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「SVO:天ぷら油でディーゼル車を走らせる。しかも廃油でOK!」
たったこれだけの言葉で、人をワクワクさせられるって愉快ですね。

そんな世界に私が仲間入りしたのが、2年前の7月でした。
あれからおかげさまでノートラブルで快適に走っています。

その後、ここ加子母でSVO勉強会&メーリングリスト「wvo」のオフ会が開かれたり、
メンバーの方々が何度も【もりのいえ】を訪れてくれるようになったりと、
私にとって願ったり叶ったりという人生が拓けています。

また、最近は近辺でもSVO車が増えてきました。嬉しいことです。
そしてこの度、新たに3名の方が同時に、それぞれ自車をSVO化するにあたり、
ここ加子母の地を選んでくださることになりました。

SVO化するのは、長野や愛知県知多半島の方々3名です。
これまでにSVO化する際は、自宅かその近くで行なうのが常でした。
ところがそのパターンだと、車のオーナーはSVO化の作業をしながら、
見学に来られる方々への対応や、食事や宿泊の段取りも同時にせねばなりません。

私の時もそうでしたが、「作業とサービス」の両立って、結構大変なのですよ。
私はサービスにウェイトをかけましたが、
最近のSVO界の主流は、「自分の車は自分で構いなさい。」というものです。
ですからオーナーは作業に集中する必要があります。

となると、サービスの方がおろそかになってきます。
「ならば役割を分けましょう。」というのが今回の趣旨です。
そして、「サービスの役を【もりのいえ】に。」との提案をしてくださったのが、
今回の作業の監修者である、長野のこいでさんです。
ありがとうございます!

SVO化の作業をするのは、11月13(土)・14(日)の二日間です。
今回、この作業のことを、ワークショップではなく、「ワーク」と呼びます。
というのも、作業をされる3名様が、「作業に集中したい。」とおっしゃるのです。
ですから、二日間とも朝から夕方まで、黙々とワークをしていただくことになります。
ワーク会場は【もりのいえ】の近くの工場です。

ですから、日中に【もりのいえ】に来られても、
SVO化の作業を見られる訳ではありませんし、
ワーク会場に辿り着いても、丁寧に説明してくれる訳ではありません。

あくまでも「ワーク」ですので、見学に訪れた人は、
そっと周りから覗き込む程度にしておきましょう。
それでもきっと、監修者の皆さんは優しく対応してくれるでしょうが・・・
(和歌山のいわもとさんも監修に来てくださるとのこと。再会が楽しみです。)

でも、ただワークだけでは面白くないよね?
せっかく、「3台同時にSVO化!」という、前代未聞の試みが行なわれる訳ですし、
その監修に、SVO化の濃い先人達が集まってきます。
ですから、「日中は無理でも、夜は大いに交流しましょう!」
という企画を立てさせていただきました。

ということで、企画内容の発表です!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
『天ぷら油交流会』のお知らせ
あなたも天ぷら油の世界に触れてみよう!
日時:2010年11月13日(土)20:00~
会場:【もりのいえ】

参加費:夕食代として1,800円

*宿泊される方は、一泊二食6,000円の中に含まれています。
*昼食を希望される方は前もってお知らせ下さい。お一人1,000円です。
*酒代はカンパ制とさせていただきます。

参加してほしい人:
・まだSVO化していないが、いつかやりたいと考えている人
・天ぷら油で車を走らせることについて、まだ何も知らないけれど、関心がある人
・天ぷら油車だけでなく、何だか面白そうな人と交流したい人

私がその夜にイメージしているのは、
「全く知らない人の、『天ぷら油で車を走らせるって、どういうこと?』
『一体どうするの?』という素朴な疑問に、
優しい先輩たちが、酔った勢いで懇切丁寧に熱く解説してくれる。」という場です。

ですから、現在、全く何も知らなくても、こちらに知り合いがいなくても、
心配することはありません。むしろこの機会に友を増やしましょう!
濃い人たちがとっても優しく迎え入れてくれますよ。

ぜひぜひ、この機会をお見逃しなく!


【昔の農機具で脱穀&もみすりをしよう!】
日時:2010年10月30日(土)10:00~夕方
          31日(日)10:00~15:00頃
場所:【もりのいえ】の玄関先

参加費:無料
お泊まりの方は、大人一泊二食6,000円です。
昼食はお一人1,000円です。(夕食のみの方は、1,800円。)
おやつや肴の持ち込み大歓迎です。
来られる方は汚れても良い格好で!長袖シャツが良いです。
詳しくは、この日のブログをご覧下さい!



セシリアによるパーマカルチャー講座のちらしができました!
是非この機会に大勢の方に参加していただきたいです!
(画面をクリックしてね!)
修正版セシリア講座ちらしデザインJPG

セシリア顔小出し

①【講演会】
『セシリアのクリエイティブ・ライフセミナー』

パーマカルチャーで、暮らしをもっとクリエイティブに、もっと楽しくしてみましょう!
日時:2010年11月6日(土)13:30~16:00
会場:東海神栄電子工業(株)研修センター4階

   (岐阜県恵那市大井町630-1)
主催:21世紀クラブ 共催:もりのいえ
参加費:1,000円(中学生以上)
*詳しくはこちらをご覧下さい!



②【講習会&ワークショップ】
『セシリアのライフデザイン・ワークショプ inもりのいえ』

【もりのいえ】を、パーマカルチャーでクリエイティブにデザインしよう!
日時:2010年11月7日(日)10:00~16:00
会場・主催:もりのいえ

参加費:3,000円
ランチ:【もりのいえ】でご用意できます。別途お一人1,000円です。
*詳しくはこちらをご覧下さい!



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農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
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はや、一週間前のネタになってしまいましたが、
雑誌『ドゥーパ!』の取材を受けました。

「『SVO・WVO』に焦点を当てて、
初心者向けに『ほんとに素人でもできるの?』といった感じで
記事をすすめていきたいと思っております。」

こんな切り口で取材を打診してきた記者さん。
さて、どうしようか?としばし思案しました。
というのも、「本当の素人にはできない」からです。

私の場合は多くのサポートがあったからできた訳で、
そんな私を紹介して、「よし、素人の俺がやってみよう!」なんて気になられて、
一人でいざやってみるとうまくいかなくって、
「SVOは駄目だ!」なんて言われたら悔しいもの。

私は副業で食品安全についての講習会講師をしています。
食品の世界にはHACCPという衛生管理システムがよく出回っていて、
極論すると、HACCPをしっかりと実践しておれば、
大抵の「食の安全」は守られるはずなのです。

ところが、2000年に雪印乳業による集団食中毒事件が起きました。
これは、とてもずさんな衛生管理をしていた同社が、
マスコミ対応の失敗もあって世間で大きく取り上げられたので、
皆さんご存知だと思います。

この雪印乳業がHACCPを導入していたのです。
それまでは「HACCPを導入している会社は安心安全」と言われていました。
でも事件が起きたことで、
「HACCPは駄目だ!」というレッテルが貼られてしまいました。

これは言うまでもなく、
「仕組みをきちんと回していなかった会社が駄目」な訳ですが、
世間(たぶんマスコミ)は、刺激性のある話題を好みます。
そんな訳で、一時期HACCPは悪者になりました。

そんな展開をこのSVOの世界で見たくないのです。

「どうしよう? 私よりももっと詳しい人の方を紹介しようか?」
一瞬そんな思いがよぎりましたが、
「いや、私のような素人がいかにこれまで取り組んできたのかを、
正しく伝える方が良い。」と考え直し、今回の取材をお受けしました。

取材を受ける前に、メーリングリスト「wvo」の仲間に声かけをしました。
「取材を受けるにあたっての注意点は? 特に何を強調すればいい?」
そして「できれば誰か同席してくれないかな?」

すると、信濃の方こと、こいでさんが「行ってもいいよ!」と即答してくれました。
このクイックレスポンス、嬉しいですね。
そして、愛農かまどワークショップに参加するブレンディさんが
そのまま残ってサポートしてくれるとのこと。
また、つい一週間前に他の人のSVO化ワークショップを仕切った、
ふわりさんも同席してくれることになりました。

こんな時に仲間がすぐに集ってくれるって、本当にありがたいです。
他にも数名がアドバイスをしてくれました。素晴らしい仲間達!
私が記者さんに伝えたいことの一番は、これなのです。

さて、先週の日曜日、愛農かまどが完成した直後に記者さんが来られました。
「私、メカに弱くって・・・」
なるほど、読者目線で記事を書こうとされているようです。

そこで、私たちはその後、怒濤の説明会を開きました。
特にお伝えしたかったのは、以下の様なポイントです。

・SVOの理屈は簡単です。天ぷら油を暖めればいいのだから。
 でもその仕組みは千差万別で、法的な知識も必要であり、
 素人が安易に手を出す領域ではないこと。

・一人でやろうとするのは危険!
 例えば「wvo」のようなメーリングリストに加わって仲間に入り、
 そこから学び、仲間と共にコトを起こすこと。

・それでも一旦始めたら、自己責任がずっとついて回ること。
 (これは本当に大切なポイントです。
  万一事故を起こすと自分が大変な思いをするだけでなく、
  周りに大きな迷惑をかけることになるからです。)

・改造ではなく、仕様変更であること
 (「改造」なんて書かれると、とっても印象が悪いからね。)

一連の説明を聞いた後、記者さんは頭を抱えていました。
もっと安易に考えていたでしょうからね。

もっとも、私のような素人が実際にSVO車を走らせている例もあります。
我が「よきかな号」は、SVO化して以来2年間、4万キロ以上走っていますが、
これまでノートラブルできています。
(車そのものの寿命としての噴射ポンプのオーバーホールや、
私の人為的ミスで油を車内にこぼしたなんてことはありますが。)

私が何故ノートラブルできたのか? 理由は明快です。
・優秀な、そしてとても親切な仲間が仕組みを考え、設置してくれたから
・燃料となる廃食油のろ過を丁寧にしているから
・ろ過のフィルター交換をマメにしているから
たったそれだけです。

だって、エンジンに汚れた燃料が入って車が止まったら、
私は対処の仕方を知らないもの。
だから、エンジンに入る前の燃料に気を使っているのです。
素人なりの防衛策です。

そこで、仲間とろ過の必要性を私は強調し、
ろ過システムについてはフィルター交換を実際にして見せました。
その様子を見て、「みんな、ここまでやってないって!」
と、手を左右に振るブレンディさんと信濃の方。

月曜日にカメラマンがやってきたのはいいのですが、外は大雨。
でも車の撮影はしたい。
そこで近所の、大屋根がかかる施設をお借りして、撮影会が始まりました。

多分、現在国内で最高レベルにあるSVO車を自作した、信濃の方。
1こいでさん颯爽と

今回、彼がいてくれたお陰で、正確な濃い情報を記者に伝えることができました。
ありがとうございます。
でも、多分記者さんは消化不良を起こしていることでしょう。
2覗き込む取材

SVOとは異なる、MVOなる仕組みで走るブレンディさん。
廃食油と石油燃料を混ぜて走り、正しく申告して納税するスタイルは、
一つの正しい道です。
今回、彼がいてくれたお陰で、とても場が和みました。
ありがとうございます。
3ブレンディさんポーズ

カメラマンの要望に応えて、
廃食油を燃料タンクに入れるという、いわゆる「やらせ」中のブレンディさん。
4油を入れるやらせ

その後、雨の中、各車がうちの周りをぐるぐると周り、
カメラマンが撮影するという愉快な体験もしました。

この取材内容が掲載されるのは9月初旬とのことですが、
さて、どんな編集になるでしょうかね。
記者さん、頑張って!



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このブログを読んでいるwvoメンバーは、
「おいおい、いつになったらレポートするんだ?」と感じていたことでしょう。
お待たせしました!今回の旅のメインイベント、「wvoオフ会」であります!

レポートの前に「wvo」について簡単に説明しておきます。
シャロム・ヒュッテのオーナー・臼井さんが管理人となり、
「天ぷら油(廃食油)で車を走らせよう!」という仲間が集うメーリングリスト。
それが「wvo」です。

そもそもの意味は「waste vegetable oil」の頭文字をとっています。
天ぷら油を使って車を走らせるシステムのことは、
一般的には「SVO: straight vegetable oil」と呼ばれていて、
直訳すると「そのまんま天ぷら油」ということになるのでしょうね。

ところがSVOには「使う前の天ぷら油」も含まれます。
お中元などでいただいて、押し入れにしまい込んだままに賞味期限を過ぎたような
天ぷら油ならば車に使ってもいいでしょうが、
新品の油をわざわざ燃料に回すこともないでしょう。

ですから、「waste(廃棄物)」の意味を持つ「w」を使った「wvo」には、
「私たちは本来ならば捨てられるようなものを有効に活用しているのだぞ!」
という気概を感じます。

このメーリングリストのメンバーは、それぞれ相当「濃い」人たちが集まっています。
「濃い」というのは、「オタク」という意味ではありません。
上にも書いた、「捨てられるようなものを活かしてみせようではないか!」
という気概を持って、暮らしで実践をしている人たちなのです。

だから、集まればただ車の話題だけではありません。
実に様々なテーマに話題がどんどん流れ、広がっていきます。
しかもそれが口先ではなく、本当に実践しているから凄いのです。
今回もその凄さをまざまざと見せつけられました。

と、前置きはこれまでとして。
今回のオフ会は、山梨県・河口湖で開かれました。
ホストの平田さんが準備してくださった会場は、「酵素風呂」を備えていました。
酵素風呂については掲載許可を取っていませんので割愛しますが、
とにかくすごい風呂でした。

いろいろすごい点がありましたが、
「身動きがとれない、修行のような風呂」であったことと、
出た後の爽快感がたまらなく良いことはお伝えしておきます。

さて会場に続々とメンバーが到着します。
順番に酵素風呂に入り、夕食をいただき、プロジェクターによる講習があり、
その後はいよいよ飲み会です。

最初のイベントは、宮城から登場の、
このブログでは「北の方」ほか様々なハンドルネームを持つ倉田さんです。
前回、もりのいえにも持って来ていただいた
12年物の紹興酒の龜を再び購入して持ってきてくれました。
その龜開きのシーンですが、結構盛り上がりましたね。
まるで新婚さんのケーキカットです。
2龜開き

こんなにしっかりと石膏が蓋に被さっていました。
3石膏蓋

この24リットルの紹興酒を惜しげもなく振る舞う倉田さんて、一体何者なのでしょうか?
それは誰にも分からないのです。

酒が振る舞われ、自己紹介タイムです。
濃い人たちが順番に語っていきますので、
お一人ずつからもっと詳しく聴きたい!と感じたのは私だけでしょうか?
でもそんなことをすると、きっと夜が明けます。
何故か「日本ミツバチを育てよう!」という話題でも大盛り上がり。
4自己紹介タイム

この時に、「wvo」の意味を変えてはどうか?という話題が出ました。
「waste value open」
「棄てられるモノの価値を切り開く」という解釈でどうだろうかと伊豆神さんのご提案。
私はかなり気に入りましたが、他のメンバーさんはどうだったかな?

その夜、私は大部屋にではなく、一人車の中で寝ました。
その二日前に「自分のスペースを確保すべき」という助言があったこともありますが、
実際に我が「よきかな号」の中で寝るのって、快適なのですよ。

さて朝を迎えます。
梅雨の最中でしたが、お天気に恵まれました。
朝食をおのおのいただき、談笑が続きます。
「今日は一体何をどこまでできるのやら?」と心配顔の人も若干いましたが、
ほとんどのメンバーは、まさにその時を楽しんでいる様子で、とても和やかな時が流れます。

「ま、ともかく始めようか。」という具合にワークショップが始まりました。
まずはお決まりの「車の見せ合いっこ」。
今回特に驚いたのが東京から来られた山野さんの車です。
後部座席に衣装ケースを二段重ねた「ろ過システム」が設置されていました。
上段にはティッシュケース一箱分を使用したろ過システム。
5山野式上段

下段にはポンプが設置されていました。
このポンプで吸われた天ぷら油は、
何とそのまま燃料タンクに流れ込むようにつながっているのです!
つまり、上段に廃食油を注ぐだけで運転できるという優れものです。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界に一歩近づいた感があります。
ここまでシステムを組んでしまう山野さんに脱帽です。
6山野式下段

駐車場からワークショップ会場に移ると、もう作業が始まっていました。
以前、臼井さんのところで見せてもらった「ペール缶ぬかくど」の製作です。
ぬかくどづくりナンバー消し

「えっ、ぬかくど作りって今回のメイン作業だったっけ?」
「一つ作ればいいんじゃないの?」という声もちらほら聞こえてきましたが、
作業中のメンバーの耳には入っていないらしい。
幾つものぬかくどが作られていきます。
穴の開け方もアートです。
8ぬかくど外側

「芯にはケチャップ缶がいい!」というのが定番になりつつありまして、
白州のわたなべさんが持ち込んだ缶は取り合いになっておりました。
9ぬかくど筒

そのわたなべさん、バッテーリーをつなぐ作業に集中されていました。
10バッテリーつなぐ

何に使うのかと思いきや、溶接用に使うのでありました。
スパークの力が強過ぎて今回の溶接には合いませんでしたが、
そのアイデア力にも脱帽です。
11溶接

広島のコータローさん作のロケットストーブ式キッチンを真似て、
私が自作したことがありましたが、平田さんも自作しておられました。
その火入れをさせてもらいましたが、無事着火!
何故か上では天ぷら油が熱せられています。
12ロケットストーブ式キッチン

これは何をしているのかと言うと、「天ぷら油の発火実験」なのです。
倉田さんが「どういう条件で天ぷら油が発火するのか、皆知っておくべきだ!」
と主張し、このワークショップとなりましたが、
幸か不幸か、今回は発火しませんでした。
でも、こういう視点を持つ事が大切だと思います。
倉田さん、腰が引けていませんか?
13発火試験

会場には何故かチェーンをつなげた道具が。
これが田んぼの草取りに大活躍するのですと!
14チェーン式草取り器

また、平田さん作の手回し扇風機も登場。
これは臼井さんにプレゼントされました。
シャロムで見られるようになるかな?あるいはシャンティクティか?
扇風機を回すのは、電気自動車を十数台持っているという、神戸のYさん。
扇風機ナンバー消し

伊豆からお越しの伊豆神さん。
ソーラーを頭に載せ、扇風機を回す姿は、
「ソーラー虚無僧」とお呼びしましょう。
自家発電電気自動車システムを構築しようとしている伊豆神さん。
時代はきっとあなたの前に拓かれていますね。
虚無僧横

ペール缶ぬかくどで湯が沸きました。
「masan、どこかでハーブを探してきて、ハーブティを作ってよ!」
と、いとも簡単に注文するメンバー達。

「ハーブねぇ。」と取りあえず会場の周りを歩きます。
和歌山からやってきた女性・Iさんは野草に関心があるとかで、ついてきました。
ならばいっそのこと、野草料理を作ろうかと、
いきなり「野草料理ワークショップ」を二人で始めました。
最近我が家でもよく食卓に上る「イノコズチ」を採取し、
会場の厨房で豆腐をいただいて白和えを作りました。

そんなこんなでメンバーが思うままに作業している間、
実は本来のwvoらしいワークショップを山野さんがシコシコと続けていました。
新しい熱交換器のシステムづくりです。
こんなパーツを使って、
17熱交換器パーツ

こんなものを作ってくれました。
内側にあるのが、我が「よきかな号」にも設置されている、従来の熱交換器です。
18新型熱交換器

これのどこが凄いかというと、まずフレキシブルであるということ。
自由に曲げることができるので、いろんな車種に設置可能です。
そして、ホームセンターで売っているパーツで作ることが可能なのだそうです。
こんなシステムを作ろうとする山野さんの姿勢に再び脱帽です。

このように山野さんが本流の作業をしている間、
他のほとんどのメンバーは、思い思いの作業をしておりました。
山野さんには悪いけれど、これぞまさしく「新解釈wvo」の姿なのではないのかな?

帰り際は「ギブ&ギブン」の場があちらこちらで見られました。
私は電気温水器と、種と、ドラム缶と、ケチャップ缶をいただきました。

一方、私はぬかくど用の籾殻を大量に持参していました。
そして、きっとメンバーだと活かしてくれるであろう器具を大量にお分けしました。
これはkokoperi hiroさんからいただいたものです。
ありがとうございました。

また、ろ過済みのwvo燃料も多めに持っていきましたので、
欲しい方に差し上げました。
ところで今回、80リットル分を差し上げたことになりました。
一滴ずつポトリポトリとろ過した油ですが、差し上げる時は一気に無くなります。

でも、これでいいのだと思います。
「これだけのものを差し上げたのだから、代わりに何か欲しい。」などとは思いませぬ。
「見返りを求めない。」これがこれからの時代のキーワードになるようにも思います。
そんな空気がwvoメンバーの中に流れているのが実に清々しいです。

こうして、実に濃いオフ会が終了しました。
別れを惜しみながら挨拶をし、めいめい去っていきます。
加子母から下道を通って、無料で河口湖までやってきた私ですが、
帰りは高速を使うことにしました。
今回、結局、燃料代を入れて「往復1,000円の旅」でした。

そして二泊三日の実に充実した旅が終わった訳ですが、
物語はここで終わりではなかったのです。
そして、我が家に帰ると、とんでもない事態になっており、
かみさんはパニック状態になっておりました。
(つづく)
今週は四泊も家を空けたのですが、帰宅するともう大変!
家族がわらわらと集まってきます。
かみさんは私が不在中の出来事を教えてくれるし、
U太は何かにつけて私の後を追ってきます。
KAN太も笑顔で誘います。こりゃたまらん「幸せ攻撃」です。

特に凄いのがU太のまとわりつきかたです。
こちらの勝手なんてまるで無視。
ひたすら「おとーさん!」と声かけしてきます。
今日彼は私に273回くらい「おとーさん!」と声かけしたに違いありません。

そんな攻撃を受けながらも、今日はこまごまとした作業を次々とこなしました。
以前大豆を蒔いてうまく発芽しなかった場所を蒔き直し、
水が漏れていた田んぼの土手を修繕し、
店の前に簾(すだれ)をかけ、アサガオの成長に合わせて竹を立て、
畑にもトマトやキュウリ向けに竹を立てて回り、
枝がたわんでいた梅の木を支え、
U太と一緒にウメを収穫し、
ゴンと散歩しながら神社まで行って賽銭箱から集金し、
最近の懸案だった、「包丁立て」を自作し、
薪風呂用の小割り(薪)を作りました。

そしてこれらの作業の合間をみてやっていたのが、「天ぷら油(廃食油)のろ過」です。
冬に一旦完成した我が家の「ろ過システム」ですが、
これをうまく運用するのに、その後も試行錯誤を繰り返してきました。

というのも、季節毎に油の状態が違うのと、それらに合わせて、
それぞれの段階での「ろ過基準」の感覚をつかむのに経験が必要だったのです。
そんな試行錯誤を経て、ようやく最近になってコツを掴んできました。
そのコツを公開します!

まずは、集めてきた廃食油をしばし置いて、汚れが沈殿するのを待ちます。
そしてそれを「ろ過システム」の一番上に注ぐのですが、その段階だけが手作業です。
この作業を何とか楽にする方法はないものかと考えた時期もありましたが、
結局透明の1リットルカップを使い、手で注ぐことで落ち着きました。
少しずつ油の状態を確かめながら注ぐことで、
その先の「ろ過基準」を調節できることが分かってきたのです。

そして、最初に廃食油を受ける場所に一つザルを置いていたのですが、
そのザルを二重にして、間にティッシュをはさむようにしました。
この何気ないアイデアのお陰で、格段にろ過の質が高まりました。
1ティッシュろ過

これまではこの段階では「天かすが取れればいいや。」くらいに捉えていて、
大雑把にしていたですが、
ティッシュを多め(5枚をずらしながら敷く)ことで、
天かす以外にもタール状のものを随分と取ることができるようになりました。

その分、すぐにろ過スピードが落ちます。
汚い油だと、2回使うだけでろ過が止まります。
その状態を見て、即ティッシュを取り替えるのです。
この手間を面倒臭がらずにやることが、ろ過成功の最大のコツだったのです!

ですから、例えば今日はいろんな作業をしながらも、
暇を見てはこの部屋にやってきて、ティッシュを何度も取り替えていました。
気分は「サーキット・トレーニング」です。

この「入り口ティッシュろ過」をした後は、これまでと一緒です。
タンクの上澄みを少しずつ、ペール缶を重ねた「一次ろ過システム」に移します。
そこでは、「不織布バッグ」→「目の粗いリード・キッチンペーパー2枚」
→「目の細かい100均のキッチンペーパー3枚」という順番で、
少しずつハードルを高くしてろ過をしていきます。
2一次ろ過

このキッチンペーパーの最適枚数を掴むのにも苦労しました。
ある時は最後のキッチンペーパーの枚数が多過ぎ、そこでろ過がストップしたため、
ペール缶の隙間から油が漏れ出したこともありました。

この「一次ろ過システム」を過ぎて、
今度は「コスロン二段仕込み」による「二次ろ過システム」です。
上段はコスロン4セット、下段が3セットです。
3二次コスロンろ過

セット数を増やせばろ過スピードが上がるのですが、
例えばタール分が多い油が混じった場合、
一気に全てのフィルター交換を迫られるのでコストアップにつながります。
ですから、少ないセットで「ポトリ、ポトリ」と落ちていくのを
「自然スピードの雫(しずく)」だと捉えて、慌てずに待つ事にしました。

こうして、位置エネルギーだけを利用して、
「入り口ティッシュろ過」を含めて6回のろ過を経て得られた燃料「WVO」!
昨日、合計150リットルほどにまで貯まってきました!
地道な「ポトリ、ポトリ」の集積です。
「1リットル8km」の燃費で計算しても、1,200kmの走行が可能です。
4タンク

何故そんなにたくさんの燃料が必要なのか?
一つ目の理由は、「夏の間に多めに作って貯めておくリズムを作りたい」というものです。
晩秋からはろ過のペースがぐんと落ちます。
だから今のうちに作り貯めておく必要があるのです。
まるで「アリとキリギリス」の世界ですね。

もう一つの理由ですが、
実は来週、メーリングリスト「wvo」のオフ会が河口湖で開かれるのです。
気軽に「行きま~す!」なんて手を挙げてから、
いざ道順を調べてみると、結構距離があります。
途中、八ヶ岳界隈を通っていくのですからね。
ほとんど東京まで行くのと変わらないかも。

それだけの距離を全てWVOで走ろうとすると、それなりに燃料が必要なのですよ。
ですから「その日」に合わせてコツコツとろ過してきたのですが、
これでようやく目処がつきました。
当日、他の人に差し上げるほどもあります。

思い起こせば、今から丁度一年前に我が「よきかな号」がSVO化されたのでありました。
あれから実に様々な出来事があったけれど、
今こうして、それなりにろ過システムが順調に稼働して、
十分な燃料を確保できるようになれたことに感慨無量です。
これは全て先人達の努力と「ギブ&ギブ」精神のお陰です。

これらの「ヒト」と「コト」に感謝して、
沢山の燃料を積んで今度のオフ会への旅に出ます。
旅が一層楽しみになってきました。

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我が「よきかな号」が天ぷら廃油で走られるようになって、
もうすぐ1年になろうとしています。
SVO化してからの走行距離は約18,000kmです。
軽油やバイオディーゼル燃料で走っている時もあるので、
ずっと天ぷら廃油で走っている訳ではありませんが、
それでもかなりの割合を走っています。

お陰様でこれまでの間、私の人的ミスでオイルをこぼしたりしたことはありますが、
システム上はノー・トラブルです。
これも過去に(そして現在も)様々な試行錯誤を繰り返してきた
先人たちのノウハウの賜物であります。ありがたや。

冬の間は「ろ過」がなかなか進まず、苦労した時期もありましたが、
最近は何とかペースを取り戻し、供給体制は順調です。

ところが、二週間ほど前から、
エンジン音に少し変な気配を感じるようになりました。
ほんの少しの違いなのですが、まるで「ポンポン船」のような音です。
アクセルを踏んだ時の反応も少し鈍くなったように感じます。

「そういえば、フィルター交換をしていなかったな。」
昨年11月に天ぷら廃油側のフィルター交換をしましたが、
その時にそれほど汚れていなかったので、少々気が緩んでおりました。

そして久し振りにフィルターを覗いてみると、何だこりゃ!
相当汚れています。
P6010011.jpg

フィルターの外側には「ふよふよしたもの」が漂っておりました。
P6010009.jpg

おお、怖い!
こんな状態になるまで、私はほったらかしにしていたのか!
「ろ過が命」とか言いながら、己のいい加減さに呆れるばかりです。

そこで上の画像の左側の新しいフィルター(前回のを洗ったものですが)
に換えたところ、無事状態が良くなりました。
やっぱり「ろ過」って大切だなぁ。
不精をするものじゃぁないなぁ。と反省しきり。

ところが、今度は軽油側にした時のノリの悪さに気づくようになりました。
ということは・・・
きっと、こちらのフィルターも汚れているのでしょう。
以前、地元のモータースにフィルター交換の仕方を教えてもらったことがありますが、
その後、何もしておりませんでした。

ということは・・・
いよいよメインのフィルター交換も自分でやるべき時が来たということですね。
は、はい。やってみることにしましょう。
でも少々ビビッている私であります。