FC2ブログ
ここまでとても順調にきたので、
「後は楽勝か?」なんて楽観視していたのですが、
実はここからが最大の山場なのでした。

木型は曲線でできています。
その線に合わせてレンガをカットする作業が待ち構えていたのです。
レンガに印をつけて、「ハイ、切ってください。」と渡してくる野呂さん。
1レンガアート始め

「ええ~!本当にこれを切るの?」と言いながら積極的に作業してくれたのは、
新潟からお越しの、いしのさんでした。
昨年、大病をして、無菌室で入院するうちにネットで【もりのいえ】を知り、
退院後に来てくれた、いしのさん。
2石野さん頑張る

今回も時間が取れたとのことで急遽来てくれました。
そしていきなりの重大任務!もう大助かりでした!
いしのさんを見ていると、「私はこれからは自分がやりたい事をして生きるぞ!」
というオーラを感じます。私も見習いたいものです。

野呂さんから何度も追加の指示が出て、キレイにカットされていきます。
3木枠に木型

最後には木型をひっくり返して、それにレンガを当ててチェック。
4木型を裏返してチェック

うん、なかなかいい感じ。
5いい感じ?

「では、次はこれをお願いします。」
「ええ~っ!」と言いながらも再度チャレンジするいしのさん。
6続々と指示

こうして木枠の周りのレンガアートが揃いました。
いや見事!
7レンガアート揃った

この日は17時頃に作業を終える予定でした。
そしてこの作業の頃がちょうどそんな時刻でした。
でも誰も終わろうとしない。
「もう少し出来上がった姿を見たい!」との思いが皆に共通していました。
そんな思いを乗せながら、レンガをつないでいきます。
8レンガアートをつなぐ

「さあて、うまく木型がはまるかな?」
「おお、いいかも!」
9うまくはまったかな?

右側がうまくはまったので、今度は左側です。
こちらはドームの上に粘土を練り込んでいきます。
10粘土を塗る

やがて七段目が完成!時刻は19時!
でも皆、満足気な顔つきです。
真ん中の枠に収まるのは、
この秋にはシアトルに移住するという、東京在住のひろみさん。
「将来はアラスカに移住して、愛農かまどを作りたい!」という貴女の願い、
いつか叶うといいね。
(クリックすると大きくなります。)
12初日はここまで

いやぁ、初日でここまで出来たよ!
凄い!
これで翌日には完成を見られる目処が立ちました。
その夜はすっかりとリラックスして、つい深酒になった私たちでありました。
13七段目正面

(つづく)



これからは【宿屋もりのいえ】をヨロシクお願いします!
宿泊の予約を承っています!




農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: mori★mori-no-ie.com (★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則 (携帯:090-6203-9043)
地図はこちらをご覧下さい。
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便

初日の昼食後に、簡単な自己紹介と、野呂さんのお話がありました。
愛農かまどの由来ですが、
戦後間もなくの頃は、今とは違って誰もが山で薪や柴を取りに行ったため、
「このままでは薪が無くなってしまう。」との懸念が出てきました。
そこで、より少ない薪や柴で調理が出来る装置が求められ、
試行錯誤の末に愛農かまどが誕生したのだとか。

愛農かまどの最盛期には、多くの木型が量産されたそうですが、
その当時のものが残っているのは、今回私たちが使用するものだけだそうですが、
もしかしたら何処かに眠っているかもしれませんね。

また、野呂さんが関わったかまど作りに関してでは、
これまでに10基築かれたとか。
ということは、【もりのいえ】の愛農かまどは、11番目ということになります。

お話の中で、愛農会についても説明がありました。
愛農高校という学校もあり、こういう学校が現存するのは良いことですね。
うちの子どもたちは関心を持たないかな?

ともかく、愛農かまどは静かに復刻されてきている訳ですが、
その普及の為に野呂さんは全国から呼ばれては指導・監修されています。
その献身的な、そして全く偉そぶらない気さくなお人柄が、
愛農かまどが復活する流れを導いていると言っても過言ではないでしょう。
今回もお忙しい中お越しいただき、本当に感謝しています。

さて、午後の作業に入ります。
オーブンのドーム部分はできました。
では、入り口はどうやって加工するか?
今回は前例通りに長めのフラットバーを通すことにしました。
1オーブン上部のロストル

続いて、焚き口を作っていきます。
野呂さんが持参してくださった板で木枠を組んでくださいました。
この木枠のサイズがとっても大切なのです。
こういうノウハウは実際にやってみて初めて分かりました。
2木枠登場!

一方、私は野呂さんから指示を受けていました。
「粘土は調達できましたか?」
「あっ!」
そういえば設計図には粘土が必要と書かれていました。

すっかり忘れていた私。
でも、咄嗟に思いつきました。
「私はかつて陶芸工房を開いていたので、陶芸用の粘土ならば保管しています。
それを使いましょうか?」

で、登場したのがこの赤土です。
「いやぁ、陶芸用の粘土なんてもったいないね。」とのことでしたが、
文句無くOKが出ました。良かった、良かった。助かった。
8陶芸用粘土

その粘土を少し菊練りしているうちに、
先ほど渡したフラットバーの上にレンガを積んでいかれました。
この部分は、アーチ状にレンガを組むといったアイデアも出てきそうです。
3オーブン上部にレンガ

さて、ドームの上では何やらややこしそうな作業が始まりました。
ドームの形状に合わせてレンガを切る必要があるのだとか。
4レンガアート始まる

「そんなこと、簡単にできるのか?」
怪訝な様子の皆さんを尻目に、
飛騨から初お目見えのはまちゃんが颯爽とカットしてくれました。
木工作家でもあるはまちゃん、木型にも興味津々です。
是非一緒に作ろうよ!
岐阜に一つあれば、みんなですぐに使い回しができるよ!
5はまちゃん頑張る

こうしてカットされたレンガ。まるで羊羹みたいで美味そうです。
6まるで羊羹

それをはめてみます。お、なかなかいい感じ。
7カーブいい感じ

やがて無事6段目まで完成!
私はこの時点で、「もう大丈夫!」と楽観視していました。
9六段目完了

7段目の外側もすぐに積まれて、良いペースです。
10七段目外側のみ積む

ここで「愛農かまど」最大のノウハウである木型の登場です。
これがあってこそ、愛農かまどが完成するのです。
昔から残っているものとしては、この1セットだけ!
後は広島と滋賀にそれぞれレプリカができているそうです。
岐阜にも1セット欲しいね。
11木型登場!

ノウハウその一。
焚き口の中心と、木型の右側の中心がずれています。
そうすることで火がうまく釜の周りを回るようになっているのだとか。
12ずれが大事

正面から見ると、それが分かります。
炎が釜底に当たって、右に流れていくのです。
13ずれを正面からみる

そして、木型の底と、木枠の上部のカットが合う様になっています。
よーく考えられたものです。
14木型を上げてみると

横からも見てみましょう。
木型の底のカーブが、炎を効果的に回すノウハウのようです。
15木型を横から上げてみる

私はうちの五右衛門式直火焚風呂を沸かすノウハウから、
「火には流れ“火流”があり、火流をコントロールすることがとても大切。」
と常々感じていますが、
それは「いかに火流を早く(強く)するか?」というテーマでもありました。

ところが、この愛農かまどは、
ただ火流を作るだけではないことが今回分かりました。
「流れを作り、ゆっくりと回す」ノウハウが凝縮されているのです。

ただ流れるだけだと、熱は釜に移りません。
ゆっくりと流すことで、効率よく調理ができるのです。
いやぁ、愛農かまど!侮り難し!

(つづく)



これからは【宿屋もりのいえ】をヨロシクお願いします!
宿泊の予約を承っています!




農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: mori★mori-no-ie.com (★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則 (携帯:090-6203-9043)
地図はこちらをご覧下さい。
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便

さぁお待ちかねの「愛農かまどワークショップ・完成コース」のご報告です。
今回は後世に記録を残し、ノウハウを分かち合うため、
監修者の野呂さんの了解を得て、6話に分けてみっちりと報告します。

前回のワークショップで築いたのはここまででした。
1前回はここまで

前回のハイライトはこれ。
ドラム缶カットです。ココペリさん、ありがとうございました!
そして今回も通して参加してくださり、感謝感謝です。
「ドラム缶は少し厚めの方が良い。」と、野呂さんはおっしゃっていましたが、
うちのは良好とか。
2ドラム缶切った前回

今回はこのカットされたドラム缶を加工する作業から開始です。
野呂さんが三重から早々にお越しくださったので、
午前中から作業を始めることにしました。

ふちを曲げる作業をするのは、
宮城から24時間走ってやって来てくれたブレンディさん。
下呂温泉で汗を流し、缶ビールで潤した後、再び汗をかいてくれます。
3ドラム缶カーブ

そのカットドラム缶を支える梁は、フラットバーを曲げて使います。
曲げる角度をジェームスに指示する私。
4ロストル曲げ指示

指示を受け、肘で曲げようとするジェームス。
ちょっと強引ではないかい?
5少し強引ジェームス

私はこうやって鍛冶屋さんにみたいにやるのがいいと思うんだけれど。
6鍛冶屋風

ほら、うまくいった。我ながら驚きの出来映え。
7うまく曲がった!

このフラットバーが長過ぎたので、少しカットします。
黙々と働くブレンディさん。
「前回はさぁ、いろいろ働いたのに、
偉そうに指示している写真だけが紹介されたんだもんなぁ。」
はいはい。今回はしっかりと載せますね。
8ロストルを切る

続いてバーナーで焼いて、先を曲げます。
9ロストル最後の曲げ工程

砂が運ばれてきて、いよいよセメントワークの開始です。
10砂を運ぶジェームス

Troyさん自然学校系のプログラムに長けた人です。
これから先、【もりのいえ】を舞台に何ができるか、
いろいろと打ち合わせをしています。
今回も作業をありがとうね!
11レンガを積むTroyさん

ところで、レンガって結構簡単にカット出来るって知ってました?
両面を軽く切って、「レンガタガネ」を当ててトントンと叩くと、
キレイに割れるのです。
最初は結構感動します。
12レンガを切る

さて、こちらではフラットバーを設置する準備です。
少しレンガを切って、
13ロストルをはめる作業

フラットバーをはめます。
何だかこれだけで格好いい!
14ロストルはまった!

そして、カットドラム缶を載せます。
ここがオーブンの上部となります。
つまり、ドームですね。
15ドームをかけた!

ドームの内部です。
結構いい感じではないかい?
16ドーム内部

この日の昼食は、「ピタサンド」でした。
実は今月18日、
山梨県富士吉田市で開かれる「木になる市場」に出店するのですが、
その際にピタサンドを販売する予定でして、その予行練習も兼ねています。
よろしいお味でした。
17ピタランチ

(つづく)



これからは【宿屋もりのいえ】をヨロシクお願いします!
宿泊の予約を承っています!




農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: mori★mori-no-ie.com (★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則 (携帯:090-6203-9043)
地図はこちらをご覧下さい。
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便

いやぁ、楽しい!
いやぁ、凄いぞ!
いやぁ、嬉しい!

人生っていいなぁ!

夏のギフトは是非【もりのいえのお届け便】で!
ギフトセットはこちらからどうぞ!





ついにこの日が来ました!
本日、愛農かまどの完成に向けてのワークショップです!
この日を迎えるまで、様々なドラマがありました。
その物語は後日整理するとして、
今日から三日間の流れを、来られる人ベースで確認させていただきます。
もし違っていたら教えてね?
もちろん、当日の飛び入り参加、歓迎です。

【昨日までに】
ジェームス滞在中。
みりちゃん到着。
れいこちゃん、青森から到着。

【10日】天気予報:晴れ
朝、しょーじさん到着。「キッズプログラム」の話し合い。10日のみ参加。
朝、東京のひろみさん到着。10日のみ参加。
朝? ブレンディさん、宮城から到着。(泊)
はまもと夫妻+お子さん2名、飛騨の山中から到着。10日のみ参加。
いしのさん、新潟から到着。(泊)
監修者の野呂さん到着。(泊)
ココペリさん到着。(泊)
午後からワークショップ開始。
この日のうちにできるだけ仕上げたい。

【11日】天気予報:曇のち雨
朝からワークショップ続き。
こいた夫妻到着。(ひょっとすると10日も)
雑誌『ドゥーパ!』の記者さん到着。(泊)
長野のこいでさん、到着。(泊)
西の方、大阪から到着。(泊)
ふわりさん、どこかから到着。(泊)

【12日】
雑誌『ドゥーパ!』のカメラマン到着。

ということで、梅雨のお祭りだ!





これからは【宿屋もりのいえ】をヨロシクお願いします!
宿泊の予約を承っています!




農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: mori★mori-no-ie.com (★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則 (携帯:090-6203-9043)
地図はこちらをご覧下さい。
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便