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伊勢への旅の疲れも取りきれぬまま、次の行事に突入であります。
ちなみに、この「疲れ」とは、獅子舞奉納の疲れではなく、
「飲み過ぎ・食べ過ぎ」の疲れであります。

最近はとても質素な食事に満足していました。
おかげで体重はどんどん減り、高校生時代に戻りました。
おかげで、会う人々から「痩せたんじゃない?ガンじゃないの?」
と心配される日々でありました。

それが今回の旅の後半からは無礼講です。
飲むわ、食うわ、また飲むわ、食うわ。
そして挙げ句の果てに、寝る前に豚骨ラーメンで締めであります。
こういう食事スタイル、昔はよくやったものですが、
最近は本当になかったですね。

おかげで一泊二日の旅で、何と2kgも体重が増えておりました。
あな恐ろしや!
それでもまだ以前のベスト体重よりは少ないのでありますが。

ま、暴飲暴食の話はこれまでにして、
今日は朝から「保育園の左義長」の日でありました。
加子母では、正月には地区毎に左義長をやり、
この時期に保育園の左義長をして、
それまでに焼きそびれた注連縄などを焼くのであります。

ところで、私は獅子舞保存会から大きな仕事を仰せつかっておりました。
22日に伊勢神宮で獅子舞奉納をした後、
我が地区は「大麻」を手に入れておりました。

大麻と言っても怪しいものではありません。
こういうものです。とても大切な「大麻」です。
桐の箱に入ったこの「大麻」が、
この5年間、我が二渡地区の会館を守ってきたのです。
1大麻箱

「それを今回新調したので、今までの大麻を左義長で焼いて欲しい。」
と言うのが、私の使命でありました。
「確かに仰せつかりました。」と恭(うやうや)しく受け取り、
左義長に向かおうとしましたが、ここである考えが浮かびました。
「ところで、この『大麻』には何が入っているのだ?」

上の画像を見ての通り、紙で包まれた箱でありますが、
とっても軽いです。
「まさか本当の大麻?」
「いや、本物が入っていなくて、何故『大麻』と呼ぶ?」
急に興味が湧いてきました。

そこで、「大麻」に一礼して、紙をはがしてみました。
その中からは簡易式の箱が出てきました。
そして、開けてビックリ!玉手箱!
出てきたのは、この一品だけだったのです。
2中身はこれ?

「何これ?」
本当に見当がつきませんでした。
私は大麻というものを見たことがありません。
ですから想像でものを言うしかないのですが、
どう見てもこれは、「木」です。
軽い、細い材木を4本縛り、
3元をしばり

先っぽは軽く開いています。
4先っぽは木

未だにこれが何だったのかは不明ですが、
材はともかく、いろいろと念が込められtいるのでしょうね。
恭しく元に戻し、左義長の他のものたちと一緒に置き、
心からお祈りしました。
5そっと置く

こうして左義長の準備は完了!
とか言って、準備をしたのは保護者会役員の皆さんです。
私は一応地区役員となっているそうですが、
わが地区唯一の家族ですので、諸々の作業を免除されているらしい。
今のところは。
6準備完了

保育園の左義長ですので、進め方も保育園ちっくです。
この行事、「左義長参観」ということでして、
基本的にお父さんが来ることになっておるようです。
園の中で、まずは子供達が歌い、
7左義長参観開始

次にはそれぞれの小さい椅子にお父さん達が座って、
ひざに子供達が座り、ご挨拶です。
そして外に出て、父子のコミュニケショーンを深めるお遊びをしました。

この時のU太の笑顔はとても素敵でした。
とっても嬉しそうで、幸せそうでした。
こういう顔を是非写真で残しておきたいものです。
でもいいんだ。私の心にはしっかり残ったから。

やがて左義長に火が点きます。空は見事な快晴です。
8火が点く

左義長の先っぽには子供達の書き初めや風船などが飾られ、
後で倒した時に子供達は風船に群がっておりました。
9先っぽに飾り付け

火は次第に大きくなり、煙は雲のように広がっていきます。
10雲のような煙

そしておきになったら、宴会の始まりです。
炭をめいめいのグループに分け、
各グループでいろんな食材を焼き始めます。
我が地区は、U太しか園児がいないので、
お隣の地区に混ぜさせていただきました。
11食事開始

地区の左義長では、棒に巻いたパンを焼いて好評でした。
今回は、土鍋でのパン焼きに挑戦。
大勢の方の注目を浴びましたが、
前回とは違い、火加減が見えないので苦労しました。
12土鍋で焼いてみる

最初は上のように取り出したおきの上で焼いたのですが、
火力が弱かったです。
そこで土鍋を元の左義長の場に移したのですが、
今度は底が焦げて、上は生焼けという状態に。
あまりに見栄えが悪かったので、写真も撮りませんでした。

味は良かったですけれど、
土鍋パンは次回に期待とさせていただきましょう。
ともあれ、楽しく左義長は終了しました。
でもこの行事、当然ながら誰かが準備をし、片付けをしてくれています。
その番がいずれは回ってくるのでしょうね。

ま、そういうことはそういう時に考えることにします。
私としては、U太のとってもいい笑顔に出会えて幸せでした。
下の写真もいいけれど、こんなもんじゃなかったからね。
そして、もちろんその日はずっと「お父さんベッタリ」でした。
こういう時は大切です。
13とうもろこしを食うU太


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1獅子舞

早いものですねぇ。
伊勢神宮に獅子舞を奉納する日が来てしまいましたよ。
この旅の告知をしてからというものの、
それなりに真剣に練習をしてきました。
今は、「もうジタバタしても仕方あるまい。」という心境です。

本日、新しくなった宇治橋を渡り、12時頃から獅子舞の「宮入り」を行い、
たぶん13:30ごろから内宮・参集殿にて獅子舞奉納をします。
ということで、帰宅後の報告をお楽しみください。
では、行ってきます!
2獅子舞立つ

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連日お申し込みをいただいている「島本了愛さんの講演会」ですが、
以前にも書いた通り、
このイベントは、小牧や恵那を経由しての「岐阜ツアー」の一環です。

そこで今回は、小牧のイベントについてご案内します。
こちらは、電気もガスも水道もない古民家で、
薪で炊いたごはんと味噌汁を島本さんご夫妻と一緒にいただいた後に、
講演会を行うという、とてもユニークでアットホームなイベントです。

「島本了愛さんのお話は聴きたいけれど、加子母はちょっと遠いなぁ。」
という方は、こちらもご検討ください。
ただし、会場の関係で30名程度しか入れないらしく、
あと15名程度で締め切りとなるそうです。

ですから、お考えの方はお早めに海老澤さんまでご連絡しておいた方がいいですよ。
そして、この小牧の講演会を聴いた方は、
加子母での【第二夜】を聴く資格を得ます。
(資格というのも大げさですが。)

合わせて聴かれると、きっと大きな変化があなたに起きるに違いありません。
加子母の方はできるだけ事前に連絡いただきたいですが、
当日その気になって来られても構いませんよ。
小牧と加子母、合わせてオススメします。

では、小牧のご案内です。


♪♪♪島本了愛さんの講演会「ココロを開くアイコトバ」in小牧♪♪♪

古民家で薪で炊いたごはんと味噌汁を島本さんご夫妻と一緒にいただいた後、
講演会を行います。
引きよせ。循環。感情の解放の法則について基本的なことを教えていただいた後、
質問にお答えいただきます。
ご質問などある方は予めメールでお知らせいただければ島本さんにご連絡いたします。

日程: 12/11(金)
10:00~野外料理の準備、昼食
13:00~15:00講演会
場所:「ちごりの家」
愛知県小牧市大山岩次188←市民「四季の森」北側P近く
持ち物:米。味噌。味噌汁の具(できれば切って)
講演会費:\2000
◎お子様もご一緒にどうぞ。
午後の講演会のみの参加もOKです!

申込みは ebimaki@qc.commufa.jp
090-4466-8230 海老澤麻希まで。




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【島本了愛さん講演会「ココロを開くアイコトバ」】
に次々とお申し込みが届いています! ありがとうございます!
まずは入門編【第一夜】からお越し下さい!
詳しい説明はこの日のブログをご覧下さい!

【第一夜】
テーマ:「私と世界を豊かにする2つの法則」
日時: 2009年12月15日(火) 18:30ごろ~21:00ごろ
会場: 「ふれあいのやかた 加子母」
     岐阜県中津川市加子母3890-3
     (道の駅加子母の右脇を進み、橋を渡った左側)
参加費: 2000円
お申し込み方法: 「もりのいえ」にできるだけ前もってお申し込みください。

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【第二夜】

テーマ: 
 「もっと自由に、もっと豊かにお金とつき合おう!」
日時:  2009年12月16日(水) 18:30ごろ~21:00ごろ
会場:  中津川北商工会・加子母支所 2階
      岐阜県中津川市加子母3900‐3 
      (国道257号線沿い、道の駅加子母の右隣)
     *駐車場は道の駅の第二駐車場をご利用ください。
持ち物: 筆記用具、メモやノートなど。
参加費: 3500円(15日の講演会に参加した人は2500円)
お申し込み方法: 「もりのいえ」に前もってお申し込みください。

*【第二夜】に参加される方は 【第一夜】の講演会に参加するか、
 もしくは別の場所で了愛さんのお話を聴いたり、
 著書「ココロを開くアイコトバ LOVE YES PEACE」を読んでからご参加下さい。
 当日は、本に書かれている法則のことを理解しているという前提で、本題に入ります。

講師プロフィールや、講演会開催に関するブログは、こちらをご覧ください。

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明日、お歳暮セットの発表予定!
今度もすごいぞ!
この画像は「秋のお菓子セット」ですけれど・・・

2秋のお菓子セット


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是非、こちらをご覧ください!お待ちしています!
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昨日「予告」しましたお話の本編です。
なっている西方いも

加子母生まれの里芋「西方いも」。
「にしかたいも」ではなく、「にしがたいも」と発音します。
「加子母のあるおばあちゃんの、西の方の畑で育つ里芋が美味い!」
と評判を生み、次第に生産者が広がっている芋です。
粘りが強く、保存がきくというのが特徴です。
いも2

加子母内でもまだ知名度が低く、
売られているのは岐阜県内でも加子母の周りの「東濃(とうのう)」、
つまり美濃の東側地区だけです。

ところが、数年前に岐阜県により「飛騨・美濃伝統野菜」に指定されたことで、
事態が変わってきました。
一昨年から中津川北商工会が地域の特産物として十品目を選定。
加子母では「ミネラルトマトカレー」と共に西方いもが選ばれました。
そして「西方いも」ブランドを広めるべく「西方いも委員会」が結成され、
討議を重ねてきました。

私はその委員の一人として昨年度から関わってきましたが、
今年度は何故か日程が合わず、会議にほとんど出席できませんでした。
そうこうするうちに晩夏あたりから西方いもの出荷が始まりました。

そして9月23日、加子母歌舞伎の日に会場にて、
西方いもの宣伝ブースが設けられました。
その隣で「もりのいえ」の店舗も出させていただきましたので、
私は自分の店のことだけで手一杯。
結局、西方いもに関してはろくにお手伝いしないままに時が流れていました。

そんな最中、西方いも委員会委員長のしんぺいさんから依頼が飛び込んできました。
「加子母歌舞伎での宣伝は成功したのだが、
この先どういうことをしていったらいいのか、方向性を示してくれないだろうか?」
とおっしゃるのです。

「了解しました。して、どういう形で?」
「一時間半ほどの講演をお願いします。ギャラもお支払いします。」
「エッ? 講演ですか?」
仲間内で講演というのも不思議ですが、ギャラが出るとは!
これは半端なことではいかんと、褌を締め直しました。
(本当に褌を締め直したのですよ。ことわざではなく。)

その後、頭の中ではつらつらとイメージを重ねてきました。
そして講演日までに二回、しんぺい委員長と打ち合わせを重ねてきました。
ところが、そのイメージを形にする時間を取れない!

皆さん知っての通り、
やれイベントだ!宅配の発送だ!ウーファーだ!お客さんだ!地域行事だ!
何よりも家族との会話だ!と、毎日全く退屈しない日々を送っています。
そんな中、かろうじて時間を作ってブログを更新しているような状態でして、
じっくりと講演資料を作るなんて時間、どこにあるの?

加えて今回は新しいことに挑戦しました。
大抵、「プレゼンテーションソフトといえばパワーポイント」
と言われるくらい、ウィンドウズの世界ではこのソフトが席巻していますよね。

今回、私はMacでプレゼンすることにしました。
で、「keynote」なるソフトを使うことにしたのですが、
初めて使うソフトって、勝手が分からないのですよ。
しかも、いつもながらマニュアルやヘルプに頼らずに使おうとするものだから、
一つひとつの作業が手間取ります。

WinとMacの両方を使ったことがある人は分かると思いますが、
両者は資料を作成する時の思想が違うように感じます。
例えば、線を引こうとした時、Winならば水平の線がすっと出てきます。
ところがMacでは斜めの線が出てきて、自分で角度を微調整して水平にしていくのです。
その結果、「359.6度」なんて角度の線が現われ、微妙に水平になりません。

一見、Macは使い勝手が悪いように思えますが、
自由度が高いので作り手のイメージに近いものが出来上がります。
つまり、融通がきくのです。
Macのそういうところが好きなのですが、でも今はそういう点こそがまどろっこしい!

ということで、なんだかんだ言って、あっと言う間に講演日が近づいてきました。
気分は、新聞の四コマ漫画の原稿を急かされている漫画家です。
さてどうするか?もうこれは睡眠時間を削るしかありません。

家族を寝かせ、ウーファーとの語らいを経て、夜中から作業開始です。
そして気がつけば朝。
四日間のうち二晩を徹夜で過ごして、
講演日の朝、ようやくプレゼンテーション資料が完成しました。
いやはや、いつから私はこんなギリギリ人生を送るようになったのでしょうね?
いや、もともとそういう性格だったか?


ともかく、前置きが随分と長くなりましたが、完成した全55ページのうち、
幾つかのページを抜粋して公開します。

まずは、西方いもを取り巻く現況について、課題を幾つか取り上げ、
お互いに認識している課題を確認させていただきました。

例えば、形状や粘りといった西方いもの特徴をいかに管理していくか?
あるいは、収穫の時期の山谷と、貯蔵や加工の時期の山谷をいかに組み合わせていくか?
また、いかにして認知活動を広めていくべきか? などなど。

その上で、これから私たちが目を向けていくべきポイントを整理しました。
それがこれです。
2西方いも

一般に、「生産(製造)」と「販売」という両輪がどこにもあって、
これらのバランスがうまくとれてこそ、商売が成り立ちます。
そのそれぞれの業務のどれか一つが突出してうまくできても、
全体としてはうまく回らないことがままあります。

例えば、ある年の収量が増えても、宣伝活動が不十分だと売れ残るだけですし、
景気よく宣伝して大量に注文が来ても、対応が悪かったり売る物がなかったら、
結局そっぽを向かれてしまいます。

また、支える人、宣伝してくれる人、消費者など、
関わる人々とのコミュニケーションをしっかりとつなぐ仕組みがないと、
「美味しかった」「楽しかった」という喜びが一時の思い出で終わってしまいます。

「まずは、ここに描かれた図の輪を小さくてもいいから完成させましょう。
それからこの輪を少しずつ大きくしていきましょう。」ということを伝えたかったのです。


次に、「加工する」「宣伝する」「受発注」「ファンづくり」のそれぞれについて、
具体例を示しながら個別の視点と企画をご提示しました。

例えば「宣伝する」に関して、
委員会の中では「東京ビッグサイトのコンベンションに出展しようか?」
という話題が出ていたそうです。

しかし私は「そういう手段は先のまた先ですし、費用対効果は見込めません。
まずは加子母人々に西方いもを知っていただき、人をもてなす時に使っていただき、
そして『加子母の新しい自慢』にしていただきましょう!」と提案しました。

それには、一年を通して加子母で開かれているイベントを全て棚卸しして、
それに積極的に参画していくことが肝要です。
また、それらのイベントで告知していくことで、
外から来る人々にアピールすることにもなります。

こんな話があります。
加子母では毎年、明治座で「クラシックコンサート」が開かれており、
名だたる演奏者が年に一度加子母に集ってくださっているのですが、
ある時、練習時に「小腹が空いた!」とおっしゃる演奏者のために、
地域の方が庭のネギを切ってきてご飯に載せて出したところ、
皆さんいたく感動され、「加子母のネギは美味い!」と評判になり、
毎年、「加子母のネギ飯」を楽しみにされているのだとか。

西方いもも、そんなドラマの一シーンに登場してくるようになると、
加子母内外で確実に認知度が高まってくると思います。
そして、次第に告知の範囲を広げていけば良いのです。
まだ内部の体制ができていない段階でいきなり大きな場に出ていっても、
大やけどをするだけです。

でも、将来的な展望を持ち、そのために何が必要かを関係者全員がイメージしておくことは大切です。
という意味を込めて、次のような表を示しました。
3西方いも

色の違いの意味に気づいていただけたでしょうか?
緑色は「西方いもそのものを知っていただく活動」で、
青色が「加子母を知っていただく活動」です。
つまり、告知範囲が広がるほど、
「西方いもを通して加子母の良さを伝えていきましょう。」という考えです。


そんな考えに立ち、「加子母の自慢まつり」の提案をさせていただきました。
これは、いわば「加子母のコンベンション」です。
季節ごとに移ろいゆく加子母の自慢を集って、加子母を満喫していただこうという企画です。
もちろん、秋には西方いもが登場します。
4西方いも

ここで大切なのは、「加子母の自慢は、物品だけではない」ということです。
まずは加子母歌舞伎や秋祭り、地区ごとの伝統などの行事があります。
伝統文化が暮らしの中に組み込まれています。
「かつてこの村にはこんな伝統文化が栄えていました。」
というような映像を観るのとは違うのです。文化が生きているのです。

そして加子母に通って来られる人々は「加子母の人がいい!」と口々に言います。
「会話をして人柄に触れた。」「笑顔がいい。」
「外の人間にオープンで前向きな生き方がいい。」
加子母の人に触れた人々は、また加子母に通ってくれます。
そこから賑わいが生まれます。
そんな「ソフト」こそが、加子母の大きな魅力であり、自慢なのです。

そんな「加子母の自慢」が一堂に会するような場を作れないだろうか?
そして、「いつ加子母に言っても面白いぞ!」という流れができないだろうか?
そんな想いを込めて提案させていただきました。
イメージしているのは「いつでもどこかで花が咲いている鎌倉」です。


そして、今回私が一番伝えたかったことに移ります。
それは、「もう、『ギブ&テイク』の時代ではない。
これからは『ギブ&ギブン』の時代だ!」というテーマです。

この話をいかにして伝えていくか?
難しいことは言わずに、身近な具体例を入れながら、自然に伝わる方法はないものか?
何度も思案して、こんな資料を作りました。

まずは、これまでの社会の形です。
5西方いも

「作り手」「売り手」は、ただ「作る」「売る」だけではないことは、
皆さん承知しています。
いわば「ぼったくり」のような商売は続くはずはなく、
お客さんとの相互コミュニケーションがあればこそ、成り立ちます。

実際に私もコンサルテーションをする際、ずっとそんな話をしてきました。
お客さんとコミュニケーションをとり、
何を求めているか?(顧客の要求事項)
どういう評価をしてくれているか?(顧客の評価)などを把握して
商売しましょうというお話です。

ところが、最近は状況が変わってきました。
お客さんとの「個別」の相互コミュニケーションだけでは
商売が成り立たなくなってきたのです。

「ギブ&テイク」と「ギブ&ギブン」の大きな違いは、
後者は見返りを求めないことです。
目の前の利益を追うのではなく、与えることに喜びを感じ、
気持ちや想いを乗せて差し出すのです。

その気持ちや想いが相手に伝わった時、
その方は私たちに感謝の気持ちとして購買してくれるだけでなく、
周りにその気持ちや想いを伝え広げてくれます。

そうすることで、結果的に「個別の相互コミュニケーション」ではなく、
まるでアメーバ状の「コミュニケーションの場」が出来上がり、
ひいては例えば西方いもが高く広く受け入れられることになります。
6西方いも

以前からも「クチコミの大切さ」は指摘されてきましたが、
これからは「クチコミこそが重要なポイント」になります。
これにはネット社会の発達があります。
情報が縦横無尽に行き交うようになったのです。

その結果、最たる事例として「カリスマブロガー」が登場しました。
企業がいくらお金をかけて「うちの商品は素晴らしいです!」と訴えても、
消費者はすぐにはうんと言いません。

ところが、愛読するブログで「やっぱりこれは良かったよ。」と書かれていると、
「このブロガーが良いと言うのならば、本当に良いのであろう。」と理解され、
消費行動に移してくれます。

先日の「なかよし家族さんの有機野菜」などは、まさに典型的な事例です。
「マクロビ界のカリスマ・ブロガーであるtenderさんがそれほどお勧めするものが、
悪いはずがない!」という捉えられ方です。

もちろん逆もあります。
カリスマブロガーが「あれは実は駄目よ。」と書くだけで、
消費者からは「やっぱりそうか。」と理解されます。
この「やっぱり」というのがくせ者でして、
特に食品業界に対する目が厳しくなっている昨今、この傾向は重大です。

この「ギブ&ギブン」の話がどれだけ今回の皆さんに伝わるだろうか?
正直言って半信半疑でした。
でも、これは私にとって外せない視点ですので、敢えて資料化し説明しました。

すると、驚くなかれ、皆さんが大きく頷いておられました。
中には「何を今更そんなことを言っておるのだ?」という顔も見られます。
その反応を見て、ますます嬉しくなってきた私でした。

そして最後にお伝えしたのが、「ドラマづくり」と「面的な展開」です。
まずは、「ブランド開発はドラマづくりと同じだ!」というお話。
ドラマには「舞台」と「役者」、そして「脚本(シナリオ)」が必要です。
そのどれが抜けてもドラマは成り立ちません。
7西方いも

西方いもで言うと、舞台は加子母、主役が西方いもで、
生産者・販売者・消費者などの役者さんが周りを固めます。
この役者さんたちがイキイキと立ち回れるだけの脚本があってこそ、
素晴らしいドラマが出来上がります。

「それをここにいる皆さんと一緒に作っていきましょう!」と声かけしました。
脚本は脚本家に任せるのではなく、皆で作る。
皆で共有することで、今、自分たちが演じている場面の位置と重要性が理解できます。
この話は、加子母歌舞伎などで皆さん身にしみて分かっているので、
難なく理解してもらえました。
それを「西方いも」に置き換えて考えるだけですからね。

そしてその次が大切です。
それは「西方いもだけで何とかしていこうとしても限界がある」ということです。

はっきり言って、西方いもだけで生計を立てている農家さんは誰もいません。
ですから西方いもに関してさほどエネルギーを注ぐ訳にはいかないのです。

それに、しんぺい委員長からも次のように依頼されていました。
「『西方いものブランド化』を通して私たちが経験していることは、
この先、他の作物や他の事柄を展開する時にも生かされるはずです。
むしろ、そういった経験と意識づけを、
まずは西方いもに関わる人々に持ってもらいたいのです。
いわば、きっかけづくりです。」

これは私の考えとも一致します。
その考えを踏まえて、次のような提案をしました。
まずは、「『加子母ブランド』という、地域ブランドを確立していきましょう!」
というものです。

「加子母」にある様々な魅力ある資源をつないで、
「加子母ブランド」なるものを面的に展開することで、
その一員である西方いもも一緒に普及させていきましょうという考えです。

この「加子母の魅力」には、
先ほど書いたように、「伝統文化」や「人柄」と言ったソフトも含まれます。
そして結果的に、「加子母って面白い!西方いもも美味しいよ!」
と語ってくれる人々が内外に増えれば御の字です。

二つ目は「水平展開」です。
例えばとして図に示したのは、
西方いもと同じくして「飛騨・美濃伝統野菜」に指定された食材と共に
PRしていきましょうというものです。
最近、コラボ(コラボレーション)とよく言われるようなことですね。

また、「里芋」という切り口でつながりを持つといった面的切り口もあるでしょう。
例えば、岐阜では「円空芋」と呼ばれる里芋があり、
市場では西方いもと並んで高値で取引されています。

この円空芋をライバル視して競うのではなく、
組んで、「里芋文化」を広めていく活動を起こすのです。
つまり、小さいパイを取り合うのではなく、パイを広げるのです。
8西方いも

他にも様々な切り口が見つかると思います。
それらの切り口をたくさん持ってつないでいるうちに、
西方いもをキーとした様々な展開が広がり、結果的に広く認知され、
そして商売が成り立つようになります。

これらの内容を中心に1時間半きっかり、お話させていただきました。
この間、皆さん熱心に聴いていただきました。
話の合間には、かみさんの自信作、
「西方いもと銀手亡のキッシュ」を振る舞いました。
西方いもと銀手亡のキッシュ

皆さんの反応を嬉しく思いつつ、
「やっぱり加子母の人たちってすごいね。分かっているね。」
と感じ入った夜でありました。

また、私自身にとっても、頭の中を整理して、地域の方々に想いを伝えることができ、
とても良い経験となりました。
睡眠時間を削って、苦手な徹夜を続けた甲斐がありました。

なお、ここでは公表していませんが、
今月から何をどうすべきかといった具体的な方策も示させていただきました。
これらの活動を継続することで、きっと西方いもは広まっていくことでしょう。
行く末が楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



「秋のお菓子セット」、近々終了します!
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2009.10.17 体育祭騒動記
加子母で50回も続いてきた体育祭。
1000世帯3300人の小さな山里が、何と十の地区で争うという祭りです。
その51回目となる今年の、うちの地区代表(体育委員長)に選ばれた私。

十の地区のうち、人数が少ないことから選手を選ぶことが困難で、
「もう体育祭は止めよう!」という声が以前から多い地区です。
その地区の代表となった以上、皆の声を反映した行動を取らざるを得ません。
そのいきさつは以前書きました。

それでも今年も開かれることは決まり、粛々と準備が進められてきました。
我が地区でも、「やるとなったらしゃーないな。」ということで、
六つに分かれた班の代表(体育委員)とともに選手の選出作業を進めてきました。

今回、特に活躍してくれたのは、副委員長ののぼるさんです。
今年の「副」は来年には委員長になります。そういうことになっています。
でも昨年「副」だった私は、まるで何もしませんでした。
なのに、今年の「副」ののぼるさんは何でもしてくれます。頭が下がります。

そののぼるさんを筆頭に、各班の体育委員たちも本当に親身になって協力してくれました。
その姿に私は大きな感動を得ました。
本当にありがとう!

そういった準備を経て、各種目のエントリー選手を一旦選出し、
各人に委嘱状なるものを渡したのはよいのですが、
やはり「私は無理だ!」という声は次々と出て来ます。

今回特に参ったのは、60才以上の方の種目が増えたことです。
昨年と比べて8名分も増えました。
この村はご多分に漏れずお年寄りの多い地域ですが、
だからと言って体育祭に出てくれるほど達者な人はそうはいません。
考えられる人はほとんど断られ、結局4名分の欠員が出たままになっていました。

「どうします?」とのぼるさん。
「ぎりぎりまで探してみて、駄目なら棄権しましょう。」と私。
前回も書きましたが、私は今年の体育委員長として地区の基本方針を示していました。
「決して無理強いはしません!」
その「公約」を守ることこそが、
この地区の皆さんが楽しんで体育祭に参加できる生命線だと考えたからです。

だから、最初から人数が揃わない「年代別リレー」なんぞは、
うちに滞在するウーファーに参加してもらって、
「オープン参加」ということで点数は放棄して、皆で盛り上げることにしておりました。

そしてこの13日、夜の練習日のことです。
(体育祭の練習を各地区でやっているのですよ。)
タイヤにどれだけの人間が乗れるかを競う「ドーナツ島」の練習の後、
その時点での参加者の状態がのぼるさんから報告がありました。
その報告の後、誰ともなく、次のような話題になりました。
「インフルエンザが流行って、体育祭が中止になってくれればいいのにねぇ。」

実は数週間前、加子母の小学校を中心にインフルエンザが猛威を奮っていました。
そのおかげで小学校の運動会は二度延期されていました。
保育園でも次々にかかっていたそうです。
その影響で、
「もりのいえ」でも島本了愛さんのお話会の会場を急遽変更することになりました。

聞くところでは、何故か加子母地域だけが学級閉鎖が続いたとのこと。
閉鎖的な地形がそうさせたのか?本当の理由は分かりません。
ともかく、そのような状態が一時あったので、
本音のところでは「体育祭をするのは大変だなぁ。」と感じていた人々は、
顔を合わせれば、「当日雨が降るか、インフルエンザが流行っておればいいのにね。」
と冗談で言っていたのでした。

ところが事態は急転!
本当にインフルエンザが再び猛威をふるい始めたのです。
今度は中学校だそうです。
で、急転直下!何と!18日の体育祭は本当に中止となりました。

いやぁ、驚きましたね。
冗談で言っていたことが事実になってしまいました。
この気持ち、このブログで正確に伝えることは困難です。

さて、これで体育祭が中止となったのはよしとして(よくはないんでしょうが)、
皆の関心事は、「で、慰労会はどうするの?」
実は体育祭の後の宴会(慰労会)が皆の楽しみの一つなのです。

体育祭は2時半頃に終え、地区の会館に午後4時頃から集って宴会をし、
そのまま地区のスナックになだれこむ。
というのが毎年のお決まりだったのです。

もし、雨で体育祭が中止になっても、宴会は12時から始めることになっていました。
私の体育委員長としての仕事の半分は、
その宴会の段取り決めだったと言っても過言ではないでしょう。
オードブル、サンドィッチ、寿司、子供用のお菓子セット、そしてアルコール。
事前に会館にご夫人達(ささゆり会)に集まっていただき、準備をお願いする。
これらの手配を事前に周到にしておくことが私の役目でした。

この宴会を、今回はどうするのか?
それが皆の最大の関心時でした。

当初、「もしかしてインフルエンザで体育祭が中止になるやもしれん。」との情報を得た時、
私は「そうなったら道義的に慰労会も中止だろうな。」と考えていました。

ところが、のぼるさんが周りに聞いて回ったところ、
「宴会はやってもええんやないかい?」という声が大半だったとか。
おいおい、子供がインフルエンザでうんうん言っている時に、親が飲んでて良いのか?」
と感じましたが、ま、現実にそうなった時に結論をだすことにしました。

で、今日の昼間ですが、「やはり中止になりました!」との連絡が入り、
同時に「他の地区は慰労会も中止だそうです。」との情報もあり。
そうなったら、うちだけ飲んだくれておる場合ではないわな。
そこで副ののぼるさんと協議して、我が地区も慰労会を中止することにしました。

そして連絡網に通達です。
「体育祭が中止になりました!」
そのように伝えて回りますが、
皆さん電話口で妙に笑っておられました。
「いやぁ、残念だったね。本当に残念だ!あっはっは!」とたかしさんも高笑い。

ところが「合わせて慰労会も中止します。」と伝えると、
「えっ、何で?」と怪訝な声に変わります。
そこですかさずフォロー。
「こういう事情ですから、しばらく静観しましょう。
そしておいおい区長と相談して、軽く忘年会でもしましょうか?」

「おお、そうか!ならばいいぞ!」と即態度が柔らかくなるところが、
みなさん分かりやすくて良いです。
ということで、体育祭運営という「大役」はまぬがれた私ですが、
「宴会担当」としての役が代わりについた私です。

ま、みんな何だかんだ言って、集ってわいわいやりたいんですよね。
それはそれで良きことであります。
インフルエンザにかかった子供達、回復して免疫力がつくといいね。
そしてその後の「宴」を一緒に楽しもう!