出てきません!」と開き直る私。

次は設置位置の決定です。
これがまたなかなか決まらない。
影が入らない場所で、母屋からさほど遠くない場所となると、
どうしても前の畑の中ということになります。
すると「畑の面積を減らさないで!」とのかみさんストップがかかるのです。

「何故、トイレの屋根だと駄目なの?」とかみさんが目で訴えますが、
「駄目、絶対駄目!」とどこかで聞いたような台詞で拒絶する私。
この時点でどんなものができるかというイメージは無かったものの、
「きっと物凄いプレゼンテーションができるものになるはず!」
という予感があったので、是非とも目の前で見える形にしたかったのです。

すったもんだした挙げ句、
先日植えたばかりのジャガイモ畑を半分使うことに決定!
そして必要な部材を求める旅に出ました。

ほどなく必要な部材を得て帰ってきた私たち。
さぁ、始めるぞ! という時に誰かが「地鎮祭はしないの?」
こんなことを言う人は誰かさんです。
「じゃあしようか?」ということで、
焼酎と塩を盛り、昨年収穫した稲の穂を和田神主が振って、
「かしこみ、かしこみ、・・・」と神妙に(嘘)祈ります。
2かしこみかしこみ

さて、始めようか? という時に、「えっ、鍬入れは?」
こんなことを言う人も誰かさんです。
ということで、いわゆるヤラセで鍬入れ撮影。
ようやく作業が始まりました。
3鍬入れ式

この時点で10時半を回っていました。
いきなり何だか本格的な作業が始まっております。
その姿を見て、私はもう「大船に乗った気分」。
4作業開始

そして、本来ならば私もその場にいるべきだったのかもしれませんが、
「せっかくだから、今の旬の料理を味わって欲しい」欲が湧いてきて、
「ワークショップの方はこれだけプロが揃っているのだから大丈夫!」と、
ジョシュアを誘って昼食の食材を採りに山に入りました。
だってコシアブラがまさに最盛期だったのですから。
6コシアブラ

時たま作業を覗き込むと、電柱の地中部分に防腐剤を塗るなど、
実に細やかな作業をしてくれています。
5防腐剤

一方、ジョシアと私チームは、岩魚をゲットして早速さばきます。
8岩魚さばく

次第に土台が立ち上がっていき、何だか凄そうだぞ!
7作業遠景

こちらも順調に収穫できました。
特に栽培シイタケがバッチリ!
子供達とわいわい言いながら収穫しました。
9収穫

意気揚々と戻ってきて、昼食の準備にかかります。
でも実はワークショップ・チームは、あるジレンマ陥っていたようでした。
それが証拠に、昼食時は皆さんそれぞれ思案顔で、
はっきり言って冴えない顔つきだったのです。
言い換えると、前夜の酒が今頃出て来たかのような疲れた様子です。

この時の様子を、倉田さんが後で解説してくれました。
「ま、船頭三人寄れば、船、山に登ると言ってね。」
なるほど、そんな状態だったのですか。

私は当初、午前中の作業に出ていなかったことが良くなかったのかと
反省しておりましたが、
かと言って、簡単な昼食では申し訳ないとも感じていたのです。
でも倉田さんのその台詞を聞いて、妙にひと安心。
なぁんだ、その場に私がいても、きっと役に立っていなかったろうね。

午後からは私も参加しました。
当初、木の電柱を立てる予定でしたが、
「この長い単管でいいんじゃないの」ということになり、
いざ立ててみると、こりゃいいわ!完成したら旗をたなびかせよう!
11ポール立て

そして、その後は何だかテキパキと作業が進み、
というか、「おいおい、陽が沈むぞ!」というプレッシャーを
誰もが感じながら、何と!日没間際になってギリギリ仮設定が完了!
この時点ではまだ配線が完成していませんでしたが、
何とか目処がついたのでした。
小出さんは途中で帰られたので映っていませんが、ありがとうございました!
12一旦設置

それにしても凄いものができましたよ。
これってまるでこれですよ、人工衛星。
13人口衛星

さぁ、では細部については明日紹介しましょうか。
さて一体何から書き始めようか?
やっぱり映画の上映会からになるんでしょうね。
でも何だか遠い過去の出来事だったような気がして、
少し臨場感が欠けてきているのが残念です。

それくらい、ここ三日ほどの出来事はとても濃いものになっています。
でもこの話題を紹介しないで次に進める訳にはいきません。
では始めましょう。

ところで、私は今回の中心スタッフではありません。
かみさんは一員でしたが、何と言っても幼子連れですので、
「可能な限り」のお手伝いでした。
私に至っては、当日の店番と撮影係くらいのものです。
そんな立場で見た風景をご報告します。

今回の会場は同じ中津川市ですが、
加子母からは二つ離れた旧福岡町という場所でした。
その地在住の野田さんという女性が
強い熱意を持って開催にまで皆を引っ張ってきました。
そのエネルギーたるもの、素晴らしいです。

始まる前、地元の方が、
「本来はイベントを開いても人が集まらない土地柄なのですよ。」
とおっしゃっていましたが、この時点で既に駐車場は満杯に。

さて、当日の朝を迎えました。
看板も、国道沿いに案内板も付け、準備が整っています。
1看板

受付は野田さんご夫婦がされていました。
これまで本当にご苦労様でした。
2受付

受付のすぐ脇には、いろんなおもしろいデザインのタワシがずらり。
確か地元のおばあちゃんが作ったとか。
鎌仲監督は幾つも買って、映画に登場する菊川さんにあげると言ってました。
3タワシ

窓側には店が並びました。
これは開店前の風景。
うちもクッキーを40セットほど出しましたが、ほどなく完売!
ありがとうございます!
4店

500名入るという会場はビッシリ!
まさかここまで来ていただけるとは、誰も想像していなかったでしょうね。
5観客

冒頭に中心スタッフの方と監督がご挨拶。
私はKAN太を背負いながら撮影していたので、
実は結構目立っていたかも?

ところがこの時、私は大きなちょんぼをしていたのです。
何と!途中まで、ビデオのスイッチが入っておりませんでした!
もうお笑いですね。
KAN太をあやしながら撮影することに気を取られて、
つい忘れておったのですよ。

さて映画が始まりました。
途中、室温が下がってきたように感じたので、
それを主催者に知らせに出たところで監督とバッタリ。
U太は託児所に預けていたのでいませんが、一緒に撮影してもらいました。
6監督と

実は上映会が始まる前に監督とは会って話しておりました。
高山で一度会っていたことをしっかりと覚えていてくれて、
その時に差し上げた「もりのいえ物語」も持参してくれていました。
嬉しいですね。

そして早めにやってきた、
大阪の和田さんと宮城の倉田さんをご紹介したところ、意気投合された様子。
私は途中から抜けましたが、監督、
「和田さんのエコハウスを見たい!」と言っていたので、
いつか実現するかもしれませんね。

さて映画の方はずっと通して観ることはできませんでしたが、
今回、新たな発見がありました。
「次の世代の子供達のために!」と力説する人々が、
賛成派の方々だったのですね。
ふーむ、なるほど。これは奥が深い事柄だなぁとしみじみと感じました。

そして監督の講演会です。
私はこの話が一番印象に残りました。
何故、彼女がこういう映画を撮ろうとしたのか?
そしてこれからどういうことをしていこうとしているのか?
分かり易く説明してくれました。
7講演会

この講演会の様子は無事ビデオに収めることができました。
「この内容を他の人に見せてもいいですか?」と後で監督に尋ねると、
とても恥ずかしがって、「話を聞けなかったスタッフにはね。」とのこと。
それにしても、人の心のフィールドに、
まるでストレスなくスッと入ってくるお人柄には驚きます。
だからあんな映画を撮ることができたのでしょうね。

最後に全ての片付けが終わってから、スタッフと希望者による交流会です。
実はいろんな経歴の、いろんな想いを持った人々が
関わっていたのだということがよくわかりました。
8交流会

こうして無事全ての行事が終了しました。
はっきり言って素人の、ほとんどが女性のグループが、
ここまでできたことが驚きです。
関わった人々はきっと大きな自信を得たでしょうね。

私は事前の準備にはまるで関わらず、
ただ人を介して参加を誘ったり、このブログで紹介してきただけなのですが、
しかも当日だけのスタッフのくせして、
随分と偉そうな態度をしていたようにも感じ、
終わってから非常に恐縮しておる次第です。やはりこれは「地」か?

でも、ともかく地域に大勢の意識のある元気な人々がいることと、
それに応えてくれる人々が大勢いることが分かったのは大きな収穫でした。
スタッフの皆さん、本当にご苦労様でした!
そして観に行ってくれた皆さん、ありがとう!
かみさんもブログで書いていました。よく書く時間があったね?)